[47の県民性プロポーズ]第40話“福井カップル”はふたりだけの特別感も加えた王道で!?
甘いの、意外なの、あいまいなの……カップルの数だけ巻き起こるプロポーズ。ところで人の性格や行動って、47都道府県の「県民性」によっても違うって知ってた?県民性について研究するディグラム・ラボ「県民性研究会」が、全国約3万人に行った調査結果をお伺い。そのデータを基に、「こんなプロポーズ、ありそう~!」を一緒に導き出してみました。第40話は「油揚げはおかずです」な福井県のプロポーズストーリーをお届け!
第40話~福井県編~
登場人物(県民性からの想像)
地に足の着いたリーダー気質。明るく積極性がありながらも、決してガツガツしない努力家。対話力が高く、どんな人とも打ち解けるので男女問わずとにかくモテる。そのスマートなポジティブマインドは、恋愛面でも発揮。自分がリードしつつも、常に彼女の気持ちを大切に行動する。
【福井県男性の特徴】
リーダーになることが多い1位
自分は好かれる方である1位
好きな人には尽くしたい1位
ご近所付き合いが得意だ1位
整理整頓が得意だ1位
音楽は洋楽が好き1位
仕事が忙しくても無理はしない2位
自分の性格は優しい2位
とにかく仕事が好き。自分にノルマを課してパワフルに決断&行動。でもあまり器用ではないので、勢いよく壁にぶち当たってしょんぼり落ち込んでしまうことも。甘い恋愛は後回し気味だったけれど、気持ちに少し余裕ができた今は、年下の彼に弱い部分を見せることができるようになった。
【福井県女性の特徴】
仕事は結果が重要だ1位
異性の年下を好きになる1位
恋愛は自分主導がいい2位
自分は怒りっぽい性格だ3位
整理整頓が不得意だ4位
結婚生活は自分主導がいい5位
(プライベートより)仕事を重視する5位
異性に対する関心が強い方だ47位
福井県民って、こんなところ“あるある~”!
・ファッションは高級ブランドが好き(男性1位/女性4位)
・お酒をよく飲む方だ5位
・恋に落ちやすい方だ39位
・他人の地位や学歴が気になる45位
・自分は文系思考だ47位
いざ、プロポーズへ……!
共働き率全国トップ!4人に3人が「仕事の成果が重要だ」と回答するハードワーカーな福井県民。男性は合理的に判断し、気配りも忘れないいわゆる“デキる奴”。女性はこだわり屋さんで、自分に厳しい面もプラスされている印象。
そんな上昇志向主義のふたりが、今はまっているのがジム通い。目標値を設定するとがぜん燃えるのは共通だけれど、どうも頑張りすぎて無理しちゃう傾向のある彼女に、自然にブレーキをかけてあげられるのは彼の天性のサポート力。
プロポーズは、もちろん婚約指輪と共に。愛の証しという価値に加え、彼女の好きなブランドをきちんと選ぶところも福井男性。「いつも私のことを見てくれている」、その安心感が何かと自分を律しがちな福井女性の心を解放するのだ。
福井県民は前へ前への努力家同士だけれど、生活面では得意と不得意があべこべ。例えば「整理整頓」は男性が得意、女性が不得意。「友達」は男性が多い、女性が少ない。でも双方とも結婚生活は「自分主導がいい」。恋人時代より丁寧な“譲り合い”が夫婦円満のカギとなりそうです。
*この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
次はあなたの都道府県のプロポーズかも!?
乞うご期待!
From 編集部
福井県のプロポーズは、スタンダードな中に価値あり
特別華やかではないけれど、場所やセリフにふたりならではのこだわりあり。価値あるものをきちんと選び取りたい福井県民の傾向が、プロポーズにも発揮されるよう。特に婚約指輪は、贈る側も贈られる側も納得するものを選ぶのがおすすめです。
木原誠太郎さん ディグラム・ラボ「県民性研究会」所長
企業でマーケティングコンサルティングに携わったのち、ディグラム・ラボ株式会社を設立。心理学×統計学で人間の本音を分析、カウンセリングする「ディグラム」の研究を進めている。京都芸術大学客員教授。『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)ほか著書多数。
取材・文/伊藤佳代子 イラスト/ふるり 方言監修/きゃしー 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータや県民性についての情報は、木原誠太郎・ディグラム・ラボ県民性研究会著『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)、および木原誠太郎著『47都道府県格差』(幻冬舎)の調査によるものです
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
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