「撮りたい!」が見つかる【前撮りフォト】#結婚報告はがきでごあいさつ編
前撮り写真の使い道で多いのが「結婚報告はがき」。そこで今回は、そんなごあいさつ状にぴったりの撮影バリエーションをカテゴリー別にご紹介。ごあいさつはがきのデザインは「写真1枚でシンプルに」が主流だから、1点でもしっかりふたりをお披露目できるカットを中心に集めました。先輩たちの実例を見ながら「はがきにするなら、こんな雰囲気がいいかな」と今のうちから考えておいて。
<#Bowing pose>定番だからこそいい!お辞儀でのごあいさつ
結婚報告はがきでは定番の人気ポーズが、この夫婦揃ってのお辞儀でのごあいさつ。親戚や上司など親世代へ送る際にも、カジュアルすぎないからこそ好印象なのもうれしい。定番ポーズだけに、ペーパーアイテムなどに加工する際も使いやすいのもメリットの一つ。
写真上:chisaさん
<三つ指をついたお辞儀でキリリとした印象>
日本庭園を背景に、しっかりとした三つ指で正座をしてのお辞儀は、ごあいさつの場面にはぴったりのシチュエーション。定番のシンプルなポーズだからこそ、背景の美しさが際立つ一枚に。
写真中:渡邉裕子さん
<体を起こした正座は凛とした姿に>
姿勢を正し、ひざに手を置いて正座をすることで、しゃきっと引き締まった印象に。能舞台を使用したロケーションでさらにカチッと、風格を感じさせる写真に仕上がった。
写真下:ともさん
<シンプルな背景ではがき映えを狙って>
元々結婚報告はがきに使用するつもりで撮影したという、定番のお辞儀ポーズ。飾りなどが控えめな和室タイプのスタジオを選べば、ごあいさつ文面や文字情報を上に載せやすいシンプルなカットが完成。
<#With a message>ふたりからのメッセージはプロップスで
前撮り撮影をするならぜひ用意しておきたいのが撮影小物。スタジオでもロケーションでも、自分たちらしいエッセンスを足すことができ、同じ場所でもさまざまなバリエーションの写真が撮れるのもうれしいポイント。さらに手作りのアイテムを使えば、ふたりオリジナルのメッセージも添えられるのでおすすめ。
写真上:chisaさん
<ロケーションフォトにはガーランドでアクセントを>
ナチュラルなロケーションに映えるのが、シンプルデザインの「HAPPY WEDDING」ガーランド。ふたりで持つだけで仲良し感も演出でき、写真に動きを付けられるのが魅力。
写真中:つーちゃんさん
<「こんなに大きくなりました!」じんわり感動の一枚に>
ふたりがまだ小さかった頃の写真を持った前撮りフォト。親族など、ふたりの小さい頃を知る方へのごあいさつにもぴったりなフォトプロップス。お互いに成長し、出会いを経て結婚に至ったんだな……としみじみと感慨深い気持ちになれる、素敵な報告はがきになるはず。
写真下:千佳さん
<ふたりらしいメッセージを写真にプラス>
「夫婦はじめました」「結婚しました」などメッセージを入れたプロップスをふたりで持てば、それだけで報告はがきにぴったりの演出に。夫婦の名前や日付などをプラスすれば、オリジナリティも出せて◎。習字で手書きもいいけれど、印刷したものでもスッキリと美しい写真に仕上がるのでおすすめ。
<#Standing position>きちんと感を正面からの立ち姿で
カジュアルになりすぎず正統派の結婚報告はがきに仕上げたいなら、このシンプルで優美な立ち姿がおすすめ。あえてポーズを取らないからこそ、結婚報告というフォーマルなシーンらしい“きちんと感”を出すことができる。
写真上:Marikoさん
<美しいふたりの立ち姿と背景がうまくマッチ>
新郎は正面から、新婦は体を斜めにすることで、並んだときのバランスも立ち姿もスッキリと美しい一体感のあるカットに。前撮りらしい華やかな雰囲気とともに、新緑の背景、天井絵まできれいに映った完璧な構図に仕上がった。
写真中:水間 舞さん
<スッとまっすぐに立つことで、気高さのあるふたりに>
新郎新婦ともに真正面を向いて立つことで、ラフになりすぎず風格のある雰囲気をつくれる。シンプルだからこそ姿勢はしっかりと、頭のてっぺんからかかとに向かってまっすぐな一本の線が通っているように体を保つことがポイントに。
写真下:ともさん
<和傘をプラスして背景との美しいコントラストをつくって>
正統派の立ち姿にプラスワンアイテムをするなら、和傘がおすすめ。新郎には紫、新婦には赤をチョイスすることで、紋付袴と白無垢姿に色鮮やかさがプラスされ、報告はがきがより華やかに仕上がる。
<#Look at each other>見つめ合いからの自然な笑顔を
カメラから目線を外し、お互いに見つめ合うことで、緊張がほぐれナチュラルな表情がつくれるおすすめカット。ラブラブすぎないポーズなので、大人のカップルでも抵抗なく挑戦できるのも◎。ふたりとも横顔だからこそ、「報告はがきでカメラ目線はちょっと……」というふたりにもぴったり。
写真上:rinaさん
<横顔のはにかみ感がかわいらしい、キュン♪な一枚>
お互いに向かい合い、手を繋いで見つめ合う定番のポーズ。普段はしないようなちょっと照れてしまうショットだからこそ、ふたりのはにかんだナチュラルな表情がしっかり残せるのも魅力。横から撮る構図で、ヘッドドレスまでしっかりと映るメリットも。
写真中:chisaさん
<ごあいさつはがきにしっかりハマる構図とロケーション>
緑豊かで美しく、凛とした雰囲気の竹林はごあいさつショットにぴったりのロケーション。和傘を持ちながら見つめ合うことで、ラブラブすぎない大人っぽい雰囲気に仕上がるのも◎。あえてふたりを右側に寄せることで、左側に余白を。ごあいさつ文を入れるのにもぴったりな構図もさすが。
写真下:SEIRAさん
<撮り方の角度を工夫し、おしゃれな雰囲気をつくる>
シックな雰囲気の報告はがきにしたいなら、サンセットタイムを狙ったムーディーな撮影がおすすめ。同じ見つめ合いショットでも、花嫁が後ろ姿になる角度から撮ったり、華やかさを抑えてモノクロっぽいスタイリッシュな仕上がりにすることで、一段と大人っぽい雰囲気に。
<#Stick Tight>仲のよさが伝わる、寄り添いショット
ラブラブすぎるポーズはちょっと恥ずかしいというふたりなら、そっと寄り添うショットがおすすめ。報告はがきは親族や会社関係の方も見るからこそ、やりすぎず、でも自然と仲の良さが伝わる距離感で、仲むつまじい雰囲気をアピールしたい。
写真上:ともさん
<距離が近すぎないのが上品に見えるコツ>
存在感のあるブーケを持ち、くっつきすぎない距離感をつくったことで品のある立ち姿が叶った一枚。季節感ある庭園の美しい紅葉を生かし、ふたりの立ち位置を右端に寄せてバランスを取っているのもGOOD。
写真中:かおるんさん
<寄り添い&なびかせショットでより華やかに>
寄り添うふたりの立ち姿だけでも素敵だけれど、さらにフォトジェニックを狙うなら、トレーンをふわっとさせる“なびかせ”ショットがおすすめ。プリンスに寄り添うプリンセスのような優雅さを表現できる。
写真下:yunyanさん
<背景にもこだわって、スペシャル感を演出>
定番の寄り添いポーズも、こんなおしゃれな背景を選べば、まるでモデルになったかのようにハイセンスなショットが完成。スタジオ撮影なら、シックなものから華やかなものまで好みに合わせていろいろな背景が選べるのがメリット。
<#Back Views>後ろ姿であえて顔を出さない、大人ポーズ
ふたりの顔をしっかり出すのはちょっと恥ずかしいというカップルなら、あえて顔を出さないバックショットがおすすめ。表情が見えないからこそ、美しい風景にしっかり溶け込み絵はがきのような仕上がりに。“未来に向かって歩く”という雰囲気も出すことができるので、あいさつはがきのシチュエーションにもぴったり。
写真上:maopiさん
<抜群のロケーションにふたりが溶け込んだ一枚>
雲一つない青空と美しい湖。この最高のロケーションを生かすなら、後ろ姿ショットにすることでふたりが風景に溶け込み、雰囲気のいい一枚に。はがきのデザインにぴったりなだけでなく、新居のインテリアとして飾りやすいのもうれしい。
写真中:naominさん
<ぐっと近付いた後ろ姿で、仲良し感アップ>
後ろ姿にフォーカスした写真ではふたりの表情が見えないため、少し距離感を近くするのがおすすめ。頭と頭をコツンとするように寄り添うことで、バックショットでもしっかり仲のよさが伝わるほっこりした一枚に。(取材協力/和スタジオ5to7)
写真下:りこさん
<横顔チラ見えの角度が絶妙なバランス!>
表情は見えないものの、チラリと映る横顔でふたりの雰囲気が分かる絶妙な角度のカット。報告はがきで顔が映りすぎるのはちょっと恥ずかしいけど、少しふたりの雰囲気も伝えたい……というカップルなら、このくらいの見せ方がおすすめ。
From 編集部
結婚報告はがきの写真は、ふたりらしさ&きちんと感がカギ!
親族や会社関係などにもお送りする報告はがきだからこそ、使う写真は派手なポーズではなく、自然で落ち着いた仲良し感の伝わるポーズが◎。受け取る側も、結婚したふたりの雰囲気が分かる報告が届くとうれしいもの。ぜひとっておきの写真を前撮りで叶えて、結婚報告はがきを準備してみて。
取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 取材協力/和スタジオ5to7(URL:http://studio-5to7.com/) 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2021年5月~7月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー225人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです
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