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今、結婚式を控えている花嫁さんへ ~新型コロナウイルス感染拡大にあたって~

結婚式を予定通りに執り行っていいの?ゲストへの配慮や連絡は?新型コロナウイルスの拡大が世界的な影響を及ぼす今、花嫁さんが真っ先に考え、戸惑うことへの対応策を考えます。

※記事内のデータならびにコメントは2020年3月24日時点のものです。感染状況等は最新の情報をご確認ください。また、国や地方自治体から新たな方針が発表された際には、準じていただきますようお願いいたします。

0.はじめに

0.はじめに

【前向きな気持ちをキープし、できることをひとつずつ】

その日を心待ちに準備を進めてきた結婚式。青信号だったのが黄色に変わり、今後が予測しづらいこの状況下では気持ちがネガティブに傾いたとしても当然です。とはいえ状況をかえられないのが現実。簡単なことではありませんが気持ちを切り替えて、今出来ることを考え実行に移していきましょう。そこで大切にしてほしいのは、より多くの幸せを感じられる選択をすること。結婚式がふたりの幸福のセレモニーであることは、どんな状況でも変わりません。自分たちにとっての“現状でのベスト”を改めて探ることを意識してください。

1.結婚式を予定通り執り行っていいの?

1.結婚式を予定通り執り行っていいの?

【ふたりで、さらに家族とも話し、納得できる結論を】

まず考えるのが、式を予定通りに執り行うかどうか。最新の情報を収集して、冷静に検討しましょう。ゲストの顔触れは予定とは異なるかもしれませんし、何らかのキャンセル料が発生する可能性もあります。それらも想定し、日程、ゲスト、費用、式の内容、今後の予定等から何を大事にすべきかふたりの意見を一致させてください。また式は家族にとっても両家を結ぶ大切な儀式です。希望や思い入れがあるはずなので、親たちにも意見を求めてから結論を。

【会場へ相談。ウィルス予防策や延期時の諸条件を確認】

プランナーに連絡し、会場の消毒清掃状況やゲストはもちろんスタッフの感染予防対策、宿泊する場合の対応などの確認をしましょう。不安が大きい、気持ちが乗らない場合は無理せずに式の延期という選択も。その可能性も踏まえ、延期時の実施時期目安、キャンセル料の発生タイミングや項目、延期の決定リミットや費用への影響も聞くこと。これらは会場により対応が異なるので、必ず自分たちで問い合わせを。また予定通り・延期を問わず、ゲストには連絡を入れましょう。その伝え方についてもプランナーは相談に乗ってくれるので、頼って力を貸してもらうことが最も確実かつ、良い結果への近道です。

この時期のブライダルフェアへの参加は?

【会場の感染予防対策を事前に確認しましょう】

消毒液やマスクを用意してフェアを開催しているところもあります。まずは会場のフェア情報などに感染予防対策に関する記載があるか確認しましょう。さらに気になることがあれば電話やメールで直接問い合わせを。

※地域により感染状況や対応方針が異なる場合もあります。最新情報を確認のうえ、冷静に検討しましょう。

2.予定通りの実施を検討するなら考えておきたいこと

2.予定通りの実施を検討するなら考えておきたいこと

【プランナーと相談しながら、当日の対応を決めて】

会場側の感染予防対策を聞き、どのような対応をとるか決めましょう。スタッフのマスク着用、会場エントランスほか受付や化粧室等の消毒液の設置場所、換気の方法と頻度といった環境面および、進行や演出も不安を感じさせる可能性がある内容は再検討の必要があります。またゲストのマスク着用の可否も決めて事前に伝えると当日がスムーズに。大切なのは、ふたりもゲストも少しでも不安なく過ごせること。その最善策をプランナーと相談し、当日に備えましょう。

【予防策を事前に連絡。出欠の判断はゲストに委ねて】

予定通りに行う旨と会場での感染予防対策を、出来るだけ早く伝えましょう。また、ゲストには不安な気持ちを切り出しにくい人もいるかもしれません。質問や心配事がないか自分たちから聞き出してあげてください。特に祖父母といった高齢者や妊産婦、体調不良の人、遠方ゲストへのヒアリングは丁寧に。こういった手順のひとつひとつがゲストの安心へとつながります。そして全ゲストへの配慮として、無理をさせないことの徹底を。こちらが出来ることを伝えたら出欠の判断は委ねましょう。プランナーと相談の上、検討期間を出来るだけ長く取るように計らうのも気遣いになります。

ゲストへの連絡例文

ご案内させていただいている結婚式ですが、家族とも話し合ったうえで当初の予定通り〇月〇日に執り行うことにいたしました。感染予防につきましては、会場とも打ち合わせを行い、以下の対策を実施いたします。

●入口及び受付、化粧室、各テーブルでの消毒液の設置
●ドアノブの定期的な清掃
●ドアの解放による換気
●マスクのご着用は可能です

ご不明点や不安に思うことがありましたら、お気兼ねなくお問い合わせください。

既にご出席のお返事を頂戴しておりますが、現在の状況を鑑み改めて出欠の確認をさせていただきたく存じます。くれぐれもご無理のないようにお考えいただき、お返事をお聞かせくださいませ。

3.延期を検討するなら考えておきたいこと

3.延期を検討するなら考えておきたいこと

【会場と相談のうえ、改めて日時の決定を】

終息の見通しが立たない状況であれば、ここという日程を確定させるのは難しいかもしれません。会場側と相談しながら話を進めていきましょう。現時点での予約状況を教えてもらい、決定までの期限や再変更の可否も必ず確認しておきましょう。もちろん家族の意見を聞くことも忘れずに。

【延期日未定でも、ゲストへの連絡はなるべく早く】

予定通りに執り行うのか延期か、ゲストも気を揉んでいるはず。延期を決めたら速やかに知らせましょう。日程が確定しているなら日時を、未定なら「調整中」という現状を伝えれば問題ありません。実施日が決まり次第連絡を入れ、併せて再度の出欠確認を。無理をせず、ひとつひとつ進めていきましょう。

ゲストへの連絡例文

○月○日に予定しておりました私共の結婚式ですが、昨今の状況を鑑みまして延期の決断をいたしました。ご予定を空けていただいていたところ恐縮でございますが、情勢が落ち着いた頃に改めて場を設けさせていただきたく存じます。その際はお声掛けさせていただきますので、何卒よろしくお願い申しあげます。

4.「招待をどう思ってる?」ゲストの今の心境

4.「招待をどう思ってる?」 ゲストの“今”の心境

「結婚式をやってもいい?」……。自分たちが実施を希望していても、招かれる側がどう思っているかは非常に気になるところ。そこでゼクシィでは、現時点で式の招待を受けている105人に緊急アンケートを実施。その本音を探りました。

「ふたりの“想い”を尊重したい」という声が多数

「今招待されている結婚式についてどう思いますか?」と尋ねたところ「予定通り実施してもよいと思う」35%、「心配なら延期してもよいと思う」65%という結果に。(※2020年3月24日に実施したマクロミル会員105名へのアンケート結果による)。理由としては「ふたりが実施を希望するなら、できるだけ応援したいから」「ふたりが不安なら、無理せずに延期してもよいと思う」など、どちらの側からも、ふたりの想いや決断を尊重したいという声が多く寄せられました。その一部をご紹介します。


「大事な時に不可抗力に近い事態が起き、気落ちしてしまうかもしれませんが、出来る範囲で目一杯楽しんだらいいと思います。」(女性/41歳)

「悔いの残らない判断をしてほしいと思います。わたしたちは、ご招待いただければいつでも喜んで参加します。」(女性/44歳)

「ふたりや家族の健康に不安があるのであれば、延期してもいいと思う。」(女性/29歳)

「もし延期になったとしても祝福したい気持ちや楽しみな気持ちは変わらない。」(女性/32歳)

「少しでも不安があるのなら、早期に延期を決め各方面に通知するのが望ましい。決定を長く引き延ばし、結果として延期とするなら出席者にも心配をかけることになる。」(男性/62歳)

「結婚式が今でも、もう少し後になったとしてもふたりの幸せは変わらないよ。」(女性/40歳)

「新型コロナウイルスの影響を考えるなら、ゲストの配慮が必要だが、主役であるふたりがつらい思いをするのは避けた方がいい。」(女性/35歳)

「こんな状況だから、どんな選択をしても、みんな納得してくれると思う。だから、あまり重く考えすぎずに、自分達が一番納得できる形で結婚式をすればよいと思う。主役は新郎新婦なんだからさ!」(男性/27歳)

「ゲストは参加を見送ることもできるし、金銭的な負担も精神的な負担も新婦新婦両家が負うものなので、ゲストとしてはふたりの納得いく形で決めてほしいと思う。」(男性/25歳)

「どんな形であれ、おふたりの決断を尊重します。おふたりの幸せを心から応援しています! 」(女性/38歳)

“幸せな時間”は必ず訪れます。気持ちをポジティブに。

“幸せな時間”は必ず訪れます。だから諦めないで!

「結婚式で楽しみにしていることは何ですか?」という質問では「新郎新婦の幸せそうな笑顔」と答えた人が85%で第1位。ウイルスへの不安はあっても「ふたりの幸せを祝福したい」というゲストの気持ちは変わりないようです。もし、ふたりが当初思い描いていた式とは異なる部分があったとしても、式を行う限り祝福に包まれる時間が訪れることは間違いありません。たとえ少し時間がかかったとしても式への思いを保って、どうか幸せな時間を叶えてください。

From 編集部

日本中の花嫁さんが笑顔で当日を迎えることを信じています

予定通りの実施か延期かを決めたとしても、当日までまだ悩むことがあるかもしれません。そんな時は頑張り過ぎず、家族や友人、式の伴走者であるプランナーに相談しましょう。多くの力を借りながら辿り着いた結婚式は、思いが込められた温かな時間になります。頑張った分だけ笑顔いっぱいの当日を迎えられるはずですよ。大丈夫。

※記事内のデータならびにコメントは、2020年3月24日に実施したマクロミル会員105名へのアンケート結果に基づくものです。

※感染状況等は日々変化していますので、最新の情報をご確認ください。また、国や地方自治体から新たな方針が発表された際には、準じていただきますようお願いいたします。

文/弘中栄美 構成/寺崎彩乃(編集部)

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