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[卒花が証言] 会場見学で「やってはいけない」5つのタブー

結婚式への第一歩といえば「会場見学」。幸せと、夢と希望いっぱいの気持ちで参加すべきですが、卒花が教えてくれた「やってはいけない」タブーにもご注意を!その内容は、見学先のピックアップ・予約のタイミングで知っておきたいことばかり。ぜひ早めにチェックして。

会場見学で「やってはいけない」ことって?

最大のタブーは「話し合いをしない」こと!

会場見学でやっちゃいけないタブーランキング 1位 見学前の、ふたりの話し合い不足 2位 希望の日取りを考えていない 3位 1日に何軒も見学する 4位 現場での重要情報の確認不足・聞き逃し 5位 大まか

卒花に、会場見学の際に「やってはいけないこと」を聞いたところ、タブーとして挙がってきたのがこちらのランキング。1位の「ふたりの話し合い不足」をはじめ、見学前の準備・検討項目が半分以上を占めており、当日のことはごくわずか。つまり会場見学は「当日行けば、良し!」という単純なものではないということ。何に気を付けるべきか、これ以降で紹介します。

<第1位>見学前の、ふたりの話し合い不足

タブーの理由→見学しても、意思決定に繋がりにくい!

ふたりの話し合い不足はダメ!

タブーがもたらすNG事例

●見積りの精度が落ちる
●見るべき点が曖昧になる
●ふたりの雰囲気が険悪になる

「どんな式にしたいのか、何を求めているのか」。これらがふたりの間で話し合われていないと見学すべきポイントが分からず、その会場が自分たちに合っているのかどうかの判断は困難。見積りを出してもらったとしても、求めるものが反映されていない内容で算出される金額になるので、後の大幅な増額を招く可能性が高くなります。見学先が自分たちが望む式が叶う場所なのかどうかを見極めるには、事前の話し合いは必須といえます。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁コメント

なんとなくでもいいので、どんなイメージにしたいのか共有しておいた方がいいです。でないと、せっかく見学しても意思決定につなげられません。(ムーミンさん)

花嫁コメント

プランナーさんが質問してくれたことに対してふたりの話がかみ合ってないと話が進みません!見学の時間を有効活用するためにも、準備は必要かと思います。(冨田玲美さん)

<STOP!タブー>人数、予算、希望の雰囲気の確認を

どんな結婚式にしたいのか、ある程度の共有を。そのために考えておきたいのは、人数、予算、希望の雰囲気です。これらは見積りにも影響する内容で、大切な判断材料になります。ふたりの意見が一致しているに越したことはありませんが、そうでないなら“一致していないこと”を認識しておくことが大事。見学で得た情報をふたりの話し合いの材料にしましょう。

<第2位>希望の日取りを考えていない

タブーの理由→日取りにより空き状況や金額が変わるから

日取りを考えないのはダメ

タブーがもたらすNG事例

●空き状況が分からない
●見積額がはっきりしない
●予約を入れられない

日取りは空き状況確認・予約につながるほか、季節など時期ごとに用意された特典利用の有無にも影響するため、かかる費用にも大きな変化が。また会場によっては、希望の日取りが分かって初めて空き状況確認が行われるというケースも。よって候補日を考えておく方が、準備はグッと進みますし現実味を帯びてきます。ふたりにとっても目標が定まることで、準備により前向きになれるはず。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

自分たちで決めても親たちに反対されることがあるので、事前に聞いておく方がよいです。また仕事の忙しい時期にするのはお互いどちらかに負担がかかってしまうので、そのあたりも考慮を。(さんさんさん)

花嫁アドバイス

希望の日にちが埋まっていたのでその場で両親に電話で予定を確認し、別日で見積りを出してもらうことに……。候補日はあらかじめ第3希望くらいまで決めておくべきでした。(piiさん)

花嫁アドバイス

日取りによってはかなり金額が変わってきます。だいたいでよいので〇月希望等、季節を決めておいた方がよいです。私の会場はサマーキャンペーンがありました。(軒野圭奈美さん)

<STOP!タブー>できれば複数の日取り候補を

記念日など特定の日時を重視したい場合を除いて、希望日はいくつか候補を出しておく方がスムーズです。結婚式の実施日は、会場検討開始から6カ月~1年後の期間とするケースが多いのでそれを目安にしつつ、ふたりの仕事のスケジュールも考慮を。繁忙期に重ならない時期で考えましょう。加えて、親の希望日程まで確認しておけば理想的です。

<第3位>1日に何軒も見学する

タブーの理由→集中力と判断力が落ちるから!

はしごはダメ

タブーがもたらすNG事例

●疲れる
●記憶が曖昧になる
●会場の比較検討が難しくなる

人数や予算に関するタブーよりも上位に挙げられたのが、「1日に何軒も見学する」=会場見学のハシゴです。1日に何軒か回る方が効率的で良さそうに思われますが、会場見学においてはタブー。一度の見学にはそれなりに集中力を使うため、終了後にはぐったり疲れてしまいがち。また試食も入るのであればなおさらです。「行けばOK!」というその場限りのものではなく、実施の検討、他会場との比較が目的なので、その余力が残るようなペース配分を意識して。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

なかなかふたりの予定が合わないので会場のハシゴも考えましたが、見学は1日1軒と決めて感想のメモをゆっくりまとめた上で他の会場と比較できるようにしました。(piiさん)

花嫁アドバイス

2軒目は、1軒目の見学で疲れてしまって話が入ってきません。また両方でしっかりした試食があると食べきれず、料理のチェックも不完全になってしまいます。(くーさん)

花嫁アドバイス

一日で最大3軒の会場に行きましたが、疲れ果てました……(笑)。彼が転勤中だったので予定を詰め込んでしまいました。(明音さん)

<STOP!タブー>多くても2軒にとどめるべし!

一つの会場をじっくり見るなら、1日1軒の訪問が理想的。多くても2軒にとどめる方が賢明です。その場合は、1軒目と2軒目の時間はなるべく空けて、休憩と情報整理の時間を確保すること。そのためには、事前に見学先会場を研究しチェックポイントをまとめておくとスムーズです。

<4位>現場での重要情報の確認不足・聞き逃し

タブーの理由→式の内容と費用に大きな影響あり!

重要情報の聞き逃しに注意!

タブーがもたらすNG事例

●式の費用に影響する
●持ち込めるもの、持ち込み料の有無に関わる
●他会場との比較検討が困難

せっかくの現場確認の機会は最大限に生かしたいもの。会場の雰囲気や楽しさを味わう一方で、大切な情報もしっかり収穫を。そのためには、気になる点や自分たちのこだわりを事前にまとめておく方が確実です。どうしても取り入れたいこと、思い入れのあるアイテムや内容はありませんか。さらにキャンセルの規定、持ち込み不可のアイテム、特典の利用条件の確認も忘れずに。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

会場の雰囲気を気に入って何も考えず契約してしまった後に、提携先のドレスショップや料理の値段など、細かな問題点に悩まされました。事前に最低限聞くことをリストアップしておくといいと思いました。(ななさん)

花嫁アドバイス

持ち込みについては、見学の際から持ち込みたい理由や思い入れを伝えておくとよいかも。料金が発生しない場合もありますよ。(あやこさん)

<STOP!タブー>持ち込み条件、特典は特に注意を

お得な特典であっても、プラン内容の変更などにより適用されなくなる場合があります。また持ち込み可能なもの・可能だけれど別途持ち込み料がかかるものもあり、それらによって当初考えていた予算より金額がオーバーする可能性や、また持ち込みたいものを諦めざるを得ない事態にもなりかねません。自分の希望が叶うかどうかに関わる情報なので、契約前に必ず確認を。

<5位>大まかでも、人数が決まっていない

タブーの理由→予約の検討ができないから!

ゲスト数が分からないのはタブー

タブーがもたらすNG事例

●予算が分からない
●検討・予約すべき披露宴会場が分からない
●会場スタッフも、的確な披露宴会場の案内ができない
●他会場との見積りの比較検討が困難

式費用の大半を占めるのは、ゲストに関わる費用です。よってこれが決まっている方が見積りは明確になり、会場側も説明や提案がしやすくなります。また当然のことながら、披露宴会場選びに人数は必須情報。雰囲気が気に入ったとしても、人数が分からないなら検討ができないし、選ぶ披露宴会場によって費用(会場使用料のこと。会場により名称は異なる)も変わります。他会場と比較するにも同条件を提示した方がよいので、ある程度の人数をイメージして臨みましょう。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

だいたいの人数が分からないと、見積金額に後々大きく変更がかかります。初回の見積りから大きくずれることのないよう、おおよその人数を数えておきましょう。(軒野圭奈美さん)

花嫁アドバイス

ゲスト数がだいたい決まっていないと、案内される披露宴会場が見当違いなものになります。せっかくの見学の機会がもったいないので、人数は必要情報だと思います。(ゆうさん)

<STOP!タブー>誤差±10名の範囲内で人数出しを

会場見学はまだまだ準備の初期段階で、正確なゲスト数の割り出しは困難です。まずは30~40名、40~50名、50~60名といった概算で人数を考えて。±10名の誤差で収まるなら、会場選びは可能です。ただ、その分の費用増減の可能性は忘れずに!

「参加後も大事!」との声多し。タブーの6~10位を発表

見学後も抜かりなくね

6位:見学後に意見交換をしない →互いの考えが分からないまま進む

見学先についてのふたりの感想・考えを共有してこそ、見学が終了すると考えて。互いの意見が分からないままだと、どういう視点で会場を選ぶべきか分かりません。ふたりで一緒に準備を進める、式をつくり上げていくという意識を固めることにもなるので、意見交換の時間はしっかり確保しましょう。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

彼がノートにいろいろまとめて共有してくれたので非常にやりやすかったです。(つんさん)

7位:大まかでも予算が決まっていない →予算オーバーの可能性大!

意外とランキング順位が低かった、「予算決め」。とはいえ、考えておく方がよいことには変わりはありません。予算によって会場でできることや提案内容が変わってくるので、ここがリアルな金額であるほど、会場見学の精度は上がります。また会場によっては親援助の有無を問われる場合も。これも予算に関わってくるので、確定させないまでも意識しておくとよいでしょう。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

予算は会場を比べるときの目安になります。そのためにはある程度は予算をイメージした上での見学でないと、意味がないと思います。(Y.Yさん)

花嫁アドバイス

どんなに素敵な会場であっても予算オーバーでは意味がありません!どれくらいのお金をかけるのか、事前にしっかり決めておくべきだと思う。(なーさん)

8位:見学記録をまとめない、残さない →他会場との比較検討ができない!

覚えているつもりでも、思い返してみると記憶は意外と抜け落ちているもの。見学時および見学後は、記録の時間をきちんと確保しましょう。撮った写真についても、何が良くて撮ったのかをファイル名に入れるなどの工夫を。また、6位で挙げた「見学後の意見交換」は最適な作業!自分の頭の中の思いをまとめて口に出すことで、記憶はよりしっかりと定着します。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

見学に行ったら記憶が曖昧になる前にノートに良い点、悪い点、見積金額、質問したことをまとめた。後で見返した時の比較検討にとても役立ちました。(piiさん)

9位:見学前に、確認点や質問をまとめていない →聞き逃しの多発!

ランキング4位に挙がった“重要情報の聞き逃し”を防止するためにも、確認点や質問事項を事前にまとめておくことは有効。会場見学ではたくさんの情報が入ってくるため、受け身でいるだけでは質問のタイミングを逃してしまいがちです。気になることを箇条書きにした質問リストを用意してから見学に臨みましょう。このリストは他会場での見学にも使えるので、一度作ってしまえばラクチン。比較検討にも役立ちます。

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

雰囲気を把握したりするのももちろん大事ですが、持ち込み料がかかるのか、ゲストの動線なども踏まえて確認できるといいのかなと思います!後で気になって二度手間になってしまうこともあると思うのでできるだけ質問事項はまとめておくといいと思います。(みさまるさん)

花嫁アドバイス

持ち込みが可能なのか等、初めに気になることはすべて聞いておかないと後からプラスされていきます。私は司会者持ち込みを決めていたので、『司会者が持ち込めるところで決めたい』と伝えたところ、通常かかるはずの持ち込み料もサービスしていただけました。(軒野圭奈美さん)

10位:予習不足(特典、費用、特徴etc.) →お得情報を逃す危険が!

ランキング9位に挙がった「見学前の、確認点や質問のまとめ」に繋がる内容でもありますが、見学先会場の長所や特典内容は事前に調べておくと理想的。予習した内容を現場で確かめることができるし、それによって会場選定に対する納得感も増すはず。予習をしておけば、現場の素敵な雰囲気に思いっきり浸っても安心できますよ。だからこその事前の備えを!

卒花からのリアルアドバイス

花嫁アドバイス

特典は、初回見学でのみ対応してくれるものが多いので、調べておいた方が自分たちが得できますよ!事前の下調べをオススメします。(冨田玲美さん)

<最後に>気になる結婚式会場がまだ見つかっていないなら

「結婚式準備って何をするの?」「希望の結婚式会場が見つからない」そんなあなたは、準備全体の流れや人気の傾向からイメージを膨らませてみて。

From 編集部

実り多い会場見学は、ふたりが望む式実現への近道に

「取りあえず雰囲気を味わいたい」「どんなものか知りたい」というスタンスもありですが、会場を選ぶつもりで訪れるならある程度の準備をしておくことをオススメします。ここで挙がった見学のタブーはどれもシンプルで、式全体を考える上でも基本と言えるもの。準備を進めることにも繋がるので、見学前はもちろんその後もふたりで時間を取ってタブー防止に取り組んでくださいね。

構成・文/弘中栄美 イラスト/佐々木千絵 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2021年3月時点のものです。
※記事内のコメントおよびデータは2021年1月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー65人が回答したアンケートによるものです。

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