ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 挙式・披露宴会場探し全般
  5. 新郎予備軍に伝えたい!「結婚式の会場探し」俺たちの失敗ランキング
結婚式スタイル

新郎予備軍に伝えたい!「結婚式の会場探し」俺たちの失敗ランキング

会場探しは、結婚式を挙げるための始めの一歩かつ大仕事。それを予備知識がないまま進めると、思わぬ後悔につながることも。そこで今回は、結婚式を終えた卒花ムコたちが実際に後悔した「俺たちの失敗談」をランキング形式で紹介。卒花ムコたちと同じ後悔をしないための、具体的なヒントをお届けします。

目次

会場探し「後悔したことがある」卒花ムコは約9割

  • 会場探し「後悔したことがある」卒ムコは約9割

なんと約9割の卒花ムコが、会場探しに関して「後悔がある」と回答。会場探しの失敗談を見てみると、その多くが「え、そうだったの!?」と想定外だったことに起因していることが判明。ここからは、卒花ムコたちが実際にどんな失敗を経験したのか、そのランキングを見ていこう。

卒花ムコ110人に聞いた!会場探しの「失敗」TOP10

1位:結婚式に必要なお金の相場を把握していなかった(19.1%)

  • 1位:結婚式にかかる総額や項目ごとの料金など 相場を事前に把握していなかった(19.1%)

卒花ムコたちの会場探し失敗ランキング第1位は「結婚式に必要なお金の相場を把握していなかった」こと。全く下調べをせずに会場見学に足を運んだ結果、見積書を見て「こんなにお金かかるの!?」と衝撃を受けたという声が多数。

俺たちの失敗談

先輩花婿

何となくお金がかかることは想像していた結婚式。良い式を挙げたいという思いからいろいろと追加やランクアップをした結果、予想していたよりも高額なアイテム相場にびっくりした。(やすさん)

先輩花婿

料理や演出、装飾や衣裳など、結婚式にはいろんなお金が必要なんだと知って驚いたことに加え、それぞれの相場が結構な金額だった。事前に調べておけばこんなに衝撃を受けることもなかったはず。(ゆゆいさん)

先輩花婿

出席してくれる友人のためにもケチることではないと理解しつつも予算は無限ではないので、会場に依頼する分とDIYをして節約する分を判断するために、一般的なアイテムの相場とDIY時の費用感をもっとリサーチしておくべきだった。(ジェリーマンさん)

相場を把握しておけば、精神的な余裕が生まれる

結婚式にはいくらくらいかかるのかを事前に把握することで、「予想外!」という衝撃を防ぐことができる。また、相場を把握することで、会場側が出してくれる見積り内容にも納得感が高まり、料金に対してより的確な話し合いを進めることができるように。

2位:持ち込み制限や持ち込み料がかかることを知らなかった(12.7%)

  • 2位:さまざまなアイテムに持ち込み制限や持ち込み料がかかることを知らなかった(12.7%)

会場探しの失敗ランキング第2位は「持ち込み制限や持ち込み料がかかることを知らなかった」こと。張り切って自前でいろいろと準備したものの、実際に会場に持ち込もうとしたら追加料金が必要だったり、持ち込みNGのアイテムであることが発覚した、という卒花ムコが多数。

俺たちの失敗談

先輩花婿

会場内に好きな思い出の品を自由に飾れると思っていたら、持ち込み料が大幅にかかると知って諦めた。(オスマンさん)

先輩花婿

衣裳や彼女の髪飾りなどは自分たちのお気に入りを持ち込みたかったものの、持ち込み不可だったので実現できなかった。(まさをさん)

先輩花婿

会場内に装飾したかった自前アイテムが多く、それをすべて持ち込んでプラス10万円ほどかかってしまった。(ラヤさん)

契約前に、持ち込みルールについて確認を

ギフト、衣裳、料理、装飾品など、多くのアイテムに持ち込み制限や持ち込み料が発生することはしばしばあるもの。また、会場によって、アイテムの持ち込み制限や持ち込み料の設定はさまざま。契約を交わす前に、どんな持ち込みルールがあるのか、必ず確認を。

3位:希望の支払い方法が可能か確認していなかった(11.8%)

  • 3位)希望の支払い方法(カード、ご祝儀後払いなど)が可能か確認していなかった(11.8%)

会場探しの失敗ランキング第3位は「希望の支払い方法が可能か確認していなかった」こと。カード払いやご祝儀を利用しての後払いができるだろうと思い込んでいた結果、現金一括前払いだった、カード払い不可だったという、会場が設けている支払いルールを後から知って対応に追われたという声が。

俺たちの失敗談

先輩花婿

カード払いを希望しており、てっきり対応してもらえるものだと思っていたが、支払いは現金振り込みのみで残念な思いをした。(てくんさん)

先輩花婿

支払いは事前の口座振り込みのみと直前になって知った。まとまったお金を捻出するために、両家親族から先にご祝儀をいただくお願いをしなければいけなかった。(YYさん)

どんな支払い方法があるのか、契約前に確認を

カード払いやご祝儀が利用できる後払いなど、希望する支払い方法が明確にある場合、対応してもらえるかどうか、契約前に確認を。もしも希望する方法がNGだったとしても、確認しておけば、支払い直前になって慌てるという事態を防ぐことができる。

4位:見積り内容を確認せず、後から大幅に金額UP(10.9%)

  • 4位:見積りに含まれている内容を確認せず、後から大幅に金額UPとなった(10.9%)

会場探しの失敗ランキング第4位は「見積り内容を確認せず、後から大幅に金額UP」したこと。最初に出してもらった見積り内容に何が含まれていて何が含まれていないのかをしっかり確認しなかった結果、最終的に金額が大幅にアップしたという経験をした卒花ムコは少なくない様子。

俺たちの失敗談

先輩花婿

初回に出してもらった見積りが「最低金額」ということをきちんと確認しなかった結果、後からいろんなものの追加やランクアップが発生して、最終見積りの金額が初回のものからかなり上がった。(さはらさん)

先輩花婿

出してもらった見積りが何人のゲストを想定したものかを確認せず、人数によって大きく変動する料理やドリンク、ギフトの料金が初回の見積りから大幅にアップした。(なかさん)

見積り内のランクや人数設定は必ず確認を

会場側が初回に出してくる見積りで必ずチェックするべきポイントは、料理やドリンク、ギフトのランクと、ゲスト何人を想定した内容になるのかということ。

料理やドリンク、ギフトは「松竹梅」などのランクを設けている会場が多く、それぞれのランク別に見積りを出してもらうと安心。また、すでに自分たちが招待したいゲスト数がだいたい決まっている場合は、そのゲスト数で見積りを出してもらうと、想定外の大幅アップを防ぐことができる。

加えて、見積りに含まれている内容以外で必要になる費用があるかどうかの確認も忘れずに。

5位:会場の立地やアクセスが、ゲストに負担ないかどうかを確認せずに後悔(10.9%)

  • 5位:会場の立地やアクセスが全てのゲストに負担ないかどうかを確認せずに後悔(10.9%)

会場探しの失敗ランキング第5位は「会場の立地やアクセスが、ゲストに負担ないかどうかを確認しなかった」こと。当日になってゲストがアクセスに苦労している様子を見て、「もっとしっかり確認しておけばよかった」と反省したという声も。

俺たちの失敗談

先輩花婿

少し入り組んだ場所にある会場だったため、正確な場所がわからずに遅刻するゲストが多数いた。アクセスをもっと入念に確認して、アクセス方法を説明するなどの対策をしておけばよかった。(H.Aさん)

先輩花婿

車で来るゲストがどれくらいいるのか確認できておらず、当日になって会場の駐車場が狭い&台数が止められないという事態が発生。たくさんのゲストに迷惑をかけてしまった。(HKさん)

先輩花婿

結婚式当日の天気は雨。会場は駅近ではあったものの、道中には屋根などがまったくなかったので、雨を避ける手段が傘しかなく、駅から歩いてくるゲストに申し訳ない思いをした。(keiさん)

アクセスの利便性は、自分の足でも確認を

会場見学を行う際には、会場までのアクセスも確認しておこう。駅からの動線はスムーズか、送迎バスを手配したほうがいいのか、また車で来るゲストが多い場合には駐車場は十分な広さかどうか、小さい子連れゲストや高齢ゲストにとって負担はないかなど、さまざまなタイプのゲストがスムーズに到着できるかどうかを意識しながら、会場までのアクセスを確認すると安心。

6位~10位の失敗もチェック!

  • 会場や結婚式のイメージについて、彼女の要望をしっかり聞いてあげられていなかった
  • 6位:会場に支払う以外に必要な結婚式の関連費用(お車代など)について考えていなかった(9.1%)
  • 7位:自分の貯蓄や親援助の有無など出せる金額を把握していなかった(8.2%)
  • 7位:会場や結婚式のイメージについて、彼女の要望をしっかり聞いてあげられていなかった(8.2%)
  • 7位:ふたりの式を担当してくれるプランナーが誰になるかを確認せずに決めて後悔した(8.2%)
  • 7位:キャンセル・変更規約をきちんと読まずに契約して後悔した(8.2%)

会場探しの失敗ランキング6位~10位は上記の通り。それぞれにどんな失敗談があるのか、卒花ムコたちの口コミをチェック。
 

俺たちの失敗談

先輩花婿
会場に支払う以外に必要な結婚式の関連費用について考えていなかった

遠方から来るゲストのお車代を意識しておらず、後々になって想定外に高額な出費が必要になった。(ttkさん)

先輩花婿
自分の貯蓄や親援助の有無など、出せる金額を把握していなかった

ざっくりとした予算感で話を進めていった結果、思ったより費用が高くなってしまい、貯蓄が足りなくなって困った。最終的に親に結構な額の援助をお願いすることに。(たぁさん)

先輩花婿
会場や結婚式のイメージについて、彼女の要望をしっかり聞いてあげられていなかった

会場のリサーチ段階で「ふたりらしい式にしたいね」と話していたものの、実際には自分の好みや効率を優先した会場選びに。彼女が言葉にしきれていなかったイメージやこだわり(雰囲気、装飾、ドレスに合う会場など)を、もっと丁寧に聞いてあげればよかったと後悔しています。 結果的に、彼女が当初思い描いていたイメージとは少し違う雰囲気の式になってしまい「やっぱり別の会場のほうが良かったかも」と言われたときは胸が痛みました。(Subashさん)

先輩花婿
ふたりの式を担当してくれるプランナーが誰になるかを確認せずに決めて後悔した

見学時に対応してくれたスタッフがとても素敵な人で、てっきりその人がプランナーとして担当するものだと思って契約。打ち合わせが始まった際に別の人が担当すると聞いてショックだった。契約前に誰が担当するのか確認しておくべきだった。(のん太さん)

先輩花婿
キャンセル・変更規約をきちんと読まずに契約して後悔した

一度確定したプランを変更するにはキャンセル料が必要だと判明。そのキャンセル料も高く、気軽にプラン変更できなかった。(しょうさん)

卒花ムコが本気で伝えたい「会場選びの5つの鉄則」

  • 会場はしっかり比較検討して決めよう
  • 見積り内容はしっかり確認を
  • プランナーさんとの相性は大事
  • 親族・ゲスト視点も忘れるな
  • 後悔のない“ふたりらしさ”を大切に

最後に、後悔のない会場探しを実現するための、卒花ムコたちからの渾身(こんしん)のアドバイスがこちら!

俺たちからの会場探しアドバイス

先輩花婿
会場はしっかり比較検討して決めよう

複数比較することはもちろんですが、見学する順番も重要!見学日に契約すると初回特典や値引きがあることが多いので、本命会場は最後ではなく真ん中あたりにすると良いと思います(例:候補順位3→4→1→2)。また、本命を見学した際に、良い日取りはすでに埋まっている、値引きしてもらっても予算オーバーという事態になる可能性も高いです。なので、大本命がどうしてもダメだった場合に備えて、第2候補を最後に見学するという順番がおすすめです。(ぴょんさん)

先輩花婿
見積り内容はしっかり確認を

初回見積りに入っている料理、装花、衣裳、写真サービスは松竹梅のどのレベルなのかをしっかり確認するべし。また、両親の衣裳レンタル代や着付け代も、可能であれば入れてもらうと安心です。さらに初回見積りの内容がふたりの予算ぴったりだとその後が苦しくなるので、初回見積りの総額は予算のマイナス50万円以上を目安に余裕を持っておくと良いと思います。(ぴょんさん)

先輩花婿
プランナーさんとの相性は大事

担当プランナーさんとの相性が良ければ、大体が良い結婚式になると思います!なので、プランナーさんが誰になのか事前にしっかり確認を。私たちのプランナーさんは、いろいろなわがままにも親身になって対応してくださり、結果とても満足のいく結婚式を実現できました。プランナーさんには本当に感謝してます。(takashiさん)

先輩花婿
親族・ゲスト視点も忘れるな

会社関係、親族、子どもや高齢者、遠方から来る方など、それぞれのゲストにとっての嬉しい気遣いは異なるもの。子どもたちには飽きないように塗り絵など用意する、チャペルで立ちが多い場合は高齢者用に椅子を用意してもらうなど、ゲストに合わせた対応策を考えておいたほうが良いです。会場によって対応できる範囲が変わるので、事前にきちんと確認しておくと安心です。(takashiさん)

先輩花婿
後悔のない“ふたりらしさ”を大切に

式に対するふたりの要望を明確にしておくことで、担当者もよりリアリティーを持って受け答えすることができます。少し非現実的な世界となる結婚式だからこそ、ふたりの希望を明確にしておくことで、より満足のいく会場と出会え、満足のいく式を実現できると思います。(takashiさん)

From編集部

後悔のない会場探しの実現には、ある程度の事前準備が必要

会場探しに行く前に事前準備をしておくことで、卒花ムコたちが経験した多くの失敗を防ぐことができる。結婚式そのものやアイテムごとの相場を把握しておく、招待したいゲスト数をふたりである程度決めておく、DIYしたいアイテムがあるか考えておく、料理や衣裳など外せないこだわりがないか話し合っておくなど、結婚式に対してのイメージを膨らますことで、会場見学時に質問しておきたいリストが洗い出される。

持ち込みは可能か?料理にはどんなランクがあるのか?衣裳のバリエーションは?支払いスケジュールや方法は?など、見学時により具体的な質問を投げることで「後から知って後悔・失敗した」という可能性も低くなる。事前準備をしっかり行い、満足のいく会場探しを実現しよう!

構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/二階堂ちはる
※記事内のコメントは2025年8月に「ゼクシィ花婿会」のメンバー5人が回答したアンケートおよび結婚2年以内の男性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2025年10月時点のものです

  • 挙式1年前
  • 挙式・披露宴
  • 結婚式場検討期
  • 安心したい

pagetop