思わず持ち帰りたくなる! ワザあり素材の「席札」11選<part3>
席札といえば紙タイプが定番ですが、今、紙以外の素材で用意するこだわり派が増えています。part1、part2に続いて、ゲストが「持って帰りたい!」と思わずにはいられない先輩花嫁の席札をご紹介します!
【レザー】
高級感あるレザー素材で仕上げた席札
おしゃれなレザーで、持ち帰りたくなるような、あまり見たことのないタイプにしたかったことから、レザーキーホルダーの席札を自作。一人一人に合う色を考えながら、金具やパーツもアンティークな色合いにした。
ゲストの反応は?
席に着いてすぐに写真を撮ってくれていたり、持ち帰るのを忘れないようにすぐにかばんに入れてくれていたみたいです。(4&Mさん)
手配方法
雑貨屋さんや手芸屋さん、100円均一ショップで材料を集め、レザー素材にゲストそれぞれの名前を刻印。花嫁母と一緒に作成した。
■用意した総数:72個
■かかった費用:9360円(1個当たり130円)
【カプセル】
新郎新婦からの手紙入りのタイムカプセル席札
タイムカプセルをイメージして、新郎新婦からの手紙を入れてゲストに持ち帰ってもらうようにカプセル型の席札を選択。かわいらしく仕上げるために、ゲストの名前に用いた書体にこだわり、カプセルの中には一人一人異なるデザインのドライフラワーを詰めた。
ゲストの反応は?
「かわいい!」と大好評でした。Instagramのストーリーや投稿で、カプセル席札の写真を上げてくれている友人もたくさんいました。男性ゲストにも持って帰ってもらえたので良かったです。(__mami22.coさん)
手配方法
カプセルはオンラインショップで注文し、ドライフラワーは店舗で購入したものと、花嫁自ら制作したものを使用。ゲスト名の紙も、自宅でプリントアウトして作成。
■用意した総数:約120個
■かかった費用:約3万6000円(1個当たり約300円)
【木のスプーン】
名前を焼き入れたオリジナルスプーン
持ち帰って使っていただけるもの、また、たとえ使ってもらえなくても後で見たときに結婚式のことを思い出してもらえたらいいなと思い「もの」として残る木のスプーンを選択。花嫁自らはんだごてで一つ一つゲストの名前を焼き入れ、ふたりの写真入りのチョコを加えてオリジナル感と遊び心を追加。
ゲストの反応は?
手作りですごい!名入れ部分も手作りだとは思わなかった!と驚いていただことに加えて、スプーン使わせてもらうね~!と言っていただけました。(まなふぃさん)
手配方法
スプーン、リボンは100円均一ショップ、OPP袋は東急ハンズで購入。オリジナルチョコはインターネットでオーダー。
■用意した総数:48個
■かかった費用:約8640円(1個当たり約180円)
【ラゲージタグ】
旅行をテーマにした結婚式に合わせた席札
ふたりの出会いが「旅行」を通じたものだったことから、招待状はパスポート、エスコートカードはボーディングパスにするなど、結婚式に関するアイテムは全て旅行を意識したデザインに。そんなふたりが席札に選んだのが、ラゲージタグ。男性はブラック、女性はホワイト、子どもたちはピンクなど、ゲストの属性によって色も分けた。中のネームタグにはミタント紙を使用し、フォントにもこだわってチープにならないように意識。
ゲストの反応は?
思っていたよりはるかに多くの方から「スーツケースに付けているよ!」と言っていただけ、嬉しかったです! また「テーマがしっかりした結婚式で、ふたりらしさがすごく出てた!」と言ってもらえたので、ラゲージタグの席札もこの感想に一役買ってくれたのではと思います。(miki.さん)
手配方法
なかなか理想のラゲージタグを見つけられず、中国より自ら輸入。届くまでに約1カ月ほどかかった。
■用意した総数:100個
■かかった費用:約1万5000円(1個当たり約150円)
【レジン(アクリル)】
レジンと押し花を組み合わせたアクリル席札
結婚式後には押し花入りのコースターとしても使えるよう、レジンでアクリルの席札を作成。結婚式の装花や花嫁のブーケにドライフラワーを使用したことに合わせ、席札の装飾にも押し花を使用。ゲストに少しでも喜んでもらえるよう、一人一人異なるデザインにした点も花嫁のこだわり。
ゲストの反応は?
一人一人異なるデザインだったので、同じテーブル席に着いた友だち同士じゃないゲストも話が盛り上がったそうです! テーブルに並べたりして、とてもかわいく席札の写真を撮ってくれました。ゲストの皆さん全員が持ち帰ってくれ、式後にはコースターにしたよ!キーホルダーにしてる!との声を聞けて嬉しかったです。(りっぴさん)
手配方法
ゲストの名前をPCのWord文書で作成し、シリコンモールドにクリスタルレジンNEOを流し入れ、ネットで購入した押し花を入れて完成。24時間ほどで自然に硬化。
■用意した総数:96個
■かかった費用:約1万7280円(1個当たり約180円)
【銅製の鍵】
レトロなホテルキーをイメージ
結婚式のテーマ「アンティークウエディング」に合わせて、花嫁自らがもらって嬉しいものをという思いから、引出物バッグに付けられるようキーホルダーの席札を選択。レトロなホテルキーをモチーフにし、アンティーク風の材料を揃えて手作りした。ゲスト一人一人の名前は刻印し、そのゲストをイメージした鍵モチーフを付けた。
ゲストの反応は?
かわいい、おしゃれ!と言ってもらえましたし、たくさん写真も撮ってくれました。また、実際に持ち帰ってくれる人も多かったです。(Sakiさん)
手配方法
アンティーク風の鍵やネームプレート、チェーンなどの材料を買い揃え、花嫁自ら組み立ててキーホルダーを制作。
■用意した総数:90個
■かかった費用:1万800円(1個当たり120円)
【プラスチック板】
「海岸」をテーマにした会場の装飾に合わせて爽やかに
ありきたりな紙の席札にしたくないとの思いからいろいろなサイトを調べ、このプラスチック板席札を発見。「海岸」をテーマにした白っぽい明るい雰囲気の披露宴会場のイメージに合わせて、席札も海を思わせる爽やかなデザインに。ゲストが自分の席に迷うことなくたどり着けるよう、名前の表記はなるべく読みやすい書体を選択。タッセルはゲスト一人一人のイメージに合わせた色をチョイス。
ゲストの反応は?
挙式はこれからなのでゲストにはまだお披露目していませんが、Instagramに投稿した後、コメントやDMでお褒めの言葉を頂けました。(しほさん)
手配方法
一つ一つ、花嫁の手作り。プラスチック板にタッセルなど、必要な材料は100円均一ショップと文房具屋さんで調達。
■用意した総数:67個
■かかった費用:約4020円(1個当たり約60円)
世界に一つのカラフルバー!
ゲストが普段も使いたくなる、思い出に残るものにしたいと考え、どれも世界に一つのカラフルでハッピー感あふれるプラスチック席札を作成。同じく自作した引出物バッグにはストラップを付け、そこにこの席札を付けることができるという、細部にまでこだわったデザイン!
ゲストの反応は?
みんなかわいい!と言ってSNSに載せてくれたり、オリジナルで作って配った引出物バッグにこの席札キーホルダーを付けて、セットで普段使いしてくれているようです。全て手作りしたので、心がこもってる!と絶賛してくれました。(@wadamariweddingさん)
手配方法
全て花嫁の手作り。タッセルやプラスチックの板などの材料は、全て100円均一ショップで購入。プラスチック板に色を塗ってゲストの名前を書いて焼き、タッセルを付けて完成。
■用意した総数:111個
■かかった費用:6882円(1個当たり約62円)
式のテーマ「クリア」とカラー「グレー」を盛り込んでデザイン
結婚式のテーマの一つに「クリア」を設定していたので、何かクリア素材のアイテムを使いたいと考えてプラスチック板の席札を選択。結婚式が終わった後も使ってもらえるよう、キーホルダータイプにした。またおしゃれな仕上がりになるよう、書体にこだわったのもポイント。タッセルは結婚式のテーマカラーのグレーと合わせた。
ゲストの反応は?
結婚式後、早速キーホルダーとして私物に付けてくれるゲストがいて嬉しかったです!(rn__wedさん)
手配方法
プラスチック板は100円均一ショップで購入。パソコンであらかじめ作っておいたゲストの名前を板に記入し、電子レンジのオーブン機能を使って焼き上げて完成。プラスチック板は熱で溶けやすかったため、一番綺麗に焼き上がるオーブンの温度と焼き時間の研究を重ねた。
■用意した総数:50個
■かかった費用:1500円(1個当たり30円)
【タイル】
敷き詰められるタイルで、家族の絆も意識
ハワイで挙げた結婚式の装飾は、ナチュラル系。それに合わせたナチュラルなデザインのタイルを席札として選択し、花嫁自らゴールドのペンでカリグラフィー風にゲストの名前を記入。新郎の故郷が美濃焼タイルの生産地だったこと、タイルはぎゅっと敷き詰められることから「家族婚で隣同士寄り添って一つになる」という思いも込めた。
ゲストの反応は?
え?これ手作りなの?と驚いた様子で、記念になる!とハワイから日本に持って帰ってくれました。(yukiさん)
手配方法
コラベルタイルをインターネットで注文し、一つ一つにゴールドの油性ペンでゲストの名前を手書き。
■用意した総数:16枚
■かかった費用:768円(1枚当たり48円)
【靴べら・ミラー・キーホルダー】
男女・子ども別に異なる席札を準備
東京駅という「旅のスタート地点」で結婚式を挙げたふたりが選んだ席札は、お出掛け時に使ってもらうことを意識した靴べら、バゲージタグ型のミラー、ネームキーホルダーの3つ。靴べらは男性ゲストへ、タグ型ミラーは女性ゲストへ、キーホルダーはお子さまゲスト用の席札とし、それぞれにカリグラフィーで名前を書いた。記念に持ち帰って日常生活でも使ってもらえることを意識し、これまでにない席札を実現。
ゲストの反応は?
年齢問わず、男性ゲストの皆さまからは毎日使えて本当に便利!と言われます。女性ゲストは、メイク用ミラーやバッグに付けるネームタグ、ゴルフバッグの用タグとして使っている!とたくさんの方が報告してくれました。また、多くの友人がかわいい!と言ってSNSに載せてくれました。(Yuri/@yu_ak_weddingさん)
手配方法
ネットショップでオーダー・購入。
■用意した総数:120個
■かかった費用:約3万6000円(1個当たり約300円)
From 編集部
名前入りだからこそ、特別な贈り物に
一人一人の名前が入ったアイテムだから、ゲストにとっても特別な物になり、今回の実例でもほとんどの結婚式で大切にお持ち帰りされたようです。今トレンドになりつつある素材から意外なアイテムまで、席札のバリエーションは無限大ですね! ぜひ皆さんも自由な発想で考えてみてくださいね。
構成・文/島袋芙貴乃
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2020年5月時点のものです
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