【100万円台】の結婚式、何ができる? ~「総額別」卒花実例集~
総額100万円台で結婚式を挙げた、3組のカップルが登場! センスとアイデア次第で、ゲストを招いてのオリジナリティー溢れるおしゃれウエディングを実現できる価格帯。お金をかけた「奮発」ポイント、工夫した「節約」ポイントに注目して。
【総額180万円】で、ホテルのスイートルームで一日を過ごす
料理や装花に奮発、ペーパーアイテムは自作で節約
ホテルのスイートルームで親族に囲まれた宴内人前式の後に披露宴→チャペルで演奏会→友人とアフターパーティという流れ。料理+飲物はプラン内に含まれていたが、1人当たり2万7000円相当と大奮発。ゲスト20名の少人数婚とはいえ、写真映えを考えて装花にも投じた。
ウエルカムスペースには、新郎のギターや新婦が幼い頃のバレエ衣裳をデコレーション。その思い出の演目がウエディングにまつわるものだったことで、お金をかけずに好演出に。手作り招待状は会場のパープルの壁紙とコーディネートしたもので、紙質にこだわり、和紙やトレーシングペーパーをカットする作業から手掛けたもの。時間と手間をかけて、お金を節約した。
[data]
会場タイプ:ホテル
挙式:人前式
ゲスト:20名、アフターパーティは20名
資金:ふたりの貯蓄より180万円
※ご祝儀や親からのお祝い金は新生活に充てた
[総額180万円の内訳]
プラン…23万円(会場料、料理など)
衣裳・小物…44万7000円
ヘアメイク・エステなど美容…3万2000円
装花・装飾…20万円
演出…1万円
ペーパーアイテム…9000円
写真・ビデオ…26万8000円
引出物・ギフト…21万円
その他…39万4000円
ホテルのスイートを借り切るプランでしたが、親族との披露宴後はチャペルに移動して新郎新婦による演奏会を。彼はピアノ、私はフルートの経験を生かし、半年前から思い出曲をレッスンしていたんです。両親が驚いてとても感動してくれました。(@t.maru.28さん)
【総額123万円】で、オフシーズンの少人数婚
演出やジュエリーに奮発、プランも利用して節約
新幹線停車駅からタクシー圏内でアクセスが良く、料理とサービスの評判が高いホテルを選んだ。インスタ映えを狙うのではなく親族との時間を大切に、料理と会話をゆっくり楽しみつつも、プロの司会を入れてメリハリのあるプログラムにした。花嫁のこだわりも貫き、伝統的なダイヤのジュエリーをレンタルして奮発。装花へのこだわりはなかったのでプラン内で収まるように。席次表やプロフィールムービーを用意しなかったのも、時間とお金の節約になった。
[data]
会場タイプ:ホテル
挙式:キリスト教式
ゲスト:20名
資金:新郎側から53万円、新婦親の援助70万円
[総額123万円の内訳]
プラン…63万8000円(会場費、控室、挙式料、料理、装花、衣裳など)
ケーキ…3万6000円
ヘアメイク・エステなど美容…23万3000円
演出…10万9000円
ペーパーアイテム…1万2000円
写真・アルバム…12万円
引出物・ギフト…7万7000円
その他…5000円
真夏のお盆の時期、オフシーズンの少人数婚だったのでコストを抑えられました。婚礼は私たち1組だけだったので、手厚いサービスを受けられた印象です。ハイシーズンの春や秋に天候が崩れることもあるので、オフシーズンの少人数婚、オススメです。(しゃみさん)
【総額145万円】で、親族と会費制ウエディング
ドレスは奮発、全体的に“節約”を意識してコスパUP
新婦は服飾の短大を卒業していることから、当時の友人にドレスを作ってもらった。その衣裳の持ち込みが可能で、独立型チャペルのあるホテルを選択。1人当たり会費1万8000円の親族婚を開いた。
プランをベースにして賢く節約し、好みのデザインがなかったヘッドドレスやブーケはフリマサイトで入手。ブーケは生花ではなくドライフラワーにすることでコストを抑えた(長身のため丸形ではなく、細長いデザインにしたことで好バランスに)。堅苦しくなく食事と会話を楽しめるよう演出は控えめにし、親族のビンゴ大会を開いて盛り上がった。
[data]
会場タイプ:ホテル
挙式:キリスト教式
ゲスト:27名
資金:会費50万円、ふたりの貯蓄より65万円、親の援助30万円
[総額145万円の内訳]
プラン…33万5000円(ケーキ、BGMコーディネート、ヘアメイク、撮影など)
料理・飲物…46万5000円
衣裳・小物…27万8000円
ネイルなど美容…1万9000万円
装花・装飾…7万円
演出…4万2000円
ペーパーアイテム…7000円
アルバム…4000円
引出物・ギフト…2万6000円
その他…20万4000円
友人が作ってくれたドレスは、ネックラインはシンプルにストンとしたデザインで、二の腕は透け感あるふんわりとした七分丈。これを着て、お気に入りの独立型チャペルでの写真が残せたことはとても良い思い出になりました。(夏奈さん)
From 編集部
やり方次第でカジュアルもゴージャスも叶う
今回のアンケートで100万円台のゲスト数は、5名から84名。招きたい人数に応じて会費制を取り入れカジュアルにしたり、あるいはご祝儀制にしてゲスト1人当たりの単価を上げてゴージャスにすることもできる。やり方次第でふたりの望みを叶えられるのが、100万円台のウエディング。
構成・文/千谷文子 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2020年2月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー79人、2019年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー133人が回答したアンケートによるものです
※北海道、青森、山形の一部エリアでは、会費制ウエディングが一般的です。なお、会費とは別にお祝いとしてご祝儀をいただくこともあります。会費制ウエディングについては、親や会場担当者に相談、確認をしましょう
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