「お似合いだね!」って言われちゃう♪ふたりらしさ全開“和装前撮り”
大人気の和装前撮り。正統派の風情溢れる写真も素敵だけれど、もっとはっちゃけて、いつもの“ふたりらしさ”が溢れ出るような前撮りもプラスアルファで挑戦してみては?SNS映えも抜群で、「お似合いだね!」ってみんなに褒められること間違いなし。先輩カップルの楽しい実例&エピソードをぜひ参考にして。
ふざけてじゃれあう“いつもの感じ”を前撮りでも
ふたりとも大らかで、いつもふざけて、くだらないことで笑って、ケンカもたくさんするけど何でも話せるきょうだいみたいな関係。じゃれあって彼が彼女のほっぺをむにゅしたり、彼のほっぺにキスマークを付けた写真もしっかりリクエスト。普段のラブラブぶりをしっかり写真に残してもらった。
花嫁VOICE
彼が普段通り、手加減なしの「ほっぺむにゅ」をするので、私が変顔になり過ぎ、笑い過ぎて何度も撮り直しに。彼のほっぺのキスマークも私が直接ちゅっ。色も形も可愛くて理想通りの写真が撮れました。他の人とかぶりたくなくて、ひもと金箔(きんぱく)でアレンジしたおちゃめな玉ねぎヘアにしたのもこだわりです。(p.m1213_wdさん)
写真を残すPOINT
●普段家でもふたりでよくするポーズを取り入れると緊張がほぐれ、自然体の写真が撮れる。
●和装らしさにとらわれ過ぎず、遊び心のあるヘアスタイルにこだわっても楽しい。
ちゃきちゃきの彼女×大らかな彼が写真の中に
関西人らしくちゃきちゃき真面目な彼女と、優しくのんびりしている彼は、お互いを補えるいい関係。前撮りはふたりの地元の中間地点、岡山で。インスタで見つけた憧れのフォトグラファーに来てもらい、倉敷、後楽園という観光名所を舞台に、約8時間ぶっ続けで撮影。定番ポーズ以外に、ふと瞬間にふたりのキャラや関係性が垣間見える写真がたくさん撮れた。
花嫁VOICE
お水はフォトグラファーさんからの差し入れ。喉がからからで最高においしくて、私も彼も素の表情になった瞬間を撮られてました(笑)。膝枕の撮影をしたときは彼のお義母さんも見に来てくださり、彼がものすごく恥ずかしそうだったのも可愛かったです。白無垢でのジャンプ写真は、彼より私の方が張り切って高く飛び、驚かれました。(h.a.0810_weddingさん)
写真を残すPOINT
●絶対撮りたいポーズ(今回はジャンプ)が得意だったり、ふたりらしさを引き出すのが上手なフォトグラファーさんを探して依頼すれば、楽しさも安心感もアップ。
●親にも見に来てもらうと喜ばれる。
スタッフを巻き込み、前撮りを楽しいイベントに
彼は自他ともに認めるお祭り男で、仲間とワイワイするのが大好き。彼女も楽しいことが好きで、ふたりでやることは全てが大事なイベントに。前撮りも一大イベントとして小物や撮影指示書など、抜かりなく準備。スタジオ撮影時はふたりともノリノリで、フォトグラファーはもちろん、スタッフ、ヘアメイクなど、みんなを巻き込み、はじけた笑顔の写真がたくさん撮れた。
花嫁VOICE
ハートの風船やお花見団子など大量の小物、詳細な指示書などが珍しかったようで、「こんなにたくさんあるんですか」と、スタッフの方に驚かれました。ふたりもスタッフさんも大笑いしながらワイワイ盛り上がり、一生忘れられない大切なイベントになりました。(にしきいちばさん)
写真を残すPOINT
●恥ずかしがらずに堂々と、スタッフも巻き込んで楽しんだ方が、いい写真が撮れるし、思い出になる。
●インスタやピンタレストなどで「前撮り」で検索し、お気に入りのポーズや小物を見つけておくとgood。
ノリノリでおちゃめなポーズも変顔も息ぴったり
ふたりともアクティブでアウトドア好き。コミュ力も高く、サービス精神旺盛な似たもの夫婦。カメラの前で、つい変顔になるのは彼の癖で、前撮りでは彼女もそれをまねして息の合った変顔を披露。ふたりの地元、博多らしさがわかるお面や博多弁プロップスなど、彼女がDIYした小物も大活躍。どんなポーズもパワー全開で臨むふたりに見守るスタッフも大喜び。笑いっぱなしの前撮りに。
花嫁VOICE
夜中まで仕事だった彼と、翌朝早起きして前撮りへ。「大丈夫かな」と少し心配でしたが、いざ始まると、フォトグラファーさんがイケイケの言葉で盛り上げてくれ、「俺は俳優や」「モデルってこんな気分なんや」と彼もノリノリに。私も女優気分でテンション高く楽しめてよかったです。ちなみに栄養ドリンクは各3本ずつ飲みました(笑)。(@wedding.2020.kさん)
写真を残すPOINT
●どんな構図でどんなポーズの写真を撮りたいか、細かな撮影指示書を作成しておくと当日は撮られるのに集中できる。
●小物も指示書作成後にDIYすれば、ぴったりのイメージで作れるし、無駄なく活用できてスムーズ。
ひらめきを楽しみ最高の笑顔を決めるのがふたり流!
のんびり穏やかな彼とおっちょこちょいだけどしっかり者の彼女。ふたりで何かをするときは、いつもギリギリにならないと決めないタイプで、前撮りもフォトグラファーさんと相談しながらひらめきのままに撮影。何げないポーズが楽しくて盛り上がり、「こういうのがふたりらしいね」と笑顔MAXに。
花嫁VOICE
朝早くからの撮影だったので最後の方はクタクタ。フォトグラファーさんに「ちょっとやってみる?」と勧められて撮った膝枕の写真は、彼が心底くつろいでいて大笑いしてしまいました。(りーちゃんさん)
写真を残すPOINT
●ひらめきもストックがあってこそ。事前にSNSなどで素敵なポーズやシチュエーションの前撮りしているカップルをチェックしイメージを膨らませて。
大好きな故郷、沖縄の大自然と伝統衣裳にテンションUP
「日々楽しく」をモットーに笑顔溢れる新婚生活を送っているふたり。花嫁が沖縄出身で、ふたりとも海が大好きなので、沖縄に帰省して前撮りを。衣裳は鮮やかな色合いが華やか&可愛い琉装スタイルで。大好きな沖縄の青い海と空に見守られて、フォトグラファーと何げないおしゃべりを楽しみながら、飾らないナチュラルな笑顔の写真がたくさん撮れた。
花嫁VOICE
台風がいくつも来ていたのですが、撮影日だけぽっかり晴天に恵まれ、海と空がきれいで感動。お互いの琉装姿を見て「似合う!」と盛り上がりました。フォトグラファーさんがとても面白くて素敵な方で自然に笑顔になれたし、ジャンプや遠近法を利用した面白いポーズなどの提案にもわくわく。大好きな故郷で大好きな彼と一緒に撮れたことが何より嬉しかったです。(@wk1103wd さん)
写真を残すPOINT
●生まれ育った故郷、思い出のある場所など、ふたりに縁のある場所で撮影すると、想いのこもった写真が撮れる。その土地ならではの衣裳も◎。
お酒好きなふたりなのでビール瓶持参で!
交際するまで、10年近くずっと仲のいい先輩後輩だったので、一緒にいるとふざけてばかりで笑顔の絶えないふたり。スポーツ観戦も共通の趣味で、大好きなビールを飲みながら観るのは至福。「和装前撮りでは絶対ビール瓶を持った写真を撮る」と心に決めていて、スタジオの縁側で実現。「おでここつん」も可愛く撮れてお気に入り。
花嫁VOICE
こぼれてしまうと困るので、ビールは前日に前祝いとして飲み、撮影には空瓶を持参しました。桜の風景もすごく素敵ですが、実際は真っ白な壁のスタジオで撮り、合成してもらったもの。「桜を見ながらビールごくごく」という憧れ通りの写真に仕上がって感激しました。(@2021.03.ts_wdさん)
写真を残すPOINT
●ふたり共通の趣味のグッズ、好きなアイテムを持参して一緒に撮れば、リラックスしたふたりらしい笑顔が自然に広がる!
共通の趣味の小物を持ち込み、ふたりの歴史を振り返りながら撮影
優しくおっとりとした彼、元気で明るくロマンチストな彼女を繋いだのは、共通の趣味のモーターバイク。前撮りもヘルメット、ライダースブーツなど、バイクグッズを多数持参し、ふたりならではの写真を撮ってもらった。小物も全て手作りし、交際→結婚まで、元号が切り替わっても共に過ごせている喜びを表現。フォトグラファーの指示でキス、変顔など、普段なら恥ずかしくてできない写真も残せた。
花嫁VOICE
ヘルメットなどを持ち歩きながらの撮影は、大荷物だったし周りから見ても面白い光景だったと思います(笑)。グッズも張り切ってたくさん作りましたが、全部使おうとしたら大忙し。最大でも3つぐらいでよいかもしれません。「ここで新郎にチューしてください」と言われたとき、新郎が恥ずかしがりながらも嬉しそうに鼻の下を伸ばしている様子なども可愛くて、いい思い出になりました。(c_bride214さん)
写真を残すPOINT
●指示書があると撮り忘れを防げる。撮りたいポーズは遠慮しないで伝えた方が後悔せずに済む。
●小物が多すぎると撮影が慌ただしくなるので、厳選した方がいいかも。
From 編集部
ポーズも小物も自由!ふたりらしい前撮りを楽しもう!
先輩花嫁たちの前撮り写真&エピソードいかがでしたか? 今どきの前撮りは想像以上に自由。ポーズや小物もいつものふたりらしく楽しんじゃってOK。写真はもちろん、撮ったときの思い出も一生の宝物になるから、ぜひこだわって楽しんでくださいね!
取材・文/笠原恭子 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2020年12月時点のものです
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