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「彼と折半だと悪い気がして……」ドレスや美容のお金ってどうしてる?

結婚式に向けての美の追求は、多くの花嫁が自然に持つ欲求。特にドレス選びは、どんなデザインにしようか考えるだけでワクワクするもの。ただ、ドレスの値段はさまざまで、内容によっては彼の衣裳代より大幅にオーバーすることも。その他、ブライダルネイルにブライダルエステなど、美の追求には何かとお金がかかるもの。今回は、そんな花嫁のみにかかるビューティのお金について、先輩花嫁たちがどう工面したかを紹介します!

ウエディングドレスで予算オーバーしたお金

ウエディングドレスで予算オーバーしたお金

1位:ふたりで折半……53.2%
2位:新婦が全額または多めに負担……18.9%
3位:新郎が全額または多めに負担……16.5%
4位:両家の親が負担……11.4%

プラン内に組み込まれている予算からオーバーしたウエディングドレスの料金は、「ふたりで折半して負担した」という花嫁が半数以上。「結婚式に関わる費用はすべてふたりで折半」と最初に決めていたカップルや、「個人のことにかかるプラン外費用は各自で負担」と決めていたカップルなど、それぞれ事前に負担方法を決めていたという声が多く聞こえてきました。

私はこう工面しました

先輩花嫁

【ふたりで折半】
彼の方も衣裳のグレードアップを希望していたのに加え、もともと式にかかるお金はすべてふたりで折半するということで話し合っていました。(苔さん)

先輩花嫁

【新婦が多めに負担】
会場で選んだドレスの負担は折半にしましたが、自分のこだわりで持ち込みしたドレスについては、彼に負担してもらうのが申し訳ないので自分で負担しました。その分、会場に支払う費用は彼が多めに負担してくれました。(タイコさん)

先輩花嫁

【新郎が全額負担】
結婚式の費用は、最初から彼に負担をしてもらうと話し合って決めていました。その上で、彼にも改めて確認をした上でお気に入りの衣裳を選びました。(DAHANEさん)

先輩花嫁

【新婦の親が全額負担】
結婚式費用は、私の両親がこれまで私のために貯めてくれていた貯蓄から用意してくれることに。彼も同意の上で、親に甘えさせてもらいました。(N.Mさん)

アクセサリーなど、衣裳小物代のお金

アクセサリーなど、衣裳小物代のお金

1位:新婦が全額または多めに負担……43.0%
2位:ふたりで折半……34.2%
3位:両家の親が負担……12.7%
4位:新郎が全額または多めに負担……10.1%

ティアラにグローブ、イヤリングにシューズなど、花嫁を華やかに仕立てる衣裳小物も、一つ一つの金額を積み上げると地味にお金がかかるもの。とはいえ、新婦のみにかかるお金故に、半数近くの新婦が「自己負担」と意識している様子。

私はこう工面しました

先輩花嫁

【新婦が全額負担】
自分で好んでプランから足が出るものを選択したので、その分は花嫁が負担すべきだと思いました。(しゃみさん)

先輩花嫁

【新婦が全額負担】
ドレス代を全額彼が負担してくれたので、その他に自分にかかるお金は自分で払いました。(わかなさん)

先輩花嫁

【ふたりで折半】
彼の衣裳小物にかかるネクタイやシャツなどの購入費用もふたりで折半したので、私の衣裳小物を準備するのに必要なお金も同じように折半しました。(なーさん)

ブライダルエステのお金

ブライダルエステのお金

1位:新婦が全額または多めに負担……72.9%
2位:ふたりで折半……20.0%
3位:新郎が全額または多めに負担……5.7%
4位:新婦の親が負担……1.4%

お肌の手入れや当日露出する部位のムダ毛のお手入れなども、美を追求する花嫁にとっては欠かせない式準備。新婦のみが受けることが多いということから、必要なお金は新婦負担が圧倒的に多かったものの、ふたりで折半したという新婦も5人に1人いる結果に。

私はこう工面しました

先輩花嫁

【新婦が全額負担】
ブライダルエステを利用するのは自分だけなのに、彼に費用を出してもらうのは悪いなと思ったので自分で負担しました。彼もメンズエステに行っていたようですが、その費用も彼自身で負担していました。(ムーミンさん)

先輩花嫁

【新婦が全額負担】
私が好きでやったことなので、自分でお金を出しました。多分彼は、私がエステに通ったことすら知らないかもしれません(笑)。(M.Wさん)

先輩花嫁

【ふたりで折半】
結婚式にかかるお金は、全額をふたりの合わせたお金から出そうと決めていました。彼が多くとか私が多くとかではなく、家族のお金から費用を出すという認識でした。(さんさんさん)

ブライダルネイルのお金

ブライダルネイルのお金

1位:新婦が全額または多めに負担……85.1%
2位:ふたりで折半……10.4%
3位:新婦の親が負担……3.0%
4位:新郎が全額または多めに負担……1.5%

こちらもブライダルエステ同様、新婦が負担したという先輩たちがほとんど。ブライダルネイルは他のウエディングアイテムに比べると比較的負担も少ないので、折半というアイデアすらもなかったという新婦も多数。

私はこう工面しました

先輩花嫁

【新婦が全額負担】
好きなデザインを自由に選びたかったのと、さほど費用が高くもなかったので、自己負担としました。(苔さん)

先輩花嫁

【新郎が全額負担】
ネイルは普段からしていたのでいつも通り自分で出すつもりでしたが、彼が「結婚式に関するものだから出すよ」と言ってくれたので、甘えさせてもらいました。(えりかさん)

結婚式の「美」に関するお金の工面、彼とどう相談すればスムーズ?

最後に、先輩花嫁たちから「美」の追求に必要なお金の負担方法について、どのように考えるとスムーズにいくか、アドバイスをもらいました。

こうするとスムーズ!

先輩花嫁

ふたりの懐事情を考慮しつつ、自分で負担できるようであれば自分で負担するのが、遠慮なく好きに進められるポイント。ただし、彼が「甘えてもいいよ」と言ってくれる場合は素直に甘えてもいいと思います。(ゆずさん)

先輩花嫁

ドレスや美に関する費用は、どうやっても花嫁の方が高くついてしまうもの。気兼ねなく選びたい場合は自分で少し負担すると気が楽かと思いますが、負担が難しい場合は、事前に彼に相談しておくと後々スムーズに決めることができると思います。(タイコさん)

先輩花嫁

結婚準備を本格的に始める前に、ふたりがそれぞれに負担できる予算や、細かい部分までの費用分担方法について、彼と一度じっくり相談しておくといいかもしれません。(岸川はるかさん)

From 編集部

美の追求とはいえ、お金の負担は「将来の家計のあり方」の第一歩

花嫁の美を追求するための出費については、折半にせよ自腹にせよ、お互いが納得できる形にするのがベター。自分の方が高いから悪い……と思いつつ、相談をせずになんとなく折半することになってしまうと、新婚生活でお金のトラブルが起きたときの火種になることも。お金に関する価値観は結婚後ずっと付いて回るテーマ。悩んだら話し合う習慣を付けるためにも、彼とふたりで一度話し合ってみることがおすすめです。

構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/あなみなお
※掲載されている情報は2020年8月時点のものです
※記事内のデータ・コメントは2020年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー87人が回答したアンケートによるものです

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