【少人数婚こそしっかりおもてなし】ゲスト40名前後の結婚式実例5
新型コロナウイルスの影響もあり、注目度が高まっている少人数ウエディング。人数が少ないからこそ、一人一人と交流する時間が増えたり、リラックスして過ごせたりとメリットもたくさんあります。今回は、ゲストを40名前後に絞って行った5組の結婚式をご紹介。少人数ならではのホスピタリティーやおもてなしのアイデアをぜひ参考にして!
家族・親族のみの少人数ウエディング
【CASE1】身内だけのアットホームな一日
ゲスト数:32名(家族・親族)
【挙式日】2020年12月5日
【会場タイプ】ゲストハウス
初めは80名規模の結婚式を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で見直すことに。ゲスト同士の距離が保てるよう、人数を減らし、親族のみの結婚式に決定。
挙式では、おいとめいにリングボーイやフラワーボーイ&ガールをお願いし、プロフィールムービーにゲスト全員の写真を使うなど、人数が少ないからこそ一人一人の存在感が際立つ内容に。少人数ではあるものの、ケーキ入刀やデザートビュッフェなど通常の演出も行い、歓談時間はゆっくり話をしたり写真を撮ったり。間延びすることなく充実した時間を過ごした。クリスマスパーティをイメージした装飾にはゲストもワクワク。
少人数婚のココが良かった!
大人数の結婚式だと、どうしても友人や会社の人たちを中心に盛り上がってしまいがち。少人数だったからこそ、親族とゆっくり交流できるいい機会になりました。ゲストにも「みんなで一緒に楽しめて、アットホームないい結婚式だったよ」と言ってもらえてうれしかったです。
(のんさん)
【CASE2】親族の顔合わせの意味も込めて
ゲスト数:20名(家族・親族)
【挙式日】2020年9月21日
【会場タイプ】専門式場
一人一人との時間を大切にしたかったし、招待する友人や仕事仲間の線引きが難しかったこともあり、家族と親族のみに。親族も、交流が多い人だけに絞って招待した。
王道ウエディングの憧れを叶えて、挙式は、バージンロードが長く、バラやキャンドルで彩られた格式高いチャペルでキリスト教式。続く披露宴は、挙式の雰囲気から印象を変え、両家の顔合わせも兼ねたアットホームな時間に。小さい頃のふたりを知る親族ばかりだったので、生い立ちのスライドショーに「懐かしい!」と声が上がるなど和気あいあい。また、年配のゲストが多かったことから、料理はグレードを重視してゲストの満足度を高めた。
少人数婚のココが良かった!
挙式後のガーデンセレモニーと披露宴で、ふたり+家族単位の記念撮影タイムを用意。一人一人と顔を合わせて交流できたのは、少人数ならではのメリット。初めは「時間を持て余してしまうのでは」と心配でしたが、次々と運ばれる料理と会話を楽しんでいたらあっと言う間でした。
(あおいさん)
友人多めの少人数ウエディング
【CASE3】仲良しの友人と家族でリラックスした時間
ゲスト数:39名(家族・友人)
【挙式日】2020年12月13日
【会場タイプ】レストラン
2019年に会場を決めた時点では60名を想定。遠方の親族や上司、同僚も招待したかったけれど、密にならない人数で再調整し、親しい友人と家族のみで行うことに。
自宅のベランダで食事やコーヒーを楽しみ、コロナ下を過ごしていたふたり。その空間に癒やされたことや、ゲストに自宅感覚でくつろいでほしいという思いから、テーマは「VERANDA」。お色直し代わりのヘアチェンジでは、なんと新郎が長年のロングヘアをバッサリ切って登場し、会場を沸かせる一幕も。また、コーヒー好きの友人が多く、エスコートアイテム兼ギフトに名前入りのコーヒータンブラーを用意して大好評だった。
少人数婚のココが良かった!
祝辞や余興で会話が中断してしまうこともなく、ゆっくり交流できてゲストにも喜ばれました。仲の良い友人と家族だけだったので、自分たちも自然体で過ごせたし、引出物やペーパーアイテムなどに「好き」をたくさん詰め込んで、カジュアルにできたことも良かった!
(makoさん)
【CASE4】親しい人だけだから、ガーデンでハロウィーンパーティ風に
ゲスト数:30名(家族・友人・仕事仲間)
【挙式日】2020年10月31日
【会場タイプ】専門式場
もともと大人数での結婚式に興味がなく、また新型コロナウイルスの影響で密を回避するためこの人数に。仕事関係のゲストは、仲のいい同僚のみに絞って招待。
結婚式当日はハロウィーン。前菜ビュッフェのピンチョスやギフトなどにさりげなくハロウィーン要素を盛り込んで、アットホームなパーティで大盛り上がり。ガーデンで行ったデザートビュッフェでは、ふたりがゲスト全員に皿を手渡し、スイーツを囲みながら時間いっぱい交流も。また、花が好きなことや、新婦・母・祖母の名前が植物にちなんでいることから、新婦にとってガーデン挙式は小さい頃からの夢。花に囲まれた結婚式の憧れを叶え、フラワーシャワーの祝福を浴びた。
少人数婚のココが良かった!
ガーデンでのデザートビュッフェやハロウィーンモチーフのピンチョスがゲストに大人気。家族や親しい友人、仲のいい仕事仲間など、よく顔を合わせている人たちだからこそ、私たちの結婚を心から喜んでくれて、とても温かい時間が過ごせました。
(双葉さん)
親族も友人も招いて二部制ウエディング
【CASE5】顔触れに合わせた2つのパーティ
ゲスト数:1部18名(家族・親族)
2部36名(友人)
【挙式日】2020年10月17日
【会場タイプ】専門式場
高齢の親族にも安心して出席してほしいし、友人とも楽しい時間を過ごしたいと考え、ソーシャルディスタンスが保てる少人数での二部制ウエディングを選択。
親族を招いた1部は、チャペルでの人前式と披露宴を行い、友人と過ごした2部は、会費制のカジュアルな披露宴を実施。二部制にしたことで、親族、友人それぞれと会話も写真撮影もたっぷり楽しめ内容の濃い時間に。歓談だけでなく、1部ではゲスト参加のゲーム、2部ではケーキ入刀などのセレモニーを用意したほか、「来てくれてありがとう」の思いを込めて両方の披露宴でふたりがダンスを披露。友人には挙式の映像を流して愛の誓いを見届けてもらった。
少人数婚のココが良かった!
ゲストに合わせてプログラムを考えたことで、みんなと深く交流でき、ゆっくり食事も楽しめて、とてもいい時間になりました。1部では、当日出席できなかった親族と電話をしたり、2部では友人が急きょスピーチをしてくれたりと、柔軟に対応できたことも良かったです。
(mameさん)
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From 編集部
少人数だからできる演出&アイテムもたくさん
今回紹介した卒花さんの声で多かったのが、「ゲストをもてなす時間がたっぷり取れて良かった」という感想。「少人数の結婚式はちょっと寂しいかも」と、不安に思っているプレ花嫁さんも安心して!本当に親しい人だけだからこそ、堅苦しくない結婚式が実現できて、ゲストも手厚くもてなせますよ。
構成・文/関東博子 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2021年6月時点のものです
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