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再婚の結婚式する?ご祝儀・スタイル...etc. 気になる不安を解消!

再婚で結婚式を挙げたいと思っているけれど、ゲストに遠慮してしまったり、再婚ならではの事情でためらう人も多いかもしれません。でも、大丈夫。再婚のカップルの約6割が挙式またはウエディングパーティを実施しているというデータ(※)もあるんです。再婚の結婚式にまつわる不安をここで解消して、ゲストもふたりもハッピーになれる式を挙げてくださいね。

再婚の結婚式で気になるあれこれ……
お悩み解消Answer

ご祝儀や式準備など再婚の結婚式にまつわる悩みについて、アンケートによるゲストの声とウエディングプランナー東 佐江子さんからアドバイス。気になるゲストの本音やふたりが式でできることを聞きました。参考にしてみてくださいね。

【お悩み1】同じゲストを2回目も招待するのって迷惑に思われる?

Q.再婚の結婚式に参加したい?

再婚の人から2度目の結婚式に招待されたらどう思うかアンケートを取ったところ、「喜んで参加する」「仲がいい友人の結婚式なら参加したい」という意見も含め、9割の人が参加すると回答しています。つまり、ほとんどの人が友人の結婚式なら何度でも招待されて嬉しい、と思っているようです。

ちなみに具体的な意見としては、
「再婚など関係なくおめでたいことなので素直にお祝いしたいです」(28歳女性)
「再婚の友人に招待されたことがあったのですが、長い間再婚するか迷っていたことを知っていたので、式に参加して幸せそうな笑顔を見て本当にほっとしました」(32歳女性)
という肯定的な声が多数。中には、
「基本的には気持ちよくご祝儀を渡したいですが、離婚の理由によってはためらうかもしれません」(29歳女性)
「お祝いしたい気持ちはありますが、出費が大きいし親しい関係なら少し相手に配慮してくれると嬉しい」(31歳男性)という声も。ゲストとの関係性や相手の負担への配慮が大事になってくることがわかります。

【お悩み2】1回目と同じゲストからご祝儀のを頂くのが申し訳ない……

お悩み2.1回目と同じゲストからご祝儀を頂くのが申し訳ない……

同じゲストから再びご祝儀を頂くことに抵抗がある人もいるのでは? そのような場合は、以下のような方法を考えてみるのも手。

・お返しを多めにする
ご祝儀を頂いた場合は、引出物を通常より多めの金額にするか、引出物とは別に5000円から1万円程度の品物をお返しするなどの心遣いがあるとゲストに喜んでもらえます。

・会費制にする
ご祝儀制ではなく会費制にするのも一つの方法。会費制の場合、金額の相場は1万5000円から2万円程度なのでご祝儀を包むよりゲストの負担が軽くなります。招待状にはその旨記しておきましょう。

・ご祝儀を辞退する
少人数での結婚式なら全て自己負担で行うことも。ご祝儀を辞退するときは、招待する際に「ご祝儀は辞退させていただきます」と伝えるか、こちらの場合も招待状にその旨をきちんと明記を。また、事前に伝えていても別途お祝いを頂いた場合は結婚式から1カ月以内に引出物に代わるギフトを贈るとよいでしょう。

ゲストに聞きました! ご祝儀への配慮、どう思う?
ゲストコメント

<ご祝儀辞退の結婚式>
前回の結婚からだいぶたっているならいいですが、数年後に再婚する場合はこちらに気を使ってくれると嬉しいかなと思います。特に出産祝いなども贈ったばかりだったときは……(30歳女性)

ゲストコメント

<会費制>
ご祝儀の相場が1回目の結婚式と同じでよいのか迷うので、会費制の方がわかりやすいですね(34歳女性)

ゲストコメント

<会費制>
ご祝儀を包む盛大な結婚式より金銭的な負担も少ないし、親しみのあるお祝いができそうです(30歳女性)

ゲストコメント

<お返しを多めにする場合>
2回目なので金額をそれなりに渡している分、お返しが多いと相手の気遣いが感じられて嬉しいです(37歳女性)

【お悩み3】 2回目の結婚式だからあまりお金をかけたくない!

お悩み3. 2回目の結婚式だからあまりお金をかけたくない!

さまざまな事情で結婚式にお金をかけられなかったり、準備に時間をかけたくない場合には、フォトウエディングや挙式のみのスタイルを選んで行う方法もあります。一般的な挙式・披露宴とは違いゲストへの連絡やプログラムの準備も不要な分、より手軽で、でもちゃんとふたりの思い出に残る式に。

「ゲストを招待してのパーティでも、例えばレストランなどカジュアルな会場で、立食スタイルのパーティ形式でおもてなしをするのも費用を抑える方法のひとつです。時間がかけられない場合は、誓いの言葉だけはおふたりでしっかりと考え、その他はプランナーにお任せして進行を組んでもらいましょう。式場によってはセカンドウエディングプランを用意しているところもあり、まとめてお任せしやすいでしょう」(東 佐江子さん)

【お悩み4】初婚の彼と再婚の私。呼びたい人数に差がありすぎて……

ひと昔前までは両家で人数を揃えるのが一般的でしたが、最近は無理して人数合わせをしなくていいという考えが主流です。特に再婚の場合、招待したいゲストは親族や親しい友人だけに抑えたいというケースもあるかもしれません。

「式当日にできる工夫として、席次表は配らずゲスト紹介をMCやオープニング映像の中に取り入れてみると人数差がさほど気にならなくなりますよ。ご挨拶に回りたいご家族のために身内だけに簡単な席次表を用意してもいいですね」(東さん)

【お悩み5】“純白”のドレスを着るのにちょっと抵抗感が……

再婚だからといって控え目にしなければとか、白いウエディングドレスを着ることに後ろめたさを感じる必要は全くありません。むしろ、1度目とは違う大人スタイルの花嫁姿を披露すればゲストも喜んで祝福してくれるでしょう。

「王道のウエディングドレスでなくスレンダーでシンプルなタイプを選んだり、ドレスや白無垢に抵抗がある場合、引振袖をお召しになった方もいらっしゃいます」(東さん)

式のスタイルと同様、選択肢は様々なので着たい衣裳を選んで問題ありません。

【お悩み6】華やかなパーティをするのが後ろめたい気持ちも……

人からどう思われるのかが気になって華やかな雰囲気に気乗りしないなら、心配しなくても大丈夫。ゲストはふたりをお祝いしたくて出席しているので、遠慮することはありません。

また会場として、ガーデンやリゾートなどのリラックスした雰囲気の場所やレストランなどのかしこまらない場を選ぶのもおすすめ。ゲストを家族やふたりだけに限定してアットホームにすることも可能です。

「具体的なプログラムでは、大掛かりな演出をしなくても食事中に生バンド演奏を入れて特別感を演出したり、ふたりがゲストテーブルにうかがい直接ご挨拶することで、十分おもてなしとお披露目の目的を果たせると思います」(東さん)

再婚の結婚式でゲストに伝えたいことって?

再婚する側から招かれるゲストの気持ちに立った時、せっかく結婚式に参加するならゲストはふたりを祝福したいと思うはず。そのためにも大事なのは、ただのお披露目でなく、なぜ結婚を決意したのか、その想いや未来への誓いの言葉をしっかりと伝えられれば結婚式を行う価値がある、と東さん。結婚を決意したキッカケの本心が聞けたら、きっと周りはふたりを応援してくれるでしょう。

再婚の卒花さんが選んだ挙式スタイル

次からは再婚の卒花さんが選んだ挙式スタイルをご紹介。ふたりのエピソードと素敵なセレモニーを叶えた実例を参考に、あなたも自分らしい式スタイルを選んでみてくださいね。

王道の挙式・披露宴

王道の挙式・披露宴

ホテルや専門式場、ゲストハウスなどで行う挙式と披露宴がセットになったスタイル。ゲストにおいしい料理を味わってもらいながら楽しい時間を過ごしてもらう結婚式です。再婚だからこそけじめとしてゲストにお互いを紹介したい、初婚の際に結婚式をしなかった人や招待人数が多い人にもおすすめです。

こんな式にしました!

花嫁コメント

会員制になじみがなくわからないことが多かったので通常の結婚式にしました。その分、料理にこだわり、引出物を宅配式にするなどゲストに喜んでもらう工夫をしたことでみんな大満足してくれました。(40代女性)

(会費制)カジュアルウエディング

(会費制)カジュアルウエディング

レストランやゲストハウスなどを貸し切って行うカジュアルなパーティ。1人1万円というように会費が決まっていれば、ゲストの負担も軽く気軽に参加しやすくなります。友人が多い場合やゲストの顔触れが初婚とほぼ同じ場合、再婚の結婚式に乗り気でない親族がいる場合などに招待するメンバーを絞って行うのにもおすすめです。

こんな式にしました!

花嫁コメント

レストランで、アットホームな雰囲気で行いました。結婚式だからといってゲストの前で飾らずに私たちの本当の姿を見せられてよかったです。(30代女性)

少人数ウエディング・家族だけの結婚式

少人数ウエディング・家族だけの結婚式

家族や親族、近しい友人など親しい人だけを招いた食事会スタイルの結婚式。ホテルやレストランの少人数結婚式プランなどを利用すれば、プライベート感と結婚式ならではのおもてなしや特別感もあります。仕事関係の人は招きたくない、2度目なので家族だけでシンプルにやりたい、子どもがいるので他人に気を使わず行いたいという人におすすめです。

こんな式にしました!

花嫁コメント

私たちふたりと私の子ども2人の計4人で結婚式&食事会をしました。子どもが大きいのであえて2人にも祝ってもらう感じにしました。お互いにサプライズを用意したりして楽しさと感動がありました。(40代女性)

花嫁コメント

親族と親しい友人のみを招待したアットホームな雰囲気の披露宴に。挙式は神前式にして親戚のみを招待。友人に参列してもらわない代わりに、披露宴ではサプライズを用意。久しぶりに笑って泣ける結婚式だったとゲストに言ってもらえ、結婚式をしてよかったと思いました。(30代女性)

国内/海外リゾートウエディング

国内/海外リゾートウエディング

沖縄や軽井沢など国内のリゾート地やグアム・ハワイなどの海外でハネムーンを兼ねた結婚式というのもひとつの方法です。親孝行や家族旅行のために両家の親を招待したり、親しい友人数人に出席してもらったり。1度目に盛大に行ったから、今度は雰囲気をがらっと変えて好きな場所でふたりだけで挙げたかったという人にも。

こんな式にしました!

花嫁コメント

再婚なので大々的にするつもりはなく少人数でのリゾート婚を選択。おかげとてもいい思い出になりました。両家と新郎友人が来てくれて、非日常的な雰囲気を味わってもらえたし、ふたりのハネムーンにもなったからよかったです。(40代女性)

花嫁コメント

ふたりとも40代で家族や親戚は高齢。友達も多忙なので、若いときのような結婚式をする気はありませんでしたが、けじめをつける儀式がしたかったのでふたりだけのリゾート婚に。気を使う必要もなく、お金も抑えめで自分たちらしい式ができました。(40代女性)

挙式のみ&フォトウエディング

挙式のみ&フォトウエディング

チャペルや神社、ホテルやゲストハウスなどで挙式だけ行う方法も。親や親族、親しい友人を招いてもいいし、ふたりだけで挙げるケースもあります。大勢を招いて披露宴をするのに抵抗はあるけれど、新たなスタートとしてけじめをつけたいという人におすすめ。また、フォトウエディングはウエディングドレスや色打ち掛けなど好きな衣裳を選び、スタジオで写真だけ撮るスタイル。費用はあまりかけたくないけれど結婚したという証しを写真に残しておきたい、1度目の結婚式が王道スタイルだったので、写真だけ残せれば満足という人に。

こんな式にしました!

花嫁コメント

ふたりだけで海外で挙式を行いました。ビーチで撮影した写真を見返すと今でもいい思い出に。できるだけ出費を抑えられたのもよかったです。(40代女性)

花嫁コメント

当初式を挙げるつもりはありませんでしたが、前回も挙げていなかったため両親から猛プッシュを受けて挙式のみ行うことに。両家の親きょうだいのみでしたのですが、家族の喜ぶ顔が見られたのが嬉しかったです。(30代女性)

結局、再婚でも結婚式をした方がいい?

再婚で“結婚式をしてよかった!”は9割以上!

再婚で“結婚式をしてよかった!”は9割以上!

実際に結婚式を挙げた人にアンケートを取ったところ、結婚式をしてよかったという人は、なんと98%!
挙げてよかった理由も「人生の新たなスタートとしてのけじめになる」「これまで心配を掛けたりお世話になった人たちに感謝を伝えられる」など、結婚式が次のステップへのスタートラインになってよかった、という声が多数ありました。結婚式の場を借りて報告&感謝を一同に伝えられるというメリットから考えると、再婚だからこそ結婚式を挙げた方がいいとも言えるでしょう。

また「家族の思い出になる」「両家の親睦を深める」など、これから長く付き合っていく両家がお互いの親族を紹介できる絶好の機会とも言えるでしょう。
迷っている人にはぜひ自分たちに合ったスタイルを選んで、結婚式をしてくださいね。

From 編集部

ゲストへのちょっとの配慮とふたりの気持ちを大事にみんながハッピーな式に

先輩花嫁の生の声やゲストの本音を知ったことで、今まで気になっていたことが払拭(ふっしょく)できたでしょうか。再婚の結婚式だからといって躊躇することはないんです。自分たちらしい式を挙げてふたりの幸せな笑顔を見られることがゲストにとっても一番うれしいこと。ふたりでよく話し合って再婚だからこそ叶う結婚式を目指して。

東 佐江子さん
Profile

東 佐江子さん ウエディングプランナー(Wedding Lapple)

10年間ゲストハウスにてウエディングプランナーとして勤め、2016年に独立。現在はウエディングだけでなく、夫婦となったカップルの「結婚後の未来」に関わるサポートにも力を入れている。GOOD WEDDING AWARD 2013 クリエイティブ賞受賞。
http://wedding-lapple.com/

文/富山閣子 イラスト/田中麻里子 監修/東 佐江子 構成/小堀そら(編集部)
※掲載されている情報は2020年4月時点のものです
※記事内のデータ・コメントは2020年2月実施したマクロミル調査(過去5年以内に再婚の結婚式を挙げた女性103人と過去5年以内に結婚式を挙げた人、かつ過去5年以内に他人の結婚式に列席した経験のある人204人が回答)によるものです
※記事内の※印のデータは、「結婚総合意識調査2022」リクルートブライダル総研調べによるものです。

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