【カジュアル&アットホーム婚専用】会場見学チェックリスト
会場見学に欠かせないチェック箇所といえば、会場の規模や雰囲気、料理の味やボリューム、衣裳のラインアップなどを思い浮かべる人が多いのでは? もちろんそれらも大切だけど、今回は「カジュアル婚」や親しい人だけで行う「アットホーム婚」といった比較的自由度の高い式を叶えたい人たちに、プラスアルファで見てほしいポイントをご紹介します。
「進行・プログラム」を意識しながら会場をチェック
★プラスアルファで見るところ・聞くところ
カジュアル&アットホームな式を考えている人の中には、すでに「こんなことをしたい」という具体的な演出がイメージできている人も多いはず。そこで確認しておきたいのは、進行・プログラムがどのくらい自由に行えるかということ。好みの雰囲気の会場だなと思ったら、どんな使い方ができそうか、「NG演出」があるかどうかなど、プランナーさんにプラスアルファで聞いてみて。
花嫁発「進行・プログラムを意識しながらここをチェック」
<Case1>ぷーさん
海外挙式の帰国後パーティをレストランで行いました。彼との「ファーストダンス」をイメージしながらパーティ会場をチェック!
<見学時に確認したこと1>
「披露宴でファーストダンスを踊りたかったので、テーブル配置を含め、それが可能かどうか尋ねました」
<見学時に確認したこと2>
「友人のみを招いた食事と歓談メインのカジュアルなパーティをイメージしていたので、高砂席をなくし、ソファを置いてもらえるかどうか確認しました」
[画像1枚目] 中央にスペースを設け、ファーストダンスを披露
[画像2枚目] ゲストと近い場所で会話ができるよう、ふたりの席をソファに
「料理・ドリンク」は具体的な要望を伝えながら確認
★プラスアルファで見るところ・聞くところ
試食付きのフェアなら、味やボリュームを確かめてみることはもちろん欠かせないけれど、さらに追加して聞きたいのはリストの通り。取り入れたい食材やウエルカムフードの有無、希望するデザインのケーキを頼めるかどうかなど、「オリジナリティー」をどこまで叶えてもらえるのか、遠慮せずに確認&相談してみよう。
花嫁発「料理・ドリンクを意識しながらここをチェック」
<Case2>めぐみさん
親族だけでのアットホームな式。ビュッフェスタイルで、自由に席を移動しながら食事を楽しむことができるかどうかを確認しました。
<見学時に確認したこと1>
「まずはビュッフェ料理が可能かどうかを確認。さらに結婚祝いとして頂いたお酒があり、式当日みんなで飲みたかったので、持ち込みOKかどうかを尋ねました」
<見学時に確認したこと2>
「親族のみだったので、“みんなが自由に席を移動できるようなレイアウトにしたい”と相談してみました」
[画像] 好きなものを自由に楽しんでもらえるビュッフェ料理を用意
<Case3>高田あすかさん
海外挙式後、国内でも挙式&披露宴を。ガーデンでウエルカムパーティを開きたいと思っていたので、メニューの確認と相談をしました。
<見学時に確認したこと1>
「まずはウエルカムパーティを希望していることを伝え、具体的にどんなメニューを作ってもらえるかを確認。シェフのフランベなどもできると聞いて、即決しました」
<見学時に確認したこと2>
「ウエルカムパーティをガーデンで行いたかったので、使用可能かどうかを聞きました」
[画像1・2枚目] 片手でつまめるカナッペやピンチョスを用意
[画像3枚目] ウエルカムドリンクにはフルーツ入りカクテルなどを
「装飾・レイアウト」はどこまで自由にできるかを確認
★プラスアルファで見るところ・聞くところ
カジュアル&アットホーム婚の人にとって、会場装飾はふたりらしさを存分に発揮できる大事なポイント。受付やウエルカムスペースを見学する際には、どこにどんな飾り付けができそうかイメージしながらチェックして。また、テーブルや高砂席のレイアウトも大事なポイント。人数やパーティスタイルに応じて、どの程度自由にアレンジできるのかをプランナーさんに確かめておくと安心。
花嫁発「装飾・レイアウトはここをチェック」
<Case4>近藤菜緒さん
親族と仲の良い友人をお招きし、邸宅で行ったアットホームな結婚式。食事会の延長のような温かいパーティを希望していたので、主に会場の使い方やテーブルレイアウトをチェックしました。
<見学時に確認したこと1>
「高砂席を設けない長テーブルの配置が可能かどうか。また、ゲストの間に一緒に座って食事ができるかどうかを確認しました」
<見学時に確認したこと2>
「邸宅でのガーデン挙式が希望でしたが、雨が降った場合は室内のどこで行うのか、お気に入りの場所を自由に選べるのかどうかも併せて確認。当日はあいにくの雨模様だったので、ステンドグラスの窓のある部屋に椅子や祭壇を設置して行いました」
<見学時に確認したこと3>
「プライベート感を大事にしたかったので、営業中のレストランのお客さんの目に触れないよう配慮してもらえるかどうかも、念のために確認しておきました」
[画像1枚目] 長テーブルを2つ置き、新郎新婦もゲストの間に着席
[画像2枚目] 挙式は邸宅内のお気に入りの場所を指定して行った
<Case5>岡留詩織さん
イメージしていたのはアットホームで楽しいレストランウエディング。温かい雰囲気にするために、ふたりの席のレイアウトや会場装飾をどこまで自由にできるのか見学時に尋ねました。
<見学時に確認したこと1>
「彼は魚釣りが大好き。会場装飾にもぜひ趣味を生かしたかったので、どこまで装飾アイテムを自由に持ち込めるのかを聞きました。最終的に魚拓を持ち込み、テーブルナンバーをルアーにすることに決定」
<見学時に確認したこと2>
「温かい雰囲気づくりができるよう、ふたりの席をソファにできるかどうかを確認。周辺をどの程度自由に装飾可能かという点も尋ねました」
<見学時に確認したこと3>
「装飾以外に確認したのは料理です。プリフィックスコースがあると聞き、選択できるメニューや食材を確認しました。彼はお刺し身、私は野菜、さらにふたりの希望でおいしいお肉をオーダー。彼が式前日に釣ってきたタイも前菜として振る舞ってもらいました」
[画像1枚目] ふたりの席はソファにし、温かみのあるナチュラルな装飾に
[画像2枚目] 彼が釣った「マダイの魚拓」が飾られたウエルカムコーナー
[画像3枚目] ゲスト卓にはルアーをアレンジしたテーブルナンバーを
From 編集部
「当日をイメージしながら見学するのがコツ」
いかがでしたか? 思い通りの会場に巡り合うためには、できるだけ式当日をイメージするのが上手な見学のポイントです。演出や料理、会場装飾・レイアウトに至るまで、目指すカジュアル&アットホーム婚を叶えるための要素はさまざま。チェックリストをぜひ参考にしてくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/湯浅 望
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
※記事内のコメントは2020年3月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー93人が回答したアンケートによるものです
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