「相手が結婚指輪をしない…」普段着けない人は約2割。その理由は?
結婚指輪は購入したけれど「基本的には着けていない、全く着けていない」という人は男女共に約2割!せっかく購入したのに結婚指輪を着けない理由は?どんなきっかけがあれば着けるの?などなど、結婚指輪を着けない派の人たちに、素朴な疑問を聞いてみました。
結婚指輪を着けない人って、どれくらいいるの?
着けない派は約2割。内訳では、女性の方が多い結果に!
結婚指輪に関して「基本外しているが、時々着ける」「全く着けていない」と回答した着けない派の合計は18.5%。また、男女別のデータは以下の通り。
【男性】
毎日着けている……72.8%
基本着けているが、時々外す……15.5%
基本外しているが、時々着ける……8.7%
全く着けていない……2.9%
(着けない派の合計……11.6%)
【女性】
毎日着けている……59.2%
基本着けているが、時々外す……15.5%
基本外しているが、時々着ける……23.3%
全く着けていない……1.9%
(着けない派の合計……25.2%)
これらの結果から、日常生活で結婚指輪を着けない派の割合は女性の方が多く、約5人に1人存在しているという結果に。
結婚指輪を着けない訳、TOP5
3割以上の「結婚指輪を着けない派」な人たちに、結婚指輪を着けない理由を聞いてみたところ、以下の理由が挙げられました。
1位:元々アクセサリーを身に着けるのが好きじゃない(29.3%)
2位:仕事柄指輪を着けることができない(21.3%)
3位:指のサイズが購入時と変わってしまった(9.3%)
3位:シーンに応じて指輪を着けたり外したりするのが面倒になった(9.3%)
4位:金属アレルギーになった(8.0%)
最も多かった理由が、アクセサリーへの抵抗感。続いて職業上の理由ということに。次に、男女別のデータも見てみましょう。
【結婚指輪を着けない訳、男女別データ】
【男性】
1位:元々アクセサリーを身に着けるのが好きじゃない(37.8%)
2位:仕事柄指輪を着けることができない(29.7%)
3位:指輪をなくしてしまった(10.8%)
4位:シーンに応じて指輪を着けたり外したりするのが面倒になった(8.1%)
4位:結婚指輪は着けるものという慣習にとらわれたくない(8.1%)
【女性】
1位:元々アクセサリーを身に着けるのが好きじゃない(21.1%)
2位:指のサイズが購入時と変わってしまった(15.8%)
3位:育児で指輪が邪魔になった(14.3%)
4位:金属アレルギーになった(13.2%)
4位:仕事柄指輪を着けることができない(13.2%)
男女別のデータを見てみると、男性で特筆すべきは「指輪をなくしてしまった」「結婚指輪は着けるものという慣習にとらわれたくない」という理由がランクインしている点。また女性に関しては「育児で指輪が邪魔になった」という理由がランクインしており、出産・育児を機に指輪を外すという人が一定数いるという結果に。
結婚指輪を着けない訳
時計は好きだけど、指輪は日常生活で邪魔に感じることがよくある。特に職業柄手を洗う機会が多いので、そのたびに指輪がくるくる回ったりせっけんが指輪の間に残ったりしたので外すようになった。(38歳・くまさん)
食品工場に勤務しており、仕事中に異物混入を起こす可能性があるので、アクセサリー全般を着けることができない。仕事はほぼ毎日のことなので、もう常に外しっ放しです。(35歳・サイクリングさん)
子どもが生まれるまでは毎日着けていましたが、出産してから赤ちゃんのお世話をするときに指輪が当たって赤ちゃんを傷つけてしまいそうだったので、外すようになりました。子どもは幼稚園生になりましたが、今では指輪がない方が家事や料理するのに楽だと思うようになりました。(36歳・絆さん)
料理をする際の衛生面が気になって、外してしまいました。専業主婦で台所に立つ時間が長く、そのたびに着けたり外したりするのが面倒になったので今では外しっ放し。(30歳・ここさん)
結婚指輪は大切すぎるものなので、少しでも汚したり傷をつけたりすることを避けたい。どうしても着けなくてはいけない機会以外には、箱に入れて大切に保管しています。(38歳・フラワーブーケさん)
結婚指輪を着けたがらない彼・彼女に着けてもらうには?
結婚指輪を着けない理由については分かったものの、やっぱりパートナーに「結婚指輪を着けてほしい!」とひそかに願う人も多いはず。そんなとき、どんなアプローチが効果的?
彼女→彼へのお願い方法
親族などの集まりで、妻だけが着けているのは居心地が悪く感じると言われて以降、親族の行事などの際には着けるようになりました。(38歳・京男さん)
飲み会や友人との集まりなど、仕事以外のプライベートで外出するときであれば結婚指輪を着けることに抵抗はありません。(31歳・サイさん)
一緒に着けよう!と改めて約束すれば、着けてもいいかなと思います。妻から直接お願いされたら、やっぱり着けようと思えるようになる。(33歳・年男さん)
彼→彼女へのお願い方法
彼から「結婚指輪を着けてほしい」とお願いされたら、それがどんな理由であれ着ける。今のところ特にお願いもされていないので、外しても大丈夫だと受け取っている。(29歳・サマーさん)
外出時のみ着けるという条件であればOK。ずっと着けているのは窮屈なので、必要な時のみということであれば大丈夫!(32歳・みなさん)
彼から「結婚指輪をしているのを見ると嬉しい」と言われ、それ以降なるべく指輪を着けるように意識するようになった。(27歳・モナさん)
毎日&長く着けられる指輪の選び方って?
さて、これまでさまざまな「結婚指輪を着けない理由」について紹介してきましたが、これらを踏まえて、結婚指輪を着けない派にもおすすめな指輪を以下にまとめました。
【着け心地の良いデザイン】
アクセサリーを着けるのが苦手という人には、とにかく「着け心地」を重視したデザインがおすすめ。なるべく細めのアームにしたり、指のラインに沿って少しカーブしている指輪などが、着け心地の良いデザイン。指輪ショップなどでもしっかり試着して、自分の指にしっくりくる指輪を探そう。
【シンプルなデザイン】
料理中でも邪魔に感じないもの、子育てなどで赤ちゃんを傷つけてしまうことを避けたいという場合には、なるべく「シンプル」なデザインがおすすめ。何の装飾もないものがベストだけれど、もしもダイヤなどの宝石を埋め込みたい場合には、指輪内に完全に埋め込まれているタイプか、内側に埋め込まれているものを選ぼう。
【金属アレルギーになりにくい素材】
年を重ねることによって体質も変わっていき、ある日突然金属アレルギーを発症するということも。そこでなるべく金属アレルギーになりにくい素材を選ぶのもおすすめ。代表的なものとしては、プラチナ、ゴールド、シルバー、チタン、ジルコニウムなど。上記素材で作られた結婚指輪でも、他の素材が配合されている場合があるので、指輪全体の素材をしっかり確認しておこう。
From 編集部
結婚指輪を着けない派も、理由次第で着ける派に
結婚指輪を着けない理由はさまざまあれど、「お願いされれば着ける」と回答した人も多く、やっぱり「夫婦としての証し」として大切に思っているカップルは多い様子。パートナーに結婚指輪を着けてほしいと思っている場合、一度素直な思いを伝えるとともに、ふたりの折衷案を導き出してみてはいかがでしょうか。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/moeko
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです
※記事内のデータ「結婚指輪を着ける割合」は2023年3月に20~30代の既婚男女206人を対象に行ったマクロミル調査によるもの、その他のデータ、コメントは2020年7月に20~30代の既婚男女200人を対象に行ったマクロミル調査によるものです
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