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卒花の自作【オープニング&プロフィール動画】作り方&構成、見せて!

「個性を出したい」「少しでも節約したい」という思いから、結婚パーティを盛り上げつつ、ふたりらしさを伝えられるウエディングムービーを自作するカップルが増えています。ここでは、動画編集はほぼ初心者という3組の実例を基に、オリジナルのウエディングムービー作りが成功するヒントを探ります。

動画を作る前に!

事前に会場に確認しておくべき3つのこと

●その1/スクリーンの比率
アスペクト比とも呼ばれている画面の縦横比率は、会場のスクリーンの大きさに合わせる必要があります。誤った比率で作ってしまうとせっかく作った動画の端が切れてしまったり、余白ができすぎてしまったり……なんてこともあるので要注意!

●その2/動画のファイル形式
当日、動画が再生できない!なんてことがないようにファイル形式は必ず確認しておきましょう。一般的にDVDに焼いて納品することが多いようですが、より画質がきれいなブルーレイで納品できる会場もあります。

●その3/楽曲の使用可否
結婚式のBGM同様、映像に使用する音楽や映像を無断で使用すると著作権法違反になることも。使用したい音楽はプランナーさんにあらかじめ相談しておくと安心です。またプレーヤーの起動にかかる時間を考慮し、動画の最初と最後に音楽と映像を何も流さない黒画面などの空白をつくるとよいでしょう。

オープニング動画

@oz_i_conderさんご夫妻の場合

写真

ふたりが好きな映画を裏テーマに制作したというオープニング動画。「結婚式らしくないダークな題材だったのでゲストは気付かなかったと思いますが、大満足の仕上がりです(笑)」と@oz_i_conderさん。モノクロ映像や楽曲、フォントなど、細部までこだわり抜いたシネマチックな世界観に注目です。

主に動画を繋ぎ合わせた動きのある映像がポイント。前半はふたりの思い出の場所や結婚式の会場など、さまざまなシチュエーションで撮り下ろした動画を使用。後半は披露宴に関するゲストへのアナウンスを入れた実用性とワクワク感を兼ね備えた仕上がりに。

テキスト

自作してみて、どうだった?

彼との力作です!
尾崎さん顔

目指したい世界観が決まっていたのでふたりで自作しようと決めていました。素材はすべて自分たちで撮影したもの。作業が進むにつれてデータが重くなり、パソコンの動きがかなり遅くなってしまって……。少しの修整でも時間がかかってつらかったので、空き容量を十分に確保してから作業するのがおすすめです。(@oz_i_conderさん)

オープニング動画の制作DATA

●使用したソフト:Filmora9
●制作期間:約1カ月
平日と休日の空いている時間で少しずつ制作
●動画を流したタイミング:披露宴の入場前

プロフィール動画

@takeai_gramさんご夫妻の場合

写真

「新郎新婦一問一答」のタイトルとともに始まる、ドキュメンタリー番組のような構成が新鮮!質問のテキストが流れ、新郎新婦それぞれが回答する様子をiPhoneで撮り下ろしたそう。カギとなる言葉は、文字の色を変えて目立たせてメリハリをプラス。画像2枚目・下では「相手に直してほしいところは?」という質問に悩む、新郎の様子を注釈で入れてゲストの笑いを誘う動画に。

9年間交際して結婚式を迎えたという@takeai_gramさんご夫妻。そのため、使用する写真の選定にもひときわ苦労したそう。「0.1秒を調整して時間内にまとめました。生い立ち部分の映像には、ゲストが一緒に写っている写真を多く使うように意識したことで、より楽しんでもらえたと思います」(@takeai_gramさん)

写真

自作してみて、どうだった?

思いついたアイデアで気軽に作り直せます
遠藤さん顔

一通り完成した後、何度も試行錯誤をしながら完成させたプロフィール動画。結婚式の準備を進めていくうちに、自分たちの思いや感性も変わるので、思いついたらすぐに修整できる点は自作ならではのメリットかなと思いました!私たちの一問一答やゲストも一緒に写っている学生時代の写真が流れるシーンでは、会場が盛り上がっていて嬉しかったです。(@takeai_gramさん)

プロフィール動画の制作DATA

●使用したソフト:PowerPoint、iMovie
レンタルスタジオでセルフ撮影した撮り下ろし動画と思い出写真を繋ぎ合わせて編集
●制作期間:約7日
●動画を流したタイミング:お色直しで中座しているとき

赤迫由貴さんご夫妻の場合

写真

ふたりの生い立ちから、これまで出会った方々への感謝の気持ちを伝えるというテーマで制作。ハンドメイドマーケットアプリで購入した動画テンプレートをベースに、パソコンで自作したそう。幼少期や学生時代の紙焼きの写真はプリンターでスキャンしてデータ化。

テキストを読みやすくするために背景色や文字量を調整。また、音楽に合わせてスライドを切り替えたり、大人数の写真のときはアニメーションで新郎新婦に目がいくようにするなどの工夫も。

写真

自作してみて、どうだった?

有料テンプレートをアレンジしました
赤迫さん顔

テンプレートを活用すれば、簡単に自分らしくアレンジもできるのでおすすめです。最後にDVDに焼く作業が難しかったので、こちらもハンドメイドマーケットアプリで見つけたプロの方にお任せ。高画質な映像を記録できるAVCHD規格で納得のいく仕上がりになりました。会場でオーダーするより約8万円もお得に作れたし、自分たちらしい動画に仕上がったのでチャレンジしてみてよかったです。(赤迫由貴さん)

プロフィール動画の制作DATA

●使用したソフト:PowerPoint、iMovie
紙焼きの写真は家庭用プリンターのスキャン機能を使ってデータ化
●制作期間:約5時間
●動画を流したタイミング:お色直しで中座しているとき

From 編集部

自分に合った自作の方法で、無理なくトライ!

一から手作りする人もいれば、有料テンプレートを活用してアレンジする人も。何かと忙しい結婚式の準備を経験した卒花さんに共通して言えることは”無理をしない”ということ。今はSNSなどを通じて個人クリエーターにも直接依頼しやすくなっています。さまざまなサービスを賢く利用したいものです。

構成・文/岸田雅子 D/ロンディーネ
※会場によって手作り映像の持ち込み、および使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです

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