【席次決め】卒花も迷ったあるあるお悩みランキング!ゲストの本音は?
結婚式準備の中でも、席次決めは頭を悩ませる大仕事。「両家で卓数が違っても大丈夫?」「同じコミュニティーの人の席が離れたらどうしよう……」などいろいろと考えてしまいますよね。そこで先輩花嫁へ大調査!“席次決めにまつわるお悩み”をランキング形式でご紹介。気になる“ゲストの本音”もリサーチしました!リアルな本音とプランナーや花嫁の実践アドバイスにも注目です。
【お悩み1位】新郎側と新婦側のゲスト、同じ卓でもOK?
「気になる派」「気にならない派」がぴったり半々に分かれる結果に。気になる派のゲストからは「よく知らない人たちが多かったら、気まずい……」(DTさん・36歳男性)といった声が聞かれました。
一方で、気にならない派のゲストからは「新郎新婦の普段の様子など、いろいろ聞けそうで楽しい」(プリンスさん・55歳男性)といった声が多く、知らない人と話すのは「楽しい」人もいれば「気まずい」人もいるようです。
先輩花嫁はどうした?
少人数のコミュニティーもあったので、どうしても両家ミックス卓ができてしまいました。事前にどんな関係性の人かなど、同席の人のことを伝えておきました。(k.k.さん)
共通の友人も多かったので、別のグループ同士も同じテーブルにして新郎側・新婦側の概念がないようにしました。(立脇香織さん)
流しのテーブルだったのでどうしても両家が交ざってしまうところがありましたが、社交的なゲストを配置したことで盛り上がり、逆に良かったです。(なおみさん)
両家ミックス席もOK!
事前に同席者を紹介しておこう
両家ゲストを同じテーブルにされるおふたりも多いです。事前に、どの時代のご友人かお知らせしておくと会話のきっかけになります。共通のご友人の場合、新郎側と新婦側の垣根がなくなり会場全体が盛り上がるきっかけに。(プランナー・畑中雅妃さん)
【お悩み2位】1卓当たりの人数が少なくても大丈夫?
7割のゲストが「気にならない」と回答しています。「広い方が料理も食べやすくていい」(さささん・41歳女性)といったように「むしろゆったりしていい」と歓迎する人や「ふたりにも考えがあるだろうから」と配席した新郎新婦に理解を示す人も。
気になる派のゲストからは知り合い同士であればOKという声がありました。
「知り合いと同じ卓であれば良いです。でも、知人がいない結婚式で卓の人数が少なく会話が弾まないと、居心地はよくないですね……」(デコポンさん・40歳男性)
先輩花嫁はどうした?
グループごとにしたら1卓4人席もできてしまったので、事前に「ゆったりした席だよ」と伝えておきました。(じゃすみんさん)
知り合い同士でテーブル分けしたので、人数が少ない卓の人たちには「仲良しメンバーで楽しんでね」と声掛けをしました。(Lunachanさん)
少人数のテーブルの人たちには事前に伝えておきましたが「特に気にしないよ」と言ってくれました。(otkさん)
少人数卓でもノープロブレム
優先すべきは居心地の良さ
席次で大切なのは、ゲストに楽しく過ごしていただける配席にすること。少なくても問題ありません。心配であれば、事前に1卓の人数が少ないことを伝えておくと安心ですね。(プランナー・川端桃子さん)
【お悩み同率3位】テーブルごとの人数がバラバラってOK?
7割以上が「気にならない」とジャッジ。「人数を均等にするより、関係性によって配席されるのだろうからバラバラで当然」(あーさん・35歳女性)といった声が多く、「自分のテーブルと高砂席しか見てないから気付かない」「そこまで気を使わなくていい」という人もいて、人数を均一にすることに注力しなくて良さそうです。
一方で、気になる派のゲストからは「まばらなテーブルと大人数のテーブルがあると、どうしてだろう?って思って少し気になります」(アッちゃんさん・53歳男性)といった声がありました。
先輩花嫁はどうした?
テーブルごとに人数にばらつきがあると気になる方もいるだろうから、テーブルサイズを変えて違和感がないように調整しました。(高田優希さん)
新郎職場関係や新婦友人について、会話が弾むように配席したらテーブルごとの人数がバラバラに。おしゃべりしにくく楽しくないまま終わってしまうよりいいと思って、あえてバラバラの人数で!(橋本美沙さん)
欠席が相次いで1卓当たりの人数調整が難しかったので、1卓当たり5~8人になるように調整。人数が少ないテーブルは前を開けて高砂席が見やすくなるようにしました。(まふぱんさん)
技ありテーブルコーデで
大人数卓も少人数卓も同じ印象に
テーブルごとに人数はバラバラでも大丈夫です。どんなに少人数であっても、ガランと寂しい空きができないよう、また高砂席のおふたりのお顔がよく見えるようテーブルセッティングで見栄え良くできます。(プランナー・畑中雅妃さん)
【お悩み同率3位】同じグループの人たちを違う卓にしてOK?
66.4%のゲストが「気になる」と回答。「一緒に盛り上がりたい」「みんなで祝う、これが一番!」という意見もあり、仲間と過ごす時間を楽しみにしているようです。グループが同じテーブルに収まりきらないなら、解決策を考えたいですね。
ゲストからも「やっぱり離れ離れは寂しい。理由があるなら事前に聞いておきたいです」(Mさん・28歳女性)という声がありました。
一方で、「1卓の人数制限やグループごとの人数差があるので、ある程度は仕方ないと思います」(やサッシーさん・58歳男性)と理解を示す気にならない派のゲストも。
先輩花嫁はどうした?
大人数のグループがあり、どう分けるか悩んだ末、「会話の盛り上がりやすさ」「子ども連れかどうか」などを基準にしてテーブルを分けました。(mueさん)
高校の友人グループは5人だけど、円卓は4人掛け……。そこで、流しのテーブルを2列にして解決。(まなみさん)
テーブルは違っても、背中合わせで近くなるように席次を組みました。(堀内結佳さん)
卓サイズ変更、長テーブル、
隣り合わせなどでなるべく近くなる配慮を
同じグループの方々を違うテーブルに配席する場合は、やはり隣り合わせにするのが良いです。テーブルのサイズを変えたり、長テーブルにすることで、一緒に配席することもできます。(プランナー・川端桃子さん)
【お悩み5位】新郎側と新婦側の卓数って違ってもいい?
約8割が、両家の卓数がアンバランスでも「気にならない」と回答しています。
ゲストからは「親族などの人数に違いが生じるのはよくあることで、無理に合わせる必要はないと思います」(Kinutaさん・61歳男性)、「大きく偏りすぎなければ、多少卓数が違っていても気にならないです」(いくたろすさん・26歳女性)といった回答が多く、数を揃えることにパワーを使わなくてもよいのかもしれません。
先輩花嫁はどうした?
新婦側が職場関係者を招かなかったので、長テーブルを3列用意。1列目は新郎会社関係と新婦友人、2列目は新郎友人、3列目は両家親族にすると気にならなくなりました。(なーさん)
新郎の職場関係者が多く、どうしても卓数に差は生じてしまうけれど、それはそれで良し!としました。(齋藤美織さん)
両家で卓数が異なるのは自然なこと
数バランスにとらわれないで
両家で卓数が違うことはよくあり、仕事関係の方やご友人の人数は個人によってまちまちなのでほとんどの方は気にされていません。無理に卓数を合わせて「本当は呼びたいのに呼べなかった」となるのは残念なことです。(プランナー・畑中雅妃さん)
【番外編】子ども連れや車いすゲストの席はどこがいい?
配席にプラスアルファの心遣いがゲストには嬉しい
子ども連れや車いすを利用するゲストの席を、どこにしたら良いのか迷うカップルも多いようです。
妊娠中や子ども連れのゲストからは「妊娠していたため化粧室近くの席にしてくれて、ブランケットまでありました」(ちょこさん・26歳女性)、「幼い子どもと参列したとき、ベビーベッドが用意されていた上に、テーブル周りの空間も少し広く取ってくれていました」(アッちゃんさん・53歳男性)といった配慮が嬉しかったという声がありました。
また、車いすの場合は、人によって居心地の良いシチュエーションはさまざまなので、プランナーに相談してから、直接本人に「席はどこが過ごしやすい?」と聞くのも手。例えば「テーブルの高さは車いすのアームが下に入る方がいいな」など、プラスアルファの情報も得られるかもしれません。
先輩花嫁はどうした?
子ども同士の席をできるだけ近くにして、話しやすいようにしました。(かおるんさん)
妊婦の友人ゲストが、高砂席や演出を見たりするたびに体をひねらなくてもいい席をプランナーさんに相談しました。(明音さん)
スムーズな動きで快適に
子ども連れや車いすの人は移動しやすい席で
お子さま連れの方、車いすの方は、会場の扉近くや壁(窓)側の席にすると、出入りもスムーズで、リラックスして過ごしていただけると思います。お子さま席の近くにキッズスペース、妊娠されている方の席にクッションやブランケットを用意すると喜ばれます。(プランナー・川端桃子さん)
アドバイスを頂いたのは……
京王プラザホテル
プランナー・川端桃子さん
約75組をプランニング。配席の方法や肩書など、カップルに一つ一つ丁寧に説明し、きめ細かやにフォロー。
山手迎賓館 横浜
プランナー・畑中雅妃さん
100組以上をプランニング。サービス経験があり当日のゲストの様子を熟知しているので、席次決めの際にアドバイスも。
From 編集部
ポイントを押さえて、ゲストファーストの快適席次を組もう
ゲストの本音ジャッジを目安に、「気にならない」が多い項目についてはあまりナーバスにならずに、ふたりが思うように配席してみて。どうしても気掛かりな場合や、「気になる」が多い項目については、プランナーや先輩花嫁のアイデアを大いに活用を。一番大切なのは、ゲストに心地よく過ごしてもらうことです。
取材・文/千谷文子 イラスト/田中麻里子 D/ロンディーネ 構成/間宮 愛(編集部)
取材協力/京王プラザホテル、山手迎賓館 横浜
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです
※記事内のコメントは、2020年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー75人と、2年以内に結婚式に参列したことがある20代から60代のゲスト110人が回答したマクロミル調査によるものです
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