会場選びの最終ジャッジ!「ここは譲らなくて正解だった」ランキング
いいなと思う会場が複数あって、1つに決められない。そんな悩めるプレ花嫁さんのため、先輩花嫁の皆さんに「会場選びで譲らなくて正解だったこと」を聞いてみました!みんなが挙げた「決め手」や「重視したこと」を参考にして、後悔のない会場選びをしてくださいね。
1位:アクセスがいい
ゲストのためにアクセスは譲れない!という花嫁多数
先輩花嫁Voice
【アクセスのよさもおもてなし】
電車で来るゲストが多かったので、「最寄り駅から徒歩5分内」を会場選びの条件に。アクセスのよさもおもてなしの一つだと思います。(SAORIさん)
【シャトルバスの便を優先】
リゾート婚だった私たち。最寄り駅からシャトルバスを運行している会場はほかにもあったのですが、時間帯がイマイチ。早く着いて長時間待たせるのは申し訳ないので、挙式開始時間にぴったりな便があることも会場選びの条件に。(北野奈歩さん)
【無料のタクシーサービスが決め手に】
遠方から来る親族が多かったので、最寄り駅から徒歩7分でも、駅~会場間の往復タクシーが無料で利用できる会場に。お陰で「不便なことはなかった」と喜んでもらえました。(k.k.さん)
【打ち合わせに行きやすいことを重視】
居住地は転勤先の仙台、結婚式を行うのは東京。何度も打ち合わせに行かなくてはいけないことを考え、アクセスが良くて宿泊できるホテルをセレクト。(Y.Yさん)
ゲストの利便性を重視する人は多く、「アクセス」がランキングの1位に。少しでも負担をかけないように、駅近くにしたり、送迎バスのある会場にしたり。とりわけ、遠方からのゲストが多い人はアクセスの優先度が高く、主要駅周辺など、来やすい場所、分かりやすい場所を選ぶ傾向があります。雨が心配で、駅直結の会場を選んだ人も。
2位:料理のクオリティーが高い
予算を少しオーバーしても料理にこだわる花嫁も
先輩花嫁Voice
【おもてなしとして最重視】
ゲストへのおもてなしを一番重視していたので、料理がおいしいことは絶対条件でした。料理からデザートまで大満足で、私たちもゲストとおしゃべりしながらほぼ完食!(立脇香織さん)
【料理へのこだわりが強い会場に】
料理の一部しか試食できない会場が多い中、フルコースで試食できた会場の料理に感動。シェフのこだわりや自信も感じて、会場を選びました。食にうるさい親も料理を絶賛してくれて、うれしかったです。(まなみさん)
【予算オーバーでも料理は譲れなかった】
他の会場と比べて少し高かったのですが、会場決定時は料理を優先。ゲストが口をそろえて「おいしかった」と満足してくれたので、結果オーライです。(SAORIさん)
料理はゲストが最も楽しみにしているポイントの一つ。おいしい料理でゲストをもてなすため、しっかり試食して「この料理の質ならゲストに喜んでもらえそう」と確信した会場を選ぶ人も多いよう。「メイン料理をゲストに選んでもらえる会場を選んだ」など、料理の内容にもこだわったり「オープンキッチンで出来たての料理が食べられる」など設備もチェックしたりして会場を選んだ人も。
3位:挙式会場の雰囲気がいい
理想の会場で挙式を行った思い出は、一生の宝物
先輩花嫁Voice
【雨でも参進の儀ができる会場に】
白無垢を着て、参拝客にも祝福されながら参進するのが夢でした。選んだところは雨でも屋根付きの素敵な回廊で参進できた神社。神前式だと親族だけの会場も多いのですが、そこは友人も参列できてよかったです。(まなみさん)
【ここで挙式したことが幸せと思える】
一歩足を踏み入れた瞬間、そこでしか味わえない神聖な気持ちになり、自然と涙が出てくる……。私が選んだのは自然に囲まれた歴史ある教会で、流れている空気が都会のチャペルと違う!そんな素晴らしい場所で挙式できたことが幸せです。(北野奈歩さん)
【挙式映像を見るたびにほれぼれ】
天井が高くて神聖な雰囲気のチャペルにしました。何度ムービーを見ても「素敵なチャペル!」と思え、ここにしてよかったと実感。(須藤りなさん)
挙式会場は結婚の誓いをする重要な場所だけあって、披露宴会場よりも重視した人が多数。譲らなかったポイントは重厚感、透明感など全体の雰囲気に加え、天井の高さ、バージンロードの色や長さ、ステンドグラス、チャペルからの眺めなど人それぞれ。パイプオルガンの演奏、会場独自のセレモニーなど演出がポイントとなった人も。神前式の場合、式場の神殿よりも雰囲気がある神社を選ぶ人が多いようです。
同率3位:従業員やプランナーの接客態度がいい
信頼できるプランナーさんと式準備を進めることが当日の満足度にもつながる
先輩花嫁Voice
【どれだけ協力的かがポイントに】
私たちのやりたいことを楽しそうに聞いて、「やりましょう!」と背中を押してくれた会場に決めました。どんなわがままにも、いやな顔をせず、どうしたら叶うか一緒に考えてくれた上、当日は笑顔で協力して下さりよい思い出に。(立脇香織さん)
【気になったのはスタッフとの相性】
どの会場もきちんと接客していると思いますが、フレンドリーな会場もあれば、厳格な会場も。どんな結婚式にするかで、ふさわしい接客の仕方も違ってくると感じ、自分たちのカラーに合う会場を選びました。(Pららさん)
【プランナー以外のスタッフにも着目】
式当日、ゲストの接客をしてくれる方は重要だと思い、いろいろなスタッフの雰囲気をチェック。全員が本当に親切で、ここなら大丈夫と思える会場にしました。(じゃすみんさん)
スタッフの対応でゲストの満足度も変わるので、安心して任せられる会場にしたという声も多数。譲らなくてよかったと感じた理由は「どのスタッフも笑顔で迎えてくれ、不快に思うことがなかった」「おもてなしの気持ちが全員から感じられた」など。
プランナーに対しての決め手には「どんな相談にも応じてくれた」「こちらから言わなくてもくみ取ってくれた」などもあり、結果、ストレスなく式準備ができたという人も。
5位:披露宴会場の雰囲気がいい
ゲストと一緒に過ごす披露宴会場の雰囲気は重要なポイント
先輩花嫁Voice
【思い描いたパーティができる会場に】
カジュアルでアットホームな結婚式にしたくて、緑豊かでラスティックなゲストハウスに。自然と温かな雰囲気になる会場だったので、ゲストもリラックス。写真映えする会場でもあったので、たくさん写真を撮ってもらえました。(k.k.さん)
【大正ロマン感漂う洋館にひと目ぼれ】
木の温もりを感じる壁に赤いじゅうたん、アンティーク調の調度品にピアノ……。「明治・大正の洋館」をコンセプトにしたお部屋は豪華で、和にも洋にも寄り過ぎない大正ロマン感が素敵でした。白無垢もドレスも着たかった私は迷わずこの会場に。(まなみさん)
【大人婚にぴったりな気品を求めて】
元々外資系銀行の迎賓館だった会場は建物もお庭も素敵で、内装やインテリアは重厚で気品があり、大人婚の私たちにピッタリ。リビングやテラスもあって1フロアを貸し切りできたため、海外セレブの邸宅に招いて行うパーティのような雰囲気が味わえました。(池本綾さん)
披露宴会場はゲストをおもてなしする場であり、過ごす時間も2時間~2時間半と長いだけに重要。選ぶにあたっては、ゲストの顔触れや結婚式のコンセプト、自分たちの好みに合うかどうかが影響するため、決め手となったことは、「ほかの会場にない華やかさ」「お庭やテラスがあって、外に出られる」「窓の外に広がる景色」「人数に合った広さ」など多岐にわたります。
6位:価格が手頃
リーズナブルな会場にすることで自由度が広がり、満足度もアップ
先輩花嫁Voice
【身の丈に合うかどうか検討】
どんなにいい会場、サービスであっても、費用が高くて支払えなくなったらいけないので、生活費や貯蓄をある程度残して予算を立て、その範囲でできる現実的な会場かどうかよく考えました。(なーさん)
【コスパの高さに大満足】
私たちが選んだ会場はコスパが高くて、さまざまなアイテムをグレードアップしても相場より低く、我慢しないで好きなものを選べたのがよかったです。(おふとんさん)
【リーズナブルでも大満足な会場がベスト】
見積りが高い会場は一つ一つの価格が高く、提携しているドレスショップも高額なケースが多いと感じました。どんどん見積りが上がっていくのも怖かったので、リーズナブルな金額でも、十分なサービスを提供してくれる会場に。(Pららさん)
同じ人数で同じような内容の結婚式をしても、会場や日取りで式費用が変わるため、貯蓄が少ない人や堅実な人には「予算内でできるかどうか」を決め手にした人も多い。費用を抑えるため、キャンペーンを行っている会場にした」「ホテルより手頃だけど、料理は一流のレストランにした」など会場選びで工夫をした人も。価格にもこだわって会場を選ぶと、「この内容の結婚式がこの金額でできた」と満足度が高くなるよう。
7位:以前から憧れの会場だった
憧れの会場で夢を叶えた花嫁には後悔なし!
先輩花嫁Voice
【親と同じ会場で挙式】
両親の挙式ビデオを見て「私もここで!」と希望。式当日、親は「懐かしい~!」とうれしそう。親子2代同じ会場ということで、親のデザートプレートに教会の絵と「おかえり」の文字を描いてもらえるなど、会場側の温かさも感じられ、ここにしてよかったとしみじみ。(北野奈歩さん)
【憧れに勝るものはないと再確認】
テーマパーク内のホテルで結婚式ができ、大好きなキャラクターがお祝いしてくれると知った高校時代からの憧れの会場です。鐘の音が鳴り、新郎新婦がテラスに出てくるのを見て、「私もあそこに立ちたい」と思い、実現させました。(おさなさん)
憧れを抱いた時期は「彼と出会う前から」「結婚を意識し始めたころから」とさまざま。憧れた会場やきっかけも人ぞれぞれですが、憧れていた会場を決め手にした人たちの多くが言うことは「ここで結婚式ができて幸せだった」。「自分が気に入っていた1番の会場にすると、後悔がない」と言い切る先輩花嫁さんも。
8位:希望する日取りに行える
記念日やお日柄から会場を絞る花嫁も
先輩花嫁Voice
【3連休初日の大安を狙った】
彼の家がお日柄を気にしたので、縁起のいい日であること。遠方から来るゲストが多いので、3連休であること。転勤の辞令が出る時期からずれていること。この3つの条件をクリアする奇跡の日が空いていた会場にしました。(むーさん)
【交際記念日に挙式したかった】
いくつも記念日があるより、同じ日にいろんな記念日が重なった方が、大切な一日になると思い、お付き合いを始めた日から1年後の同じ日に挙式できる会場にしました。当日はふたりだけの記念日をみんなに盛大に祝ってもらったような気持ちに。(牧部 歩美さん)
婚姻届を出した1年後など、1年のうちでも「この日」と限定していた人、時期を絞った上、曜日やお日柄にもこだわるなど日取りに関する条件がはっきりしていた人には、日取りを決め手に会場を選んだ人が多い。特に急きょ結婚式をすることを決め、式までの期間が短い人は、空いている日を最優先にして会場選びをする傾向があります。
9位:希望の場所、地域にある
思い出の場所や好きな街での式にこだわった花嫁は満足度◎
先輩花嫁Voice
【会場のあるエリアの街の雰囲気も重視】
神戸でも異人館街で有名な北野エリアにあるレトロな迎賓館で行いました。会場付近の街並みも素敵なので、お開き後も結婚式の雰囲気のままの気分で帰ることができ、こだわってよかったと思いました。(じゃすみんさん)
【花嫁の地元・横浜のよさを知ってほしくて】
彼の元職場も私の地元も横浜。大好きな横浜でも、チャペルや宴会場から海や空が見え、ゲストに「横浜っていいところだな」と感じてもらえる山下公園前に。埼玉や千葉からのゲストも多く悩みましたが、当日は開放的な景色に囲まれて気持ちよく、自分の思いを通してよかった!と痛感。(明音さん)
生まれ育った街、思い出深い場所……。ふたりにゆかりのある場所や好きな場所を決め手にした人には、アクセスの良さも合わせて検討した人もいる一方、「多少ゲストに不便な思いをさせてしまうけれど、それでも……」と悩んだ末、希望を通した人も。ハワイをはじめとする海外・国内のリゾート地や趣がある街など、環境を含めたロケーションの良さを重視した人が多いのも特徴的。
10位:持ち込みの自由度が高い
ひと目ぼれしたドレスやDIYアイテムを持ち込んで、理想の式を実現
先輩花嫁Voice
【着たいドレスが持ち込める会場を希望】
海外の著名ブランドのマーメイドドレスに憧れ、会場を探すよりも先にドレスを決定。持ち込み料が高くてもいいから、このドレスが着られることを優先して会場を決めました。(Megさん)
【持ち込み料が低い会場にしてコストダウン】
持ち込みの自由度が高いのはもちろん、持ち込み料が低い会場を選びました。おかげで衣裳からブーケ、ムービー、ギフト、ペーパーアイテムまで持ち込み。フリマアプリで安価なものを探したり、DIYしたものも多く、頑張った分だけ費用を抑えられました。(Pららさん)
衣裳や引出物など他のショップで選んだものや自分たちで作ったものを「どれだけ持ち込みできるか」や「持ち込み料がいくらかかるか」は、会場によって異なります。持ち込めるものが多いと選択肢が広がるので、自分の好きなものでまとめた理想の式に近づけることが可能。持ち込み料が低いと費用の節約になるという恩恵も受けられることから、意外と重要なポイントです。
From 編集部
悩んだら、「理想の結婚式を叶えるための条件」を決め手に
先輩花嫁さんたちが会場選びの決め手にしたことには、上記の他「特典やサービス」「会場のブランド力や知名度」、「希望の演出ができること」「衣裳の充実度」「授乳室、駐車場などの設備」なども。
会場を決めるにあたって優先すべきことは、人によって異なります。会場選びで悩んだら、「自分たちにとっての理想の結婚式」を改めて見直し、それを叶えるための決め手を探りましょう。
取材・文/渡邊博美 イラスト/高篠裕子 構成/伊藤りつ子(編集部)
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです
※記事内のコメントは2020年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー87人が回答したアンケートによるものです
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