結婚指輪は“刻印”にこだわるが正解！ときめきを忘れないキュン♪実例

愛する人と永遠に……。素敵な言い伝えを秘めた愛犬の名前を刻んで

結婚指輪の刻印は誰ともかぶらずに、ふたりらしいものをと考えたときに、ふたりで暮らし始めてから家族の一員となった愛犬のライラが思い浮かんだといいます。ライラは花のライラックから取った名前。ライラックの花びらは通常４枚ですが、５枚花びらのものもあり、Happy Lilacと呼びます。「これを見つけたら誰にも言わずに飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあるそうで、素敵だと思って“Happy Lilac”と刻印しました」

刻印の裏story教えて！

Happy Lilacの言い伝えでは“誰にも言わずに”というのがポイントなので、誰にも見られない場所に入れる刻印はぴったりでした。ライラックには友情や思い出という花言葉もあり、親友でもある私たち夫婦にぴったりだし、毎日の思い出が指輪に刻まれていくような気がしています。（meiさん）

刻んだ「67」はプロポーズの場所。あのときの気持ちを忘れないために

大学時代のアルバイトで知り合い、約10年後に結婚したふたり。プロポーズの舞台は、彼がひいきにしていて、いつか彼女を連れて行きたいと思っていた旅館でした。結婚指輪の刻印に入れた「67」という数字は、プロポーズの際に宿泊した部屋の番号。「結婚記念日の日付にするか迷ったのですが、プロポーズのときの気持ちをずっと忘れないでいようと思い、部屋番号にしました」

刻印の裏story教えて！

部屋番号を刻印で入れたことで、いまもプロポーズの思い出と密接につながっていることを感じます。彼とふたりで、もう一度あの旅館に泊まりたいねと話しています。（Sさん）

愛情を込めてたくさんの人たちを大切に。こだわりの指輪に刻んだ言葉

フルオーダーメイドで作ったこだわりの結婚指輪。リングの表面のモチーフは数字の８と消防士である彼が仕事で使うカラビナ（固定具）をイメージしたもの。そして、彼女の指輪には８粒のダイヤを入れたそう。末広がりで縁起が良く、記念日に８が多いことから選んだふたり。指輪の内側には“CHERISH”の文字を刻印。「愛情を込めて大事にするという意味で、お互いはもちろん、親族や友人、これから出会うふたりの子どもなど、たくさんの人たちを大切にしようとの思いを込めています」

刻印の裏story教えて！

婚姻届を出してからもしばらく別居生活が続いたり、新型コロナウイルスのために結婚式が２度延期になったりと、いろいろと大変なことがありましたが、指輪の刻印を見ると「ひとりじゃないんだ」と力をもらうことができました。（YUKIさん）

ふたりで歩みを始める。新しい記念日を大切な指輪に刻んで

職場の同僚だったというふたり。婚姻届はあえてなんでもない日に提出したといいます。「新しい記念日が欲しかったので。でも、私の誕生日や交際開始日の“13日”にはこだわりました」。結婚指輪にはこの結婚記念日を刻印したそう。「結婚記念日の刻印はありがちですが、はやりものは苦手で、定番や変わらないものが好きな私たちらしい刻印だなと思っています」

刻印の裏story教えて！

子どもが生まれ、ふたりでゆっくり過ごす時間は持ちにくくなりましたが、料理をするときに指輪を外して刻印が見えると、結婚当時のことを思い出して幸せな気持ちになります。（ｏｔｋさん）

ずっと仲の良い夫婦でいられるように……ハートマークに願いを込めて

「指輪を見るたびにときめくことができるように」とキラキラ感のある結婚指輪を選んだMさん。刻印はふたりの愛称の間にハートマークを入れました。「ずっと仲良しな夫婦でいられるようにとの願いを込めて。名前を入れるか愛称を入れるか迷ったのですが、ふたりしか見えない場所なので愛着が湧くように愛称にしました」。ショップのサービスで、5年ごとにマークか文字を追加で刻印できるそうで、「ハートマークを増やしていきたいです」とMさん。

刻印の裏story教えて！

時々彼が「結婚指輪の刻印、何にしたか覚えている？」と聞いてきます。そんなときは結婚式のときのことをふたりで思い出し、ほっこりした気持ちになります。（Mさん）

指輪を重ねると浮かび上がる、こだわりの桜モチーフでふたりらしさを

高校時代から憧れていた杢目（もくめ）金の結婚指輪を選んだみのりさん。刻印も和のイメージで統一しようと、日本語（漢字＆かな）でふたりの名前を入れました。「日本語の刻印は珍しいので、他の人とかぶらないと思って。２つの指輪を合わせると一つのモチーフが浮かび上がる合わせ刻印で桜のモチーフを刻んだのもお気に入りです」。周りの人からも「いいね」と言われる刻印は、ふたりの自慢です。

刻印の裏story教えて！

私が時々指輪を外すと、彼が刻印を見て「やっぱりいいね」と言ってくれるのがとても嬉しいです。指輪のデザインモチーフが赤い糸なので、指輪を見ると彼と赤い糸で結ばれているんだと感じて、幸せな気持ちになります。（みのりさん）

“＆”の文字に、これから共に過ごしていこうという思いを凝縮

fさんは結婚指輪を購入するときショップで「刻印のイニシャルはtoでつなぐのが一般的です」と紹介されたといいます。「そのとき、すかさず彼が『＆でお願いします』と言って。人の気持ちを大切にする彼らしいなと思いました」。併せてそれぞれ好きな色のカラーダイヤも入れてもらったそう。「指輪を外して好きなイエローのダイヤが目に入るとテンションが上がりますね」

刻印の裏story教えて！

“＆”を選んだのは、「俺が贈ったではなく、ふたりで共に過ごしていこうという想いを込めたかった」と彼から言われて、とても優しい気持ちになりました。刻印を見るとそのときのことを思い出します。（fさん）

彼が提案してくれた“∞”で、ふたりの名前をつないで

記念日とふたりの名前を刻印したというくーさん。名前と名前の間は無限を意味する∞でつなぎました。「普段は何でも私に決めさせてくれる彼からの提案だったので、嬉しかったですね」。街中などでふと∞が目に入ると、刻印を提案してくれたときの彼を思い出し、「夫婦になれてよかった」と幸せな気持ちになるとか。

刻印の裏story教えて！

婚約指輪の刻印は私の提案でふたりの名前をハートマークでつなぎました。だから、結婚指輪は違うマークを入れたいなと思っていたところで、タイミングよく夫から提案してもらったのは嬉しい驚きでした。（くーさん）

取材・文／粂 美奈子　イラスト／イチハラマコ　構成／間宮 愛
※記事内のコメントは2021年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー55人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年6月時点のものです

※結婚指輪の刻印はショップや指輪により、入れられる文字数や文字の種類、マークなどが異なります。今回ご紹介した事例の刻印がどのショップでも実現可能とは限りません。刻印を考える際は、事前にショップにご確認ください。

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