【文例集】 親がゲストが涙した…“花嫁の手紙”実例7通
披露宴の中でも、会場が温かな空気に包まれる「花嫁の手紙」の時間。お父さんやお母さんなど大切な人への感謝や、これからの決意を言葉にできる特別な演出です。今回は、編集部が選んだ7通の花嫁の手紙を文例としてご紹介。これまでの時間の中で育まれてきた思いや、改めて気付く家族への感謝など、先輩花嫁のリアルな思いに触れてみてくださいね。
披露宴の中でも、会場が温かな空気に包まれる「花嫁の手紙」の時間。お父さんやお母さんなど大切な人への感謝や、これからの決意を言葉にできる特別な演出です。今回は、編集部が選んだ7通の花嫁の手紙を文例としてご紹介。これまでの時間の中で育まれてきた思いや、改めて気付く家族への感謝など、先輩花嫁のリアルな思いに触れてみてくださいね。
●まりさんの花嫁手紙/30代
皆さま、本日は私たちの結婚式、披露宴にご列席いただき、ありがとうございます。
皆さまの祝福の中で過ごす時間はとても贅沢で、一生大切にしたい思い出の一日となりました。
(中略)
お父さん
一家の大黒柱として、家族のために頑張り続けてくれてありがとう。
小さい頃は、工具の匂いのするお父さんの作業着やハイエースが苦手だったけれど、私も大人になって、どれもお父さんの努力の証しだったのだと気が付きました。今は心から尊敬して、感謝しています。
私が結婚したい人がいると言った時、まりが決めた人ならと、二つ返事で認めてくれてありがとう。
思い返してみると、大学院へ行かずに就職することを決めた時も、1人暮らしを決めた時も、お父さんは何も聞かずに受け入れてくれたね。
いつも私の意思を尊重して、最大限のサポートをしてくれてありがとう。
まま
ままは私の自慢のままです。立派な母親でなくてごめんねと言ってくれたけれど、ずっと私の憧れです。
いつもおいしいご飯とお菓子を作ってくれて、私を自転車の後ろに乗せてどこまでも連れて行ってくれて、私を正しい方向に導いてくれて、ありがとう。
小学生の頃は、毎朝私が見えなくなるまで、4階のベランダから手を振って見送ってくれたね。泣き虫で寂しがり屋の私に、たくさんの愛情を注いでくれてありがとう。
江戸時代の花嫁行列の先頭は、夫婦円満の願いが込められた貝おけだったからと、今日は貝おけの柄のお留袖でお祝いをしてくれる、博識で家族思いのままが大好きです。
(中略)
33年間、本当にありがとう。
(後略)
●ナッツさんの花嫁の手紙/20代
(前略)
お父さん、お母さん、手紙を書くのは多分小学生の時以来だね。27年間、二人に大切に育ててもらえたおかげで、子どもの頃からの夢だった今日という素晴らしい日を迎えることができました。
お父さん、私が子どもの頃、休みの日は自転車に乗せていろいろな所へ連れて行ってくれたり、サッカーなどをして遊んでくれた記憶があります。私がお母さんに怒られて落ち込んでいた時には霧ヶ峰の上まで連れていってくれて、元気になるように励ましてくれたよね。社会人になって、お父さんと同じ会社に入って、部署は違うけれど働くことの大切さもわかりました。子どもの頃から家族旅行に行ったり、いろいろな経験をすることができたのは、お父さんが頑張って働いて家族を養ってくれていたからだと実感しています。
お父さんと私は顔だけでなく性格まで似ているのでぶつかることも多いけれど、感謝の気持ちはいつも持っているよ。
お母さん、お母さんは料理や裁縫上手、絵もうまくておまけに手先も器用で、何か困ったことがあってもお母さんに相談すると、どんなに疲れている時も助けてくれたね。そんなお母さんは私の自慢です。萌(新婦妹)や私が落ち込んでいる時には、自分のことのように心配してくれたね。
結婚前、長野に幹夫さん(新郎)が遊びに来てくれて、その後、幹夫さんがまた長崎に戻る日になって、さみしさのあまり私が泣いてしまった時には、そんな私を見てお母さんも一緒に泣いてくれてたよね。たくさんの優しさと愛情をかけて育ててくれて、本当にありがとう。今度は私が親孝行する番なので、またおいしいごはんを食べに行こうね。
お父さん、お母さんと大人になってから一緒に日本酒を飲めるのが私の楽しみです。これからも新しく増えた家族と一緒に集まろうね。
ありきたりな言葉になってしまうかもしれませんが、二人の子どもとして生まれてこられて私は本当に幸せです。
(後略)
●寛子さんの花嫁の手紙/30代
(前略)
天国にいるお母さんへ
お母さん、天国からちゃんと見てくれていますか?
見たかったと言ってくれてたウエディングドレスどうだった?似合ってたかな?
お母さんと過ごした13年間。既にお母さんがいなくなってからの人生のほうが長くなってしまいました。
正直もっとお母さんと話して、進学や就職の悩みも聞いてほしかったと思うし、胸を張って、今隣にいるたかひろさん(新郎)を紹介したかったし、この結婚式にも来てほしかった。
でもちゃんと天国から見守ってくれてるよね?
これからも天国から心配かけると思うけど、ずっと見守ってください。
おとうさん
お母さんがいなくなってからも何不自由なく育ててくれてありがとう。
中学の授業参観や、大学試験の時、仕事を休んで来てくれたこと本当は嬉しかったよ。
心配しすぎと思うこともたくさんあったけど、それも愛情だったんだよね。
二人が、たくさんの愛情を注いでくれたおかげで、大勢の方に祝福されて、今日を迎えることができました。
私は今日新たな一歩を踏み出します。
これからたかひろさんと共に温かい家庭を築いていくので、ちゃんと見守っててください。
(後略)
●詩史さんの花嫁の手紙/30代
(前略)
お母さんへ
8年前のお母さんの還暦のお祝いの時に一度お礼は伝えたけど、あの時伝えきれなかった感謝の気持ちを伝えます。
今まで女手一つで育ててくれて本当にありがとう。
朝仕事に出かけて、夕方帰ってきて晩ご飯を作ってまた夜遅くまで仕事して、体調を崩しながら働いて大変だったと思うけど、お母さんのおかげで友達と同じように習い事をしたり、部活を楽しんだり自分の好きなことができました。
お父さんがいなくて寂しいと思うことはあっても、困ることがなかったのはお母さんが1人で2人分の苦労をして、2人分の愛情を注いでくれたからだと思います。
覚えていますか?
小学3年生の時、岡山県から引っ越して来たばかりの頃、小学校から帰って来たらお母さんの新しい職場に何度も電話をかけてましたね。
その電話の内容ときたら「今日は何時に帰る?」とか「今日の晩ご飯は何?」とか、とにかくどうでもいいことばかり。
こっちの環境になじめずお母さんが帰ってくるまで寂しくて電話していることを察してお母さんは仕事中なのに怒りもせず毎回優しく対応してくれましたね。
(中略)
他にも、小学生の時からケンカをしては家出を繰り返して、頼るところがないから商店街の階段で時間をつぶしていると、お母さんが夜中の商店街に響き渡る声でしふみー!と恥ずかしげもなく叫んで探してくれてたのを陰から見ていました。
朝家に帰るとちゃんと中に入れるように必ず毎回鍵は開けたままにしてくれてたよね。
その時は自分のことに精いっぱいで気付かなかったけど、思い返すとお母さんからたくさんの愛情を注いでもらってたんだと大人になってから気付きました。
(中略)
お母さんとは昔から何かと意見が合わなくてよく衝突して、言ったらいけない言葉もたくさん言ったり殴り合いのケンカをしたりして何度もお母さんを泣かせて一時期は私のせいで鬱にもなってたよね。
一番の相談相手のお父さんがいない中、娘の反抗期を一人で対応するのは相当つらかったと思うけど、その都度諦めずに全力で向き合って育ててくれてありがとう
(後略)
●ちなみさんの花嫁の手紙/20代
(前略)
何でも器用にこなして、頼りになるパパ。小さい頃から今まで私はパパに怒られた覚えがなく、ずっとかわいがってくれていましたね。
家族で遠出する時はみんなが楽しめるように必ず計画を立てたり、私が受験の時には苦手だった数学を理解するまで教えてくれたりといつも優しく、面倒見のいいお父さんでした。お互い吹奏楽部出身だったので好きな音楽の話をして共感できるのも嬉しかったし、今も多くの趣味を持って活動的な姿は素敵です。これからも変わらずはつらつとしたパパでいてください。
私が今まで嫌いな食べ物がなく過ごせているのは、料理上手なママのおかげで小さい頃から食に関する興味を育ててくれたからだと思いとても感謝してます。
また、私が小さい頃ママとの思い出でよく覚えているのは、決めてくれた洋服のコーディネートが気に入らず朝からよくケンカしていたことです。私が10歳の頃からパパの単身赴任が始まり、それから10年ほどママと真(新婦弟)の3人で過ごすことが多くなりましたね。3人でより協力していく環境であったのと、私も大人になっていったからか、ママとのケンカも少なくなっていきました。ママは母親ですが、私にとっては親友のような感覚に近い存在です。大人になった今でも二人で出かけることができる仲で嬉しいです。これからもよろしくね。
私は松本家の娘で本当に幸せです。パパとママの何でも言い合える関係が素敵で、私もそんな夫婦になっていきたいです。
これからも迷惑をかけると思うけれど、注いでもらった愛情の分、感謝を込めて親孝行しながら、新しい家庭を育んでいきます。
(後略)
●侑果さんの花嫁の手紙/20代
(前略)
パパへ、46年間お仕事本当にお疲れ様でした。
家族のために一生懸命働いてくれてありがとう。きょうだい3人大学まで通わせてくれて、本当に大変だったと思います。
ですが、そんなそぶりを見せず、土日は習い事の送り迎えをしてくれたし、学校の行事やダンスの発表会も必ず来てくれたね。パパは私のやりたいことや進路について多くを言わなかったけれど、心の中ではきっと誰よりも心配しながら、ずっと応援してくれていたんだと思います。その思いはちゃんと伝わっています。本当にありがとう。
(中略)
ママへ、ママはいつも私の話を聞いてくれてどんな時も味方でいてくれる存在です。だからこそ、ママが病気でつらかった時に、思うように優しくできなかったことを今でも悔やんでいます。あの時は自分に余裕がなくて、ママの落ち込む姿を見るのが苦しくて、冷たくしてしまいました。本当にごめんなさい。これからはその分たくさん恩返しをさせてね。
私は二人の娘になれて準基君と諒君の妹になれて本当に幸せです。産んでくれてありがとう。たくさんの愛情を胸に、これからは私も自分の家族を大切にしていきます。義太(新郎)と力を合わせて笑顔がいっぱいの家庭を築いていくので安心してください。28年間本当にありがとうございました。
いつまでも二人の娘であることに変わりはありません。これからもずっと心の支えでいてください。
●由稀さんの花嫁の手紙/20代
(前略)
お父さん、お母さんと呼びたいところですが、普段の呼び方で呼ばせてください。
かーくん、まま、今日までの26年間大切に育ててくれてありがとう。今日という日を迎えることができたのは、かーくんとままのおかげです。
普段はなかなか伝えられなかった感謝の思いを手紙にしました。
かーくん
私が高校生で就活中の時、1通の手紙をくれたことを覚えていますか?私が志望していた会社の入社試験の日、その手紙は私の部屋のテーブルの上に置かれていました。その手紙には「由稀は“人を思いやる優しい気持ち 優しい表情 優しい声”が長所であり人柄である」と記されていました。自分に自信を持っていいんだと気付かせてくれた手紙でした。
そのおかげで志望していた会社に勤めることもでき、今ではその長所を生かしテーマパークに訪れる方々に笑顔を感動を届けています。普段は口数の少ないかーくんからの思いが詰まった、その手紙は今でも読み返したりする大切な宝物です。
いつも私を見守ってくれてありがとう。
まま
ままはいつでも私たち3姉妹の味方でいてくれます。そんなままはとても優しくて大きな心で私を受け止めてくれます。
何かに悩んだ時、相談すると「きっとどうにかなる!大丈夫!おいしいもの食べよう!」と明るく元気に言ってくれます。もちろん時には真剣に話してくれることもありました。「つらい時こそ楽しく」と教えてくれたのはままだと思っています。
私が剛志くん(新郎)と結婚した昨年の4月、ままが「思いやりを大切に」と言ってくれました。その言葉を忘れずに毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
本当にいつもありがとう。
今、私は25年間過ごしてきた実家を出て新しい生活を送っています。改めて家族のありがたさが身にしみています。手紙に書ききれないくらいに感謝しています。私を産んでくれてありがとう、大好きです。
(後略)
結婚情報サービスをお届けするゼクシィの公式YouTubeチャンネル「ゼクシィTV」。こちらの動画では、ゼクシィ編集者が最も心に残った花嫁の手紙を、ポイント解説と共にお届けします。
花嫁の手紙は、これまでの感謝を伝える時間であると同時に、自分自身の歩みや大切な人との関係を改めて見つめ直す機会でもあります。言葉にしようとすることで、普段は気付けなかった思いに出合えることも。そして迎える当日、あなたの言葉で思いを届けるその瞬間は、かけがえのない特別な時間に。みんなの心に宝物として残る、そんな手紙をあなたも書いてみませんか。
構成・文/RIE☆ イラスト/平野瑞恵 D/mashroom design
※掲載されている情報は2026年7月時点のものです