「引出物は宅配派」先輩花嫁が準備していた“おもたせバッグ”って?
令和婚の引出物は、ゲストの自宅へ直接送り届ける宅配タイプも主流となってきています。宅配タイプにした先輩花嫁は、式当日のプチギフトなどを持ち帰ってもらうためにバッグを用意しているみたい。その便利なバッグを”おもたせバッグ”と命名!どんなデザインがあるのかチェックしていきましょう。
”おもたせバッグ”が必要な理由
気が利くね! ゲストの手を煩わせない気遣い
引出物宅配を利用していても、結婚式当日は席次表やプチギフト、花など、ゲストに持ち帰ってもらうアイテムがでてくるもの。参列する女性ゲストはミニバッグ、男性ゲストは手ぶらというケースも多いので、”おもたせバッグ”を用意しておくとスマート。また、オリジナルのデザインにすることで、会場の雰囲気との一体感も出しやすくなります。
先輩花嫁8人の”おもたせバッグ”実例
ユニセックスなデザインの巾着トート
会場名をプリントしたシンプルなホワイトの布製巾着トートは、少し小ぶりなA5サイズがペーパーアイテムとプチギフトを入れるのにちょうどいい。くるくると丸めてからひもで結び、ゲスト卓に配置することでギフト感も高まる!
”おもたせバッグ”のこだわり!
普段からバッグインバッグとして愛用している巾着タイプに。「男女問わず使いやすいデザイン」「結婚式らしくないもの」にこだわったオリジナルバッグ。結婚式後、サブバッグとして使ってくれている友人もいて嬉しいです。(@dear_1019さん)
アウトドアウエディングを盛り上げるサコッシュ
キャンプ、フェスが大好きという新郎新婦が用意した”おもたせバッグ”は、手ぶらになれるショルダータイプ。ガーデンで行われた結婚式のテーマである「HAVE A GOOD CAMP」のメッセージをプリント。日付や名前を入れないシンプルなデザインで普段使いしやすさも重視。
”おもたせ”バッグのこだわり!
受付で配って、結婚式の最中も使ってもらえるようにしました。ゲストと歌ったり踊ったりする演出もあったので、両手が自由になるサコッシュにして大正解。カジュアルなドレスコードとの相性がよく統一感が出せたのもよかったです。1個500円くらいでした。(@yuuca__mpさん)
布トートにオリジナルの消しゴムスタンプをオン!
結婚指輪にも刻印してあるというオリジナルの太陽ロゴを消しゴムスタンプで制作し、コットントートに1枚ずつ押してふたりらしさを演出。受付時、プロフィールブックを入れた状態でゲストに配布したそう。腕にかけられる持ち手が便利。
”おもたせバッグ”のこだわり!
結婚式後も使ってもらえると嬉しいと思いつつ、ゲストが気兼ねなく捨てられるように丈夫すぎない素材を選択。コットントートはネット通販のまとめ買い割引きを利用して1枚当たり約88円でした。(@ts.sun.weddingさん)
デザイン日付がおしゃれなミニトート
アンティーク×ナチュラルをイメージして、結婚式の日付をフラワーモチーフでデザイン。くるくると丸めてリボンで結び、トーションフラワーのようにテーブルにセッティングするアイデアもGOOD!
”おもたせバッグ”のこだわり!
デザイナーの友人が結婚祝いとしてオーダーメイドでゲスト全員分をプレゼントしてくれました。ちょっとしたお出かけにも使える、しっかりとした厚めの素材と小さめサイズがお気に入りです。(horyさん)
遠方からのゲストのためにコンパクトな巾着をチョイス
飛行機や新幹線を使うゲストも多かったため、コンパクトな巾着で荷物を最小限に。ナチュラルな植物モチーフのスタンプを6種類用意し、ランダムに押したそう。「ARIGATO」のメッセージスタンプも素敵。
”おもたせバッグ”のこだわり!
シンプルな巾着ならバッグの中の小物整理にも使ってもらえるかなと思って。くるくる丸めて筒状にした席次表を中に入れて、受付時に手渡してもらいました。通販サイトで買った巾着は1枚94円。(ヤスイマリナさん)
無地トートにオリジナルタグをプラス
布トートにオリジナルタグでアクセントをプラス。結婚式後の使いやすさを考えて、あえてバッグ自体には無地にこだわったそう。書類などもすっぽりと収まるA4サイズをセレクト。
”おもたせバッグ”のこだわり!
会場で紙袋を準備してもらうよりコスパのよいオリジナルの”おもたせバッグ”を用意。フリー素材のテンプレートをクラフトペーパーに印刷し、金具と麻紐で留めるだけなので不器用さんにもおすすめです。(rei(@rm16.wedding)さん)
ペーパーアイテムが引き立つクリアバッグ
英字新聞風プロフィールやレザー名札など、おしゃれなオリジナルアイテムを用意したAYAKAさんは、ポリプロピレン製のクリアバッグをチョイス。予算を抑えられるうえ、高級感もある一石二鳥のアイデア。あらかじめ中身を入れた状態で受付時に配布し、ゲストへの受け渡しもスムーズに。
”おもたせバッグ”のこだわり!
ペーパーアイテムを頑張って作ったので、中身が見える透ける素材のクリアバッグにしました。大人っぽい雰囲気に仕上がって大満足です! ハンドルと袋は別々に購入したもの。(AYAKAさん)
【番外編】クリア×シルバーのモードな引出物バッグ
引出物は宅配ではなかったのですが、@1616spさんのステキなミニサイズバッグのDIYアイデアをご紹介。結婚式のテーマカラーはホワイト、シルバー、クリア、ブラック。イメージに合うデザインの引出物がなかったため手作りすることにしたそう。バッグのサイズは幅35cmくらいと決めてから、中に入れるアイテムを決めたため、自然とコンパクトな引出物に。
”引出物バッグ”のこだわり!
クリアビニールとレザーの異素材ミックスでシンプルでクールなデザインに仕上げました。材料はライフスタイル雑貨店と手芸店で購入し、すべて手作りしたので1つあたり約300円です。(@1616spさん)
From 編集部
結婚式後も使ってもらえる使い勝手のいいデザインが人気!
手頃な値段でオーダーできたり、DIYできたりする”おもたせバッグ”。繰り返し使える布製などの”おもたせバッグ”は、ゲストに長く使ってっもらえるように考え抜かれたシンプルなデザイン&カラーが人気でした。宅配の引出物でなくてもマネしたいものばかり!
取材・文/岸田雅子 イラスト/moeko 構成/藤木萌恵(編集部)
※掲載されている情報は、2020年4月時点のものです
- 挙式・披露宴
- 引出物
- アイテム検討期
- 花嫁実例
- トレンド
- おしゃれ
- 細やかな気遣い
- 演出として使えるギフト