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【卒花実例】ゲストの印象に残る 季節感のあるウエディング[春夏編]

日本には四季があり、それぞれの季節にはイベントや行事があります。装飾やお花、料理、演出、季節はあらゆるものに取り入れることができるため、結婚式のテーマやさまざまなアイテムを検討する上でも、考慮したいポイントに。そこで今回は結婚式に“季節感”を上手に取り入れた卒花実例をご紹介。ここでは、「春」「夏」編をお届けします!

【春】の結婚式実例

4月挙式 いくみさんの場合

4月挙式 いくみさんの場合

彼の出身校の校章が桜模様で桜に思い入れがあったといういくみさん。春に挙式することになり、桜がきれいな神社が近くにあるということもきっかけとなって、統一感のある結婚式ができればと、春を象徴する「桜」をテーマに。

【季節感を出すために工夫したポイント】
「桜」で統一感を出したこと。特に、装花は桜の印象を強めるために、桜だけに絞り、会場も桜が映える黒基調の空間を選んで、「夜桜」をイメージ。他にも、招待状、ネイルなどさまざまなアイテムに桜を取り入れて印象的に。

【季節感を取り入れて良かったポイント】
装花の桜はギフトとしてゲストに持ち帰ってもらった。その中で、挿し木にして根付いた人がいて、翌年の桜が咲く時期にお花見に行く約束をしたそう。「桜を見たらこの幸せな結婚式を思い出す」、「桜といえばふたりになったね!」など、ゲストの印象に残ったよう。

4月挙式 幸希さんの場合

4月挙式 幸希さんの場合

ふたりとも花や自然が大好きで、ガーデンでの挙式を希望。樹齢100年の桜の木のある会場に出会い、桜のきれいな季節での挙式に決定。挙式だけでなく、パーティも植物がテーマの演出をメインにして、ふたりらしい一日になった。

【季節感を出すために工夫したポイント】
自宅のオリーブの木を持ち込んで、ゲストにオリーブの実の形をしたカードにメッセージを書いてつるしてもらった。また、お色直し入場は淡いグリーンのドレスに身を包み、各卓にブーケを生ける演出を。あらゆるシーンの主役に大好きな草花を盛り込んだ。

【季節感を取り入れて良かったポイント】
季節感というわかりやすくて明確なテーマがあったので、アイテムが決めやすく、統一感を持たせることができた。また、季節の花や景色を見に旅行することが多かったので、自分たちをよく知る家族やゲストにも「ふたりらしくて良かった」と言ってもらえた。

5月挙式 西田さんの場合

西田さん

ナチュラル感があり、みんなと距離感の近いウエディングが理想だったので、5月らしい爽やかな緑に包まれたぶどう園を舞台に選んだふたり。このロケーションにピッタリの草木をモチーフにしたアイテムを取り入れ、心地よい屋外の雰囲気を満喫するプログラムも満載!

【季節感を出すために工夫したポイント】
心地よい空気を感じられるように、デザートビュッフェを木漏れ日が気持ちいい屋外で行った。また、草花をモチーフにしたウエルカムボードやクロスなど、屋内にも自然を感じさせるアイテムをたっぷり。

【季節感を取り入れて良かったポイント】
この時期を選ぶことで、外が心地よく、緑もキレイで、想像以上にみんなと和やかに過ごすことができました。

春らしい季節感を取り入れるポイント

【景色とリンクする花や草木を装飾に】
春は年間の中でも、花や緑が美しい季節。そのため、会場装花などに季節の花を取り入れられることが多い。外の景色とリンクする空間づくりはゲストの記憶にも残りやすい。

【花嫁姿にも春を取り入れて】
心地いい季節だから屋外でのシーンも多いので、例えば、ドレスや和装に季節の花モチーフがあしらわれているものを選んだり、ブーケやヘッドドレスに取り入れるのも素敵。背景となる景色により映える花嫁姿に。

【夏】の結婚式実例

8月挙式 mikiさんの場合

8月挙式 mikiさんの場合

もともと季節感をテーマにしたわけではなく、お互い野外フェスが好きで、ゲストに楽しんで参加してもらえるようなフェスをテーマにしたふたり。屋外イベントやカラフルなカラーを取り入れることで、夏の季節感とマッチした楽しいウエディングを実現。

【季節感を出すために工夫したポイント】
少し涼しくなったナイトガーデンで、バルーンリリースや野球セレモニー(ブーケトスの野球バージョン)などの屋外演出を取り入れ、BGMもフェスを意識。「夏の夜」のワクワクするようなムードを大切に。ガーデンはもちろん屋内にも、カラフルなリボンをフェスのように装飾したり、乾杯を瓶ドリンクで行ったりしたのもポイント。

【季節感を取り入れて良かったポイント】
暑さを逆手にとって、夏ならではのイベントや小物を取り入れることで、夏らしいムードそのものを楽しんでもらい、大盛り上がり。季節感とこだわりたいテーマがマッチしたことで、よりその雰囲気を高められた。

9月挙式 まなみさんの場合

9月挙式 まなみさんの場合

もともと四季の中でも夏が好きだったため、「夏婚」にこだわりがあったまなみさん。季節を存分に感じられる海沿いの会場を選び、テラスでの乾杯を行ったり、装飾もハワイなど海外リゾートを意識。

【季節感を出すために工夫したポイント】
海が近いロケーションや会場の雰囲気を生かして、ヤシの実やサボテンなどの植物やサングラスやうちわなどのアイテムを取り入れて、夏らしい世界観を形に。ハワイでの前撮り写真も効果的。さらに、焼けた肌に合うテラコッタ色のメイクやヘアをアッシュカラーにするなど、花嫁姿も夏っぽく!

【季節感を取り入れて良かったポイント】
リラックス感や開放感のある雰囲気にしたかったので、気持ちいい風が吹き抜けるテラスでの乾杯などを行った。夏ならではの非日常的な雰囲気がゲストに好評。「海外の結婚式に参列してるみたい」など、みんながこの雰囲気を満喫しているのがうれしかったそう。

夏らしい季節感を取り入れるポイント

【夏らしい開放感のある演出】
夏といえば、暑さが気になる点ではあるけれど、そのため開放感のある雰囲気が漂うシーズンでもある。結婚式にカジュアルやリラックスした雰囲気を出したい場合は、事例のふたりのように瓶ビールでの乾杯や、屋外でのイベントを用意すると、夏らしい開放感の中でみんなでワイワイできる。

【海やリゾート感のあるアイデアを】
ハワイやオーストラリア、東南アジアなど、南国テイストの植物やアイテムも、夏らしさとマッチ。装飾するのはもちろん、音楽などにもこだわれば、より非日常感あふれる時間を演出できる。

From 編集部

季節感を取り入れるメリットはたくさんある!

これまでの実例から、季節感を結婚式に取り入れることでさまざまなメリットがあることがわかりました。例えば、次の3つが挙げられます。

【1】その時季ならではの天候、空気、世の中の雰囲気にフィットしたおもてなしができるので、ゲストの快適につながる。

【2】ふたりならではのこだわりと結び付けることで、オリジナル感やテーマ性をしっかり表現できて、準備がスムーズでゲストの印象に残りやすい。

【3】その時季ならではのアイテムを使うことで、必要なものを集めやすく、予算的にも比較的リーズナブルになる

もし、結婚式のテーマに迷っているなら、ぜひ季節感という視点も取り入れてみてはいかがでしょう?

構成・文/小松七恵 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2020年2月時点のものです

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