シンプルって奥が深い！ちゃんと“手になじむ”結婚指輪と出会う３STEP

あなたの手の骨格はどのタイプ？

生まれ持った身体の質感やボディラインの特徴などから３タイプに分類し、そこから似合うファッションやアイテムなどを見極める骨格診断。まずは自分の手をよく観察して、どのタイプに当てはまるか見てみましょう。注目すべきは手の大きさ、手の平の厚み、指の太さと長さ、指の関節が張っているかどうか。以上から自分はどのタイプか判断しましょう。

上のイラストをスライドして、自分の骨格TYPEをチェック！

それぞれの骨格タイプになじむ指輪の形（ライン）はこれ！

[TYPE１]の人はどちらかというと直線的なラインがお似合い。細過ぎると手の印象に負けてしまうので、ある程度の太さや厚みがあるリングがお勧めです。ウエーブやVラインはカーブがあまりきつ過ぎないものを。ベーシックなデザインが似合う手といえるでしょう。

[TYPE２]はどのラインでも似合う手といえます。中でも最もよくなじむのはVライン。太さも厚みも程よいものを選んでください。なお、このタイプの手の人は華やかなものが似合うので、メレダイヤやミル打ち装飾などがあしらわれたものもお勧めです。

似合うラインはウエーブやストレート。幅も厚みもボリュームがあるものの方が、手の雰囲気にマッチします。反対にできれば避けたいのは、カーブのきついV字ラインや極細の華奢なリング。ナチュラルな雰囲気のリングが似合う手といえます。

あなたのパーソナルカラーは何？

パーソナルカラーは「Spring」「Summer」「Autumn」「Winter」の４タイプに分かれ、それぞれのタイプによって似合う色みが異なります。

それぞれのパーソナルカラーになじむ指輪の色みはコレ！

明るく華やかな色みが似合うのがSpringタイプ。お勧めはゴールド！定番のプラチナは少し浮いてしまうかも。プラチナリングを選ぶ場合はゴールドとのコンビにしたり、身に着けるときにゴールドのリングと重ね着けしたり、少し工夫をすると肌になじみやすいでしょう。

Summerタイプはソフトな中間色が似合います。パキッと鮮やかな色よりは、スモーキーな色合いがお勧め。リングでお勧めなのはクリアなプラチナ。柔らかな印象のピンクゴールドもなじみます。一方、黄みが強いイエローゴールドはできれば避けた方が無難です。

深みのある暖色系が似合うAutumnタイプ。リングはゴールド系がお勧めですが、中でも最もなじむのがイエローゴールドです。彩度が高い色だと浮きがちなので、プラチナリングを身に着けたいのなら、ゴールドとのコンビがお勧めです。

Winterタイプは鮮やかでクリアな色みが似合います。指輪はやはりプラチナが断然お勧め。もしゴールド系の色みでというのであれば、ピンクゴールドがいいいでしょう。また、ピンクゴールドとプラチナのコンビも◎。一方、イエローゴールドは避けた方が無難。

STEP１とSTEP２で、最も自分の手になじみやすい結婚指輪のあたりをつけられたら、ネットなどで情報を検索し、好みの結婚指輪をいくつかピックアップすると◎。その後は、ぜひショップを訪れて。STEP3では、試着時にCHECKしたいポイントをご紹介。手や肌になじむかどうかはもちろんのこと、着け心地もしっかりチェックしてみてください。

＜CHECK１＞手はむくんでいない？

指がむくんでいると、正しいサイズの指輪を見つけづらくなるので、指輪の試着はできれば指がむくんでいないときがお勧めです。指がむくんでいると感じるときは、マッサージをするとむくみが軽減する場合も。むくみは時間帯や体調によって起こるので、自分のむくみ加減がわからない人は日にちや時間帯を変えて、何度か試着するのもいいでしょう。

飲酒でもむくみが引き起こされるので、ジュエリーショップに行く前日はお酒は控えめに。なお、購入後、むくみがひどいと感じる日は無理にはめずに、チェーンに通してネックレスとして身に着けるなど工夫を。

＜CHECK２＞手を握ったときの感触はどう？

試着をしたら、手を握ったり開いたり、バッグを持ったり、日常の動作をしてみて違和感がないか確かめましょう。とくに、指輪を着け慣れていない人は、指輪が両隣の指に当たったり、指に食い込んだりする感触が気になりやすいようです。

幅が広いリングやエッジが立っている平打リングは違和感を感じやすく、幅が細いリングや角を丸く削った甲丸リングの方が指なじみがいいといわれているので、指輪を着け慣れていない人はこうしたリングを選ぶのも一つの方法です。

＜CHECK３＞指輪はくるくる回らない？

とくに気を付けたいのは、指に節のある方、指の付け根部分が細い方。なるべく指の付け根部分にフィットして、くるくる回らないものを選ぶようにするのがいいけれど、このようなタイプの人はどうしてもそれが困難。

なるべく指の根元のサイズに近いサイズにするためにも、指通りがいい内甲丸（アームの内側の角を削って丸くしている）のリングを選ぶといいでしょう。指輪のデザインは、くるくる回っても気にならない、全周が同じ幅や同じ柄のものを選ぶと◎。

取材・文／粂 美奈子　撮影／上野 敦　スタイリング／福崎香織　イラスト／IKULA　D／ロンディーネ　監修／STEP1、STEP2＝二神弓子、STEP3＝小俣友里　構成／紺矢里菜（編集部）
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2020年12月時点のものです
※文中の略語は以下の意味となります。Pt＝プラチナ、K18＝18金、YG＝イエローゴールド、PG＝ピンクゴールド、ct＝カラット

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