《テイスト別》結婚式披露宴のテーブルコーディネート&装花 実例31
ドレス選びに続き、結婚式準備の中で花嫁さんが悩んだと聞くのが「結婚式のテーブルコーディネート&装花」。これだ!というイメージを見つけるのって難しい……けれど、実は自分の好きなテイストを見つけることで理想のテーブルコーディネート&装花のイメージに近づくことができるんです。この記事ではテーブルコーディネート&装花を決めるときの3Stepとテイストごとの結婚式のテーブルコーディネートを紹介します。
【基礎知識】結婚式のテーブルコーディネート&装花決めの基本3Step
Step1)自分の好きな世界観を文字にして書き出してみる
テーブルコーディネート&装花はプロの手を借りて完成させるものだから、まずは自分の理想のイメージを共有できるように準備をすることが大事。好きなもの、好きな色、好きな映画、好きなインテリア、好きな花、好きなキャラクターなど、好きな世界観のキーワードを、とにかくランダムに書き出してみよう。
Step2)自分の好きな世界観のビジュアルを集める
「Step1」で書き出した世界観のビジュアル版となる画像を集めよう。InstagramやPinterestなど画像がメインのSNSなどで検索をしてスクリーンショットを撮る、街中で素敵!と思った場所やデザインを写真に収めておくなど方法はさまざま。
Step3)プランナーさんにすぐに見せられるようにまとめておく
最後はプランナーさんやお花屋さんにパッと共有できるように、それらのワードや画像をまとめておこう。スクラップブックなどにまとめるのが好きな人はそうしてもいいけれど、万が一打ち合わせに忘れてしまうことなどもあるのでスマホの中に画像フォルダを作っておくのがおすすめ。
次はテイスト別、先輩花嫁たちのテーブルコーディネート&装花の実例を見ていこう!
テイスト1:ナチュラル
グリーンを主役に、アイテムも華美すぎないナチュラルスタイル
【1枚目】5月の挙式に合わせてグリーン多めのナチュラルな印象に。花材などはお任せで雰囲気のみ伝えた(yumeさん)
【2枚目】高砂席のみお花を飾ったスタイル。ゲスト卓はテーブルナンバーとフォトサインのみとしてナチュラル&シンプルに仕上げた(aiさん)
【3枚目】花の香りが苦手な夫に配慮してグリーン多めのナチュラルスタイルに。グリーンのみにしたことで費用も抑えられて一石二鳥だった(Nさん)
【4枚目】春らしいパステルカラーや黄色をメインとしたテーブルコーディネート&装花。花のボリュームはあまり出さず、ナチュラルな印象に(りささん)
【5枚目】アットホームな雰囲気の式場でくつろいでもらえるように肩肘張らないナチュラルなテーブルコーディネート&装花に。ナプキンの色を濃いグリーンにして引き締めた(しほさん)
テイスト2:カジュアル
引き算で魅せるおしゃれさ。アイテムと組み合わせるのも◎
【1枚目】全体的にビタミンカラーのテーブルコーディネート&装花に。装花が映えるようにあえてテーブルクロスは白をチョイス(かじかじさん)
【2枚目】秋らしいオレンジ系統でまとめたコーディネート。お皿を優しいイエローにしたり、ブーケの色みと合わせたりも(ねこさん)
【3枚目】木目調のパーティ会場で際立つ鮮やかなグリーンとイエローのテーブルコーディネート&装花でカジュアルな印象に(まいさん)
【4枚目】秋らしいオレンジ、ブラウン、落ち着いたグリーンを組み合わせたテーブルコーディネート&装花。ゲスト卓も同じような印象にすることで全体感もばっちり(しおりんさん)
【5枚目】カラフルな小瓶に大小さまざまな個性的なお花を1輪ずつ挿し、間にキャンドルを置いたテーブルコーディネート&装花。おとぎ話の中のような雰囲気になって満足(ryokoさん)
テイスト3:スイート
ピンクや赤系をメインにする花嫁多し。カラーで甘さの度合いも調整できる
【1枚目】全体的にピンク系の華やかなお花でまとめてプリンセスのような雰囲気に。シャクヤクでインパクトにもこだわった(星羅さん)
【2枚目】ピンクとブルー、グリーンとイエローなど反対色を取り入れつつも全体的に淡い色みでまとまりのあるスイートな印象に(あべちゃんさん)
【3枚目】結婚式のテーマカラーである、ブルー・白・グリーンでまとめた。グリーンを多めにすることで目指したい雰囲気はキープしつつ、費用を抑えられた(まみさん)
【4枚目】可愛さ×大人っぽさのあるテーブルコーディネート&装花にするため、パープルのお花をIN(まなみさん)
【5枚目】淡いピンクや白、イエローグリーンなどでまとめた装花に合うよう、ペーパーアイテムも優しい色合いに(ピノさん)
【6枚目】ピンク&ラベンダーで統一した可愛さのあるカジュアルなテーブルコーディネート&装花。ドレスの色味とも合わせてトータルでまとまりのある印象に(祥子さん)
テイスト4:エレガント
はっきりした色みのお花を使うと大人っぽい。大きめ花材でエレガントさUP
【1枚目】クリスマスイブの挙式に合わせて、テーブルコーディネート&装花は白と赤を中心に。カスミソウで華やかさもプラス(はちわれちゃん)
【2枚目】同じ色、別のお花を組み合わせて、レストランのエレガントさに似合うテーブルコーディネート&装花に。ゲスト卓にはバラの水中花を置いた(みおさん)
【3枚目】ゲスト卓も含む全体のテーブルコーディネート&装花を赤をベースにして挙式をした秋に合わせた(おはなさん)
【4枚目】水中花の縦長花瓶をメインにしたテーブルコーディネート&装花。ネイビーのランナーで引き締まった印象に(まほひめさん)
【5枚目】ゴールドアイテムを花と組み合わせて華やかさを出した。レトロな式場とも相性抜群だった(りおさん)
【6枚目】ホワイトとグリーンに色数を絞ることでよりロイヤルな印象になるように心がけた(Yunaさん)
テイスト5:シンプル
色みを絞ったシンプルスタイル。テーブルクロスなどとの組み合わせも重要
【1枚目】あえてお花を少なくし、濃いめのテーブルクロスと落ち着いたグリーンでシンプルにまとめた(Arisaさん)
【2枚目】夏婚らしくグリーンが映えるイメージを伝えた。お花よりも葉をメインで使ってもらうことで華美すぎず自分らしい仕上がりに(こころさん)
【3枚目】白と緑の爽やかでシンプルな装花にブルーのクロスを合わせてすっきりとした印象にした(なーなさん)
【4枚目】白を基調にグリーンで抜け感のあるシンプルなテーブルコーディネート&装花にしてもらった。席札などもシンプルで統一(kumanatsu0312さん)
テイスト6:モダン
希少なお花を使う、色みを渋めにするなどモダンの表現はさまざま
【1枚目】ライティングをうまく使ってモダンな印象に。ネイビーのテーブルクロスとペーパーアイテムで統一感のある雰囲気に(ゆりちゃんさん)
【2枚目】枝と白のチューリップ、差し色はオレンジという洗練モダンなスタイル。装花が目立つよう、ペーパーアイテムなどはシンプルにまとめた(かなさん)
【3枚目】全体的にキーカラーはピンクにしたが、土台を竹にしたり、ナプキンを抹茶色、ランナーやお盆などもゴールドにすることで渋さをプラス(ぼにさん)
【4枚目】ラベンダーとゴールドの色合わせでシックでモダンなテーブルコーディネート&装花に。長机なので縦に伸びるお花で高さも出した(ひまわりさん)
【5枚目】式場が歴史ある洋館だったので、ヨーロッパのツタがはった家のようなイメージで仕上げてもらった(ゆうさん)
From 編集部
こだわりがある場合は、しっかりはっきり伝えよう
プランナーさんやお花屋さんはプロ中のプロ。だけど、お任せしすぎたあまり、当日に「思っていたのと違う……」となるのだけは避けたい。だからこそ、使ってほしいお花がある場合はそのお花の写真を見せたり、どれくらいそのお花を目立たせたい(たくさん使いたいか)と思っているかを伝えたり、こういう色はいいけれど、こういう色はあまり好まないと思っているということを示したり……しっかりはっきりイメージの擦り合わせを行おう。言語化をすることでイメージの齟齬(そご)がなくなるので言いづらいなと思っても勇気を出してみてほしい。
取材・文/奥野瑞歩
※記事内のデータおよびコメントは2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー47人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2023年11月時点のものです
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