[会場決定前に]「親族ゲストは何人くらい?結婚式はどこで?」は親への相談がマスト!
親に「結婚式は好きにしていい」と言われて、本当にふたりだけで進めていませんか?会場とゲスト決めについては、親への相談は必須!親に相談すべき理由と先輩花嫁がどのように相談したかノウハウをご紹介します。
なぜ親族ゲスト選びは親に相談する必要があるの?
親も「招待する側」なので、意見をきちんと聞くことが大切
結婚式において、親はゲストではなく新郎新婦と同様招待する側という考え方が一般的。ふたりの考えだけではなく、誰を招待するか親の意向もきちんと聞いておきましょう。また、会場選びにはゲストのおおよその人数の把握が必要。会場の候補を絞った後で「その人数だと入らない!」なんてことにならないように、両家でどのくらいのゲスト数になるか親に確認しておくことが大事です。
結婚式にどの関係の親族まで招待するかは、親族間で今までの決まりや事例があることが多いので、「いとこは夫婦でご招待すべき?」「いとこの子どもは?」など迷うことがあったら、親にまず聞いてみましょう。
子どもに相談されてよかった
「どこまで呼ぶべき?」と相談され、「今までの結婚式ではいとこは呼んでないし、疎遠になっている親族も呼ばなくていいと思う」と伝えました。遠方や疎遠になっている人には私からさらりと報告し、トラブルもなくよかったです。(63歳/女性)
かなり前から相談をしてくれていたので、全部で25人の親族全員が出席してくれました。おいめいの結婚式のときは招待されたのに、こちらは招待しないと失礼になるので、きちんと相談してくれて安心しました。(59歳/男性)
当人同士は親と兄弟だけ招待するつもりでしたが、先方の親の意向でおじおばまで招待することに。遠くに住む叔父(夫の弟)に出席してもらえるか早めに打診できてよかったです。(61歳/女性)
仲の悪い親戚がいるが、早めに相談してもらったことで、招待する際の声の掛け方や、席次など対策を取ることができました。(69歳/男性)
子どもに相談されず困った
身内と親しい友人のみで挙げることに決めたと事後報告されて、招待されると思っていた親族に説明するのが面倒だった。(56歳/男性)
娘に「今は両家の人数が違っても問題ないから」と言われたけれど、こちら側の親族がとても少なく、席のバランスが悪くて気になりました。(64歳/女性)
私の両親(花嫁にとっての祖父母)は高齢で、県内しか出掛けられないと話していたのに、飛行機で2時間の距離の会場に決めたと報告されました。両親は「県内でも難しかったかもしれないから」と言ってくれたけど、せめて事前に相談してほしかった。(60歳/女性)
親族ゲスト選びを親に相談することで、候補にする会場の見当が付く!
親族の条件から、会場の候補が絞られる
親に相談することで、候補の会場が絞られてきます。「多くの親族にとって来やすい場所はどこか」を考えているうちにエリアが決まり、「親族ゲストにとって居心地がいいのはどんな会場か」を親と考えることで結婚式のスタイルや雰囲気のイメージが湧いてきます。
人数や顔触れを話す中で、「妊婦さんや乳児、高齢者のケアは?」「バリアフリーじゃないと出席は難しい?」など必要な対応や施設が見えてきます。
親に相談しました!
高齢の母と祖母は、寒い時期に足や腰が痛くなりがちと言われ、東京駅からタクシーで来られて、どんな運転手に言ってもわかってもらえるホテルを選びました。(コジさん)
高齢の祖母を招待するに当たり、新幹線の最寄り駅から車で15分ぐらいだけど問題ないかと、会場の格式やホスピタリティーについて父母に相談しました。(MMさん)
地元から飛行機を乗り継ぐ距離になるので、高齢の祖母を招待してもいいか悩みました。交通面や宿泊のことも含め、すべて両親に相談し決めてもらいました。(あゆみさん)
親族が高齢の方ばかりなので、「駅からのアクセスが良いところの方がいいよね?食事は和食の方がいいかな?ホテルだとおもてなしが行き届いて安心だよね?」など親に詳しく相談しました。(まほさん)
祖父母のために車いすやエレベーターがあるか、おいっ子のためにおむつを替えるトイレは近いかなど、一つ一つ確認しました。(ながゆきさん)
【卒花たちの後悔】親に相談せず、準備中や当日「失敗した!」エピソード
先輩花嫁たちからは「親に相談せずに決めてしまい、ちょっと後悔した」「大変だった」というコメントも。親族ゲストに気持ちよく参加してもらうためにも、やっぱり親への相談は必須です。
親に相談しておけばよかった!
夏にガーデン演出が人気の会場を選んでしまい、「ガーデンでデザートビュッフェです!」と司会者さんが声を掛けても、外に行くのは友人ゲストだけ……。祖父母や親戚たちは炎天下の屋外に出ようとせず、結局スタッフがデザートを適当に選び運んでくれました。(saoriさん)
身内だけの挙式にしようと思っていたけど、知らないところで話が進み、いとこを招待することになりました。式が華やかになり、結果的に招待して心底よかったですが、親と早めに相談しておく方がスムーズです。(H.Aさん)
ゲストは会社の方と友人メインで、親戚を呼ばない方向で進んでいました。両親から「やっぱり親戚に声を掛ける」と言われたのが結婚式の3カ月前で、その後がバタバタでした。(misonoさん)
親族へ結婚報告をせず招待状を送ってしまい、親に相談してちゃんと結婚報告をすればよかったです。(Sakiさん)
席数が少ない会場だったので、親族をどこまで招待するか確認しておけばよかったです。相談するより先に親が声を掛けた人数が私の想像より多く、結局なんとか収まりましたが、一時は席が不足するのではないかと不安でした。(ちむさん)
From 編集部
親族のことは、ふたりよりも親の方が詳しい!
親にとっても子どもの結婚式は大事なイベント。失敗しないよう手助けしたいと思っている。親戚付き合いや年配者への配慮は親の方が詳しいので、会場を決めて事後報告するのではなく、事前に相談すれば失敗を防げるはず!
構成・文/竹本紗梨 イラスト/中根ゆたか
※掲載されている情報は2020年6月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2020年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー95人が回答したアンケートと、2020年5月に「マクロミル」の会員(1年以内に子どもが結婚式を挙げた40~70代の男女103人)が回答したアンケートによるものです
- ゲスト選び・席次決め
- 式イメージ収集期
- 人間関係
- 細やかな気遣い
- 安心したい