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ジュエリー
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【初めての指輪選び】知っておきたい7つの素材~プラチナ・ゴールドetc.~

婚約指輪や結婚指輪の素材はプラチナだけではありません。昨今、カラーゴールドも色の種類が増えて注目されているし、軽さやアレルギー性を重視して他の素材を選ぶ人も。この記事ではジュエリーのプロと卒花の声に聞いた各素材の特徴と選ばれる理由をご紹介。ふたりの指輪選びのヒントに!

【プラチナ】
特別感があり、男女抵抗なく着けられる定番素材

希少性があり、アレルギー性が低く、変色しにくいのも◎

プラチナ

婚約指輪、結婚指輪の素材といえば銀白色で光沢があり、魅力的な輝きを放つ「プラチナ」。年間供給量がゴールドの19分の1しかなく、希少性が極めて高い貴金属です。ファッションジュエリーにはあまり使われないため、特別感があって人気も1番。とりわけ、男性はゴールドカラーよりシルバーカラーを好む傾向があり、彼の好みに合わせてプラチナにする花嫁さんも。

ダイヤモンドやピンクダイヤとの相性も良いため、婚約指輪をプラチナにする人が多数。酸やアルカリに強く、漂白剤や温泉、長期使用で変色しにくいのも魅力的です。

私たちプラチナ派

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【プラチナはダイヤが映える!】
ダイヤモンドが映えて見えたのがプラチナ。「婚約指輪はプラチナ」というイメージが強く、憧れもありました。結婚指輪も重ね着けすることを考えてプラチナに。彼の結婚指輪もプラチナですが、華美にならないようマット加工。(yukiko.81さん)

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【プラチナはずっと美しい】
婚約指輪をプラチナにしたのは変色・変質しにくく、ずっときれいな状態で着けられるから。結婚指輪は「金属アレルギーを起こしにくい」「指の太さが変わってもリサイズしやすい」と聞いてプラチナに。(Minnieさん)

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【重視したのは“指輪感”!】
私にとって1番しっくりくるのはピンクゴールドでしたが、彼が「婚約指輪感、結婚指輪感があるのはプラチナ」と主張。強度があり、家事や仕事中も着けていられるのも決め手になり、全部プラチナに。(さやかさん)

ハードプラチナって何?

プラチナそのものは柔らかい素材なので、リングはパラジウムやイリジウムなど、「割り金」と呼ばれる他の金属を配合して強度を上げています。「Pt900」はプラチナ90%+他の金属10%。プラチナの割合が高いほど、純度も高くなりますが、その分、柔らかくて変形しやすくなり、傷も付きやすくなります。
「ハードプラチナ」は割り金を工夫して傷が付きにくくした純度の高いリングのこと。単に硬いプラチナのことをそう呼ぶブランドもあるので、購入時に確認を。
なお、プラチナはアレルギー性の低い素材ですが、割り金によっても違います。アレルギーの心配が少ないのはイリジウム配合のリング。

【イエローゴールド】
デザイン性が高く、人とかぶりにくい!

肌の色とも手持ちのアクセサリーとも相性抜群

イエローゴールド

ゴールドは欧米では主流の素材で、プラチナより人気があります。海外セレブリティーが好む結婚指輪もゴールド! 日本でも近年、ゴールドのリングが多くなり、需要も増えています。

純金に銀や銅などを配合したイエローゴールドは純金より華やかな黄金色で、黄色みのある肌や日焼けした小麦色の肌によくマッチ。おしゃれな指輪が多くて人とかぶりにくく、ファッションに敏感な人たちに好まれています。プラチナと比べてなじみがあり、指輪の重ね着けなど、手持ちのアクセサリーとコーディネートしやすいのもポイント。長年の使用で色が変わることがありますが、それを楽しむ人たちも。

私たちイエローゴールド派

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【ゴールドが肌に1番なじむ色】
普段身に着けているアクセサリーは肌の色に合うゴールドが多く、結婚指輪もゴールドと決めていました。私の結婚指輪はマット加工したゴールド。光沢を程よく落とした感じがおしゃれで気に入っています。(わっちさん)

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【他の人とかぶらないのが◎】
周りの人がプラチナの結婚指輪ばかりだったので、イエローゴールドに。年がたつにつれて味が出てくるのもポイントになりました。プラチナにはないテイストで、人とかぶらないから大大満足!(横井理子さん)

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【アンティークな雰囲気がお気に入り】
私の結婚指輪はイエローゴールドに細かいミル打ちをしたダイヤ入りのリングで、アンティークな雰囲気。彼の結婚指輪はシンプルな幅広で、デザインこそ違いますが、同じゴールドなので、お揃い感があります。(b-holicさん)

ゴールドの相場はプラチナより高いって知ってた?

ここ数年ゴールド(純金)の相場はプラチナより高く、最近はプラチナの約2倍! ところが同じデザインのリングなら、プラチナの方が高めなのです。
実は純金もプラチナ同様、柔らかい素材で、強度を高めるため、他の金属(割り金)を配合。純金は「24K(24金)」、リングに多い「K18(18金)」は純金75%+割り金25%です。
プラチナリングの方が高いのはこの割り金の割合が低い=純度が高い、ゴールドより比重が重い、加工の手間がかかるからですが、地金の相場から見ると、ゴールドリングの方がお得といえそう。

【ピンクゴールド】肌なじみが良く、おしゃれ女子が注目!

優しい雰囲気で、さりげなく着けられるのが人気の秘密

ピンクゴールド

ピンクがかった色で、温かみや優しい雰囲気もあるため、若い女性からの支持が高い素材です。イエローゴールドほど目立たなくて、肌なじみも抜群。普段着けしているアクセサリーとコーディネートしやすく、カジュアル系や清楚系ファッションにも合います。「ローズゴールド」は同色系。

ピンクゴールドには銅やパラジウムなどが配合されていますが、この2つは金属アレルギーの原因。心配な人はパラジウムの代わりにプラチナを配合したリングや、肌に触れる内側だけアレルギーになりにくい素材を使ったリングを探してみて。経年使用による変色が気になる人は酸化防止加工されたリングがおすすめ。温泉に入るときや強い洗剤を使うときは外して変色防止を。

私たちピンクゴールド派

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【アンティーク調になるのが楽しみ】
「ピンクゴールドのリングは時間がたつとだんだんアンティーク調になる」と知って、ふたりとも迷わず結婚指輪をピンクゴールドにしました。(みんさん)

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【花嫁の色へのこだわりで】
元々指輪の色には、大好きなピンクゴールドを入れたいというこだわりが。結婚指輪はピンクゴールド一色、婚約指輪もピンクゴールドが入っているものから選び、セミオーダーで一部をプラチナに変更。(ゆうさん)

ピンクゴールドはコンビも人気!?

ピンクゴールドは、プラチナやイエローゴールドとコンビになったリングも多く、今回のアンケートでもピンクゴールド一色より、コンビの方が人気でした。

●「プラチナの婚約指輪にバラのモチーフをプラスしたので、バラが浮かび上がるようにそこだけローズゴールドに」(服原優香さん)
●「私の結婚指輪はシンプルだけど少しデザイン性があっておしゃれだった、ピンクゴールドとプラチナのバイカラー」(ひかるさん)
●「プラチナの結婚指輪の内側を私はピンクゴールド、彼はイエローゴールドに変えてオリジナリティーを出しました」(おさなさん)

【その他のゴールド】
ホワイト、シャンパン、ブラックなど色とりどり

多彩なゴールドリングからふたりそれぞれ好きな色を選ぶ手も

ハニーレモンカラーゴールド

ゴールドの種類(純金、18金など)と、割り金(配合する素材)の組み合わせによって、ホワイト、シャンパン、ハニーイエロー、ブラック、オレンジ、グリーン……とさまざまな色のゴールドリングが世に生み出されています。同じ名称のゴールドでも、ブランドやメーカーによって色みが違ったり、各ブランドが独自のカラー展開をしていたりするので、実物を見てみて。「限定色」に珍しさを感じて選ぶ人もいるそう。

●ホワイトゴールド(WG)
ゴールドに銀やパラジウムなどを配合し、表面を白くコーティングしたもので、プラチナより少しグレーみを帯びているます。着け心地は軽く、プラチナよりリーズナブルなので、シルバーカラー系で価格を抑えたい人におすすめ。家事をよくする人や手先をよく使う職業の人はそのたびに外して、コーティングの剥げや傷を防止したい。

●シャンパンゴールド(CG)・ナチュラルホワイトゴールド
イエローゴールドとホワイトゴールドの中間で、マイルドなゴールドという色感。イエローゴールドより落ち着いている一方、華やかさもあり、スタイリッシュにも見えることから人気上昇中。割り金はホワイトゴールドと同じだけれど、コーティングはなしなので表面が剥げる心配はない。

●ブラックゴールド(BG)
ゴールドにパラジウムやプラチナ、銀が配合されていて、黒っぽいプラチナといった雰囲気。男性の間で人気が高まっている素材です。

私たち○○ゴールド派

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【手になじむ色が気に入った】
婚約指輪は手になじむ色が良かったので、ゴールド感が抑えられたシャンパンゴールドに。結婚指輪は私がシャンパンゴールドとプラチナ、彼がブラックゴールドとプラチナのコンビ。(クマちゃんさん)

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【年を重ねても自然な感じ】
彼の結婚指輪はマット加工したホワイトゴールド。ピカピカし過ぎてなくて、年代を選ばず、年を重ねても自然と着けられそうだったからです。(わっちさん)

【パラジウム】プラチナそっくりなのに低価格のレアメタル

変色、腐食の心配がなく、着け心地が軽やか

パラジウム

銀白色のリングがいいけれど、プラチナは手が届かない。そんな人におすすめなのが、プラチナと色があまり変わらないのに、プラチナよりリーズナブルなパラジウムです。

ホワイトゴールドにも似ていますが、ホワイトゴールドのようなメッキ加工をしていないので、色が変わる心配なし。プラチナより硬くて傷が付きにくい一方、重さはプラチナの半分くらいで、着け心地は軽やかです。汗などによってかゆくなることがあるので、金属アレルギーのない人向き。

【チタン】羽のような軽やかさで指輪が苦手な人にもおすすめ

軽くてアレルギー性が低いストレスフリーの素材

チタン

ピアスやメガネのフレームにも使われるチタンは身近な素材で、機能性抜群。重量がプラチナの約4分の1しかないため、指輪が苦手な人でも違和感なく着けられます。人工関節やペースメーカーにも使われる人体に優しい素材でもあり、金属アレルギーが起こりにくい素材としても有名。ロケットや航空機の部品にも使われるほど高強度で変形しにくく、傷が付きにくいというメリットも。

酸素との化学反応で表面をグラデーションやレアな色にすることができるため、個性的なリングが多いのもポイント。チタンそのものの色を生かした鏡面仕上げで、プラチナのような輝きを演出したリングもあります。

【ジルコニウム】個性のあるリングを求めるふたりにぴったり

発色はチタンより鮮やかで、色のバリエーションも豊富

ジルコニウム

チタンと似た素材で、軽くて(プラチナの約3分の1)、金属アレルギーを起こしにくい。強度や耐食性、色持ちの良さはチタン以上で、傷やゆがみの心配が少ないため、長く身に着ける結婚指輪の素材にふさわしい。

最大の魅力はチタンよりも優れた発色の鮮やかさ。特殊な技術による化学反応で、ジルコニウム表面に創り出す色は、単色14色に加え、グラデーションも可能。カラー選択が多いので、色でふたりの個性を出すことができるのです。カラーチェンジもできるので、年代によって色を変えていくのも楽しそう。

元々の色はチタンよりも白めの銀白色。ジルコニウムそのままのシンプルな指輪も素敵です。

私たちジルコニウム派

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【将来の体質変化に備えて】
今は大丈夫でも、出産したりすると、体質が変わることがあるらしい。将来的なことを考え、金属アレルギーを発症しにくいと聞いた、長く愛用できるジルコニウムに決めました。(けーてぃんさん)

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【黒っぽくてかっこいい】
彼が「結婚指輪は黒っぽいのがいい」と言うので、ジルコニウムでもブラック系のつや消しタイプにしました。私もその色と質感が気に入っています。(DAHANEさん)

CHECK★ 結婚指輪はふたりとも同じ素材? 違う場合は何にした?

ふたりとも同じ素材にしたカップルも多いのですが、それぞれ好みの素材を選んだ人たちも。特に多いのは、彼女=ピンクゴールド、彼=プラチナ、シルバー、イエローゴールドという組み合わせ。金属アレルギーがある方だけ、アレルギー性がない素材にしたというパターンも。

●人と違う色の指輪にしたくて私はピンクゴールド、彼はイエローゴールドに。(さんさんさん)

●ピンクゴールドが好きな私はプラチナとピンクゴールドのコンビ。彼はシンプルな指輪がいいとのことでプラチナ一色に。(シェレンさん)

●私は肌なじみ重視でイエローゴールド。彼はシルバーにイエローゴールドのハンマークラフト加工をした珍しいタイプ。(庄屋みのりさん)

ちなみに、彼女の結婚指輪と婚約指輪を違う素材にした人も意外と多く、その組み合わせはさまざま。みんな自分の好みで選んでいる様子です。

【写真の指輪】
Foulason(フレゾン)-ORANGE BLOSSOM-
オレンジブロッサムの花をイメージし、婚約指輪はシンプルなS字の曲線を描いたデザインの中に、花びらが開いたような石座が

ENUOVE(イノーヴェ)-cerca-
婚約指輪は横から見ると石座が王冠のようになったアンティークデザイン。指輪を重ね着けできるように設計されている

COCKTAIL(カクテル) -Batida de Cacao-
婚約指輪はコンビで、アーム部分は可愛らしいピンクゴールド、中央はダイヤがより引き立つプラチナ。女性用の結婚指輪はダイヤの周りをミル打ち

with Happiness..(ウィズハピネス)-Foot Print-
スヌーピーとウッドストックが仲良く並んで歩いている様子をダイヤモンドとイエローサファイアで見立てた遊び心が

PORTADA(ポルターダ)-OLA-
指がきれいに見えるよう、ゆるやかな美しいS字の曲線にこだわったリングで、細身だけれど、加工とダイヤモンドで立体感を演出

SORA(ソラ)-MURMUR-
チタンの内側にブルー系の発色を施して、さらさらと流れる穏やかな川をイメージ

SORA(ソラ)-GANGA-
ジルコニウムにブルー系、パープル系のグラデーションを施し、指輪を回すたびに表情の違いを楽しめる。大いなる大河の流れをイメージしたうねりのフォルムが特徴的

From 編集部

ふたりにぴったりな指輪の素材選びを楽しんで!

プラチナのような感じが良かったら、ホワイトゴールドやパラジウムも見てみる。個性のある色にしたかったら、カラーゴールドやチタン、ジルコニウムもチェックしてみる。このように素材にも着目すると選択肢が広がります。色、質感、耐久性、アレルギー性……、さまざまな角度からふたりに合った指輪を探してみて。

取材・文/渡邊博美 D/ロンディーネ 構成/可児愛美(編集部) 取材協力・写真提供/BIJOUPIKO(ビジュピコ)[https://bijoupiko.com/]
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
※記事内のコメントは2020年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー101人が回答したアンケートによるものです

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