会場決定前 【婚礼料理の試食会】完全チェックリスト[全50項目]
結婚式では料理でもゲストを楽しませたいですよね。実際に、料理は結婚式でゲストが最も楽しみにしていることの1つ。このチェックリストはふたりにとってのおもてなしの在り方と、それが叶う会場を見つけるためのもの。試食会に行く前と試食会当日、このリストに基づいてチェックしていくと、理想的な会場を選べます。
どんな料理でゲストのおもてなしをする?
ふたりのこだわりポイントを考えて、理想の料理を描こう
「料理でゲストをおもてなししたい」と考える人が増えた昨今、料理が会場の決め手になった人も多いのです。
「料理」といっても、ジャンルはフレンチ、イタリアン、和食、和洋折衷……とさまざま。各会場の料理に対する「こだわり方」や「方向性」も異なり、できること、できないことも違います。
おもてなしを重視するなら、「どんな料理でおもてなしをしたいか」考えて会場を選びましょう。以下にそのヒントとなることをリストアップしました。これらの中から「こんな料理だったら、ゲストに喜んでもらえそう」「これなら他の人とかぶらなくて、ふたりらしいおもてなしができそう」などと思うものを選んでみて。それがふたりの描く「理想の料理」。
どの会場のどんな試食会に行く?
さまざまなタイプの試食会の特徴を知って、参加する試食会を決めよう
会場選びでは、上記でチェックしたポイントを基に「自分たちの理想のおもてなしができそうかどうか」という視点で見ることも大切。「良さそう!」と思う会場を見つけたら、試食会の情報もチェックして、参加するブライダルフェアや試食会を決めよう。
一口に試食会といっても、試食できる品数や量は会場によって違い、同じ会場でも開催日によって異なります。試食会の主なタイプは以下の4つ。
1.結婚式と同じ量のフルコース試食会(試食を兼ねた模擬披露宴として開催されることも)
2.コース全品を少量ずつ1皿に盛ったワンプレート試食会
3.主な料理3~4品のハーフコース試食会
4.肉料理とデザートの2品、肉料理のみなど一部だけの試食会
ちなみに、見学時の試食会のほとんどが無料。ただし、食べる料理を希望することはできず、多くの会場がランクの高い料理を用意。式当日の料理は、成約後にまた試食して選ぶのが一般的です。
どの試食会に行こうか迷ったら、卒花の話を参考に。試食会の料理が自分たちの結婚式当日の料理でなくても、各会場の比較はでき、どんなタイプの試食会でも料理の質のチェックは可能という声が多数。
卒花の「タイプ別試食会体験談」
[一番役立ったのはフルコース試食会]
ハーフコースでも十分当日の感覚はつかめます。ワンプレートの場合、量や盛り付けは大丈夫かな?と気になりましたが、料理の質を重視して味わい、納得できるかの検討は可能。一番役立ったのはゲストの気持ちになって、どのくらいの満足感が得られるかを体感できたフルコース試食会。(高田あすかさん)
[2品だけでも会場の比較には役立つ]
私の地域の会場はどこもメインとデザートの2皿だけ。しかもランクの一番高いものばかりで、現実的な料理のイメージは湧きませんでしたが、会場間の比較検討には役立ちました。(おとねさん)
[ハーフコースなら短時間でチェック可能]
ブライダルフェアに参加すると会場見学やドレス試着、見積り提示などもあって時間がかかるので、フルコースだと長丁場になって大変。ハーフコースでも、料理の質がよく分かったから十分でした。(高橋江里菜さん)
[ワンプレートでも会場の決め手になる]
参加したのはワンプレート試食会だけでしたが、シェフと話すこともできました。「このおいしさなら大丈夫。ゲストにも食べてもらいたい!」と思える会場が見つけられ、そこに試食会の意義を感じました。(寺田依李さん)
写真右上:「コースの一部を少量ずつ一皿に。式当日のコースとは違ったけれど、会場成約後のメニュー選びの参考になりました」(ひまわりさん)
写真左下:「各料理、一口サイズでしたが、コースで味わえて会場選びの決め手に。盛り付けも本番のようにおしゃれだったので、イメージが湧きました」(Sakiさん)
試食会当日のチェックポイントは?
味だけじゃない。聞いて確認しないといけないことも
試食会で確認することは「おいしいかどうか」だけではありません。見た目、香り、食感……と、五感を研ぎ澄ませて試食するのはもちろん、気になることをシェフやスタッフに質問して、「自分たちがしたいおもてなしができるか」見極めることが大切です。
料理には金額が異なるさまざまなランクがあるので、見積りをもらって、「自分たちが希望する料理にすると、どのくらいの金額になるか」も確認して。そして、「この内容でこの金額なら納得!」「この会場なら任せられる」と思える会場を選びましょう。
試食会に行く前に読んでおきたい記事
ドリンクやウエディングケーキはどこをチェックする?
飲物の種類などこだわりポイントと金額の確認が重要
ドリンクにもさまざまなコースがあり、「フレッシュジュースが充実している」「オリジナルカクテルを作ってもらえる」など、特色を出している会場も。その特色がゲストの好みとマッチしている会場はポイントが高くなります。
確認したいのは料理と同様、「希望することができるかどうか」と「金額」。同じフリードリンクでも、会場によってその内容が違うことがあるのです。
ウエディングケーキにこだわりがある場合は、自分好みのケーキを作ってもらえるかどうかをしっかり確認して。ケーキのアレンジやオリジナルケーキも会場によってできること・できないことが違います。
卒花のチェックポイント
[シャンパンも飲み放題?]
シャンパンを飲みながら料理を楽しんでほしかったので、乾杯のシャンパンもお代わりできるかを聞きました。中には1人1杯だけの会場もあったので、確認して良かった。(yukieさん)
[持ち込みできることが会場の決め手に]
一番下のコースには日本酒と焼酎が入っていませんでした。お祝いの席なので入れたいなと思って相談したら、「コースはそのままで、持ち込みをしていい」と。それが会場決定の決め手に。(ひまわりさん)
写真:「オプションでオリジナルカクテルを作ってくれるのが魅力的だった会場に決定。当日は甘い恋のようなノンアルコールの桜カクテルにして、より多くの方に楽しんでもらいました」(ゆうのさん)
From 編集部
最高のおもてなしをするためにチェックリストを活用して
料理で会場を選ぶ人はとても多いのですが、そのポイントとなることは人それぞれ。このチェックリストに沿って丁寧に確認しながら、会場ごとの特徴を見つけ、最高のおもてなしができるようにしましょう。
構成・文/渡邊博美 写真提供/あきさん(サムネイル)、とくまちさん(デザート)、林檎飴さん(試食会会場) D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです
※記事内のコメントは2020年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー76人が回答したアンケートによるものです
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