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結婚式スタイル
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気取らず自由に♪「カジュアルウエディング」の叶え方

にぎやかな披露パーティ、1.5次会、帰国後パーティ、少人数パーティなど、自由で楽しい「カジュアルウエディング」に憧れるけれど、どんなふうにつくり上げたらいいのか分からない……そんな花嫁さん必見!素敵なカジュアルウエディングを叶える工夫を、4人の先輩花嫁さんに聞きました。

緑に囲まれた会場でゆっくり話ができる雰囲気づくりを

90人のゲストと親しくくつろぐ工夫 (mikiさん)

カジュアルウエディングでみんなと和やかに
高砂チェアでフラットな目線
カラードリップ演出

「ガチガチの披露宴が嫌で、ゲストとたくさん話せるパーティ」を目指したmikiさん。美容師の新郎とネイリストの新婦が、大人数でもゆったりくつろげる、おしゃれでリラックスできる空間をつくり出した。

【ポイント1:一軒家貸し切りスタイルの会場を選んで、自宅に遊びに来てもらう感覚に】
会場に選んだのは完全貸し切りの一軒家。緑があふれていて、ふたりの自宅で開くホームパーティみたいな雰囲気。大好きな人たちといつものように楽しく飲んで話せるような空間を目指して。

【ポイント2:ゲストが近寄りやすい“高砂チェア”をチョイス】
通常の一段高い場所にある高砂席ではなく、木製のシンプルなチェアを新郎新婦席に。ゲストと同じ目線で写真撮影やおしゃべりができて、自然とふたりの周りにゲストが集まってくれた。

【ポイント3:特別な演出は入れず、ゲストとの会話を重視】
おしゃれなカラードリップにはこだわったけれど、他に特別な演出はあえて行わず、歓談の時間を重視。全てのテーブルを回ってゆっくりゲストと話すことができ新郎新婦も大満足。

+αのこだわり教えて!

花嫁のmikiさん

ふたりらしさが伝わるよう、ウエルカムスペースと入り口の黒板、チョークアートは夫の手作りです。皆さんがリラックスできるよう、ドレスコードは「なるべく黒以外、カジュアルな感じで」とお願いしました!(mikiさん)

おいしい料理とお酒でにぎやかなパーティに!

披露宴ではなく「ふたりから感謝とおもてなしの会」 (山下美波さん)

ピッツァ焼き実演
親しい仲間とイタリアンを味わう
きょうだいみんなで中座

結婚式、披露宴をしたい、というよりは、お互いの大切な人たちに、感謝とおもてなしの会をしたいと考えていたふたり。新郎の強い希望で、おいしくておなかいっぱいになる料理を重視し、老舗レストランでパーティを開いた。

【ポイント1:一軒家のイタリアンレストランを選び、日常を忘れて楽しめるムードづくり】
一番こだわったのは、おいしい食事でゲストをおもてなしすること。歓談の時間をたくさん取るため演出は少なくしたけれど、ピッツェリア経験者の新郎の見せ場としてピッツァ焼き実演は取り入れ、焼き立てをゲストみんなに振る舞った。イタリアンレストランで日常を思い出さないよう、BGMに邦楽を使わない徹底ぶり。

【ポイント2:気を使うゲストは呼ばず、大切な人たちだけをご招待】
会社関係など気を使うゲストは呼ばず、ふたりが本当に大切に思っている家族や仲間だけを招待した。夫婦共にきょうだいが多く、お互いのきょうだいとそのパートナー総勢12人で中座し、その仲の良さに会場からは歓声が。

【ポイント3:ドレスコードは平服で!】
結婚式というよりパーティという感じにするため、招待状には「平服で」と記載。ノーネクタイ、ノージャケット、色、柄、派手な服装も大歓迎で、「とにかく好きにおしゃれして来ていいよー!」とふたりから41名のゲストに直接連絡した。

+αのこだわり教えて!

山下さん

おもてなしのパーティなので泣くシーンはいらないと思い、花嫁の手紙や家族からのあいさつも省きました。……が、新郎と新婦父はたくさん泣いて、新婦が全く泣かず……。それはそれで盛り上がっていたので結果よかったです(笑)(山下美波さん)

イメージは笑顔あふれる海外のホームパーティ!

「アットホーム」をテーマに会場を好きなもので満たして (岡留詩織さん)

テーブルを回る新郎
アットホームをテーマに手作り
パーティ内人前式

新郎は2回目の結婚で以前式を挙げていたので、新婦は「結婚式はしないか、家族のみで」と考えていた。だけど彼から「好きなようにしていいんだよ、喜ぶ顔が見たい」と言われ、本当にふたりが大切にしている家族と友人47人を招き結婚式を行うことに。

【ポイント1:演出は必要最低限のみで、新郎新婦が歩き回り会談するスタイル】
あいさつなど必要なもの以外、結婚式の定番演出は入れないことを徹底し、ゲストテーブルを新郎新婦が自由に回って写真撮影や会話をする時間をたくさん取った。新郎新婦が11歳差でゲストの友人たちも年齢差があったけれど、歓談の時間が多く笑顔で過ごすことで自然と親しくなっていった。

【ポイント2:会場装飾は“アットホーム”をモットーに】
会場は木材を多く使用しているレストランを選択。持ち込み自由だったので、ふたりらしさを演出できるような装飾品はほとんど自作した。ブーケや高砂席、ゲストテーブルなどの装飾用の花は全てドライフラワーでまとめ、ペーパーアイテムもふたりらしさが出るように全て手作り!

【ポイント3:パーティ内人前式でオリジナルの誓いを】
挙式→披露宴の流れではなく、パーティ中に宴内人前式を行った。「証人」という第三者ではなく、全員でふたりが夫婦になることを祝う雰囲気に!誓いの言葉はオリジナルで、当日までお互い内緒。大切な人たちと一緒に喜びや笑いがあふれるセレモニーとなった。

+αのこだわり教えて!

新婦の詩織さん

当日までお互いのスーツとドレスは内緒にし、ファーストミートをして特別な思い出ができました。手作りなど準備は大変でしたが、型にはまった仰々しい結婚式ではなく、アットホームで笑顔あふれる結婚式の夢が叶いました!(岡留詩織さん)

かしこまらずフランクな1.5次会を

バリ島挙式の様子を楽しく家族や友人にお披露目 (こゆさん)

1.5次会にぴったりなビンテージドレス
ドライフラワーで統一した会場
銀座の歩行者天国で記念撮影

挙式はバリ島でふたりきりで行ったため、家族や友人に挙式の様子をお披露目するために1.5次会を開いた。衣裳などに徹底的にこだわり、自由でフランクなパーティに!

【ポイント1:新郎新婦もゲストもおしゃれにこだわって】
新郎新婦の衣裳は、ドレスから小物まで全て自分たちで手配。新婦は靴下以外全部ビンテージショップで揃え、新郎はタキシードではなくオーバーオールにスカーフでメリハリを出した。ゲストのドレスコードは「スーツ禁止」。好きな私服で来てもらいフランクさを演出。

【ポイント2:会場装花はドライフラワーで統一】
ビンテージ感のあるドレスと統一して、会場は大好きなドライフラワーでいっぱいに!ブーケやヘッドドレスもドライフラワーでトータルコーディネート。装花のドライフラワーはゲストに配れるように手配し、パーティの思い出と共に持ち帰ってもらった。

【ポイント3:パーティ終了後に歩行者天国で記念撮影】
事前に会場に確認し、パーティ終了後に銀座の歩行者天国でロケーション撮影を行った。カメラマンの友人にお願いして、ふたりだけのショットはもちろん両家家族ともイメージ通りの写真が残せた。

+αのこだわり教えて!

新婦のこゆさん

新婦新郎の席をソファにするなど、見た目も堅苦しくないようにしました。ウエルカムスペースには彼が作った挙式&ハネムーンの「旅のしおり」に思い出の写真を添えて飾り、パーティ中にはバリ挙式のムービーを流して、みんなに披露しました!(こゆさん)

From 編集部

参加するゲストにとっても楽しいカジュアル婚

肩肘張らずゆったり楽しめるカジュアルウエディングは、ゲストにとっても楽しいパーティ。先輩花嫁たちの工夫を見ていると「非日常の空間」「会話重視のプログラム」「カジュアルなドレスコード」が重要!大切なゲストと楽しく過ごせるパーティをぜひ叶えてください。

構成・文/竹本紗梨
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2020年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー18人が回答したアンケートによるものです

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