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失敗しない「装花&テーブルコーデ」の打ち合わせ“5つのポイント”

結婚式の雰囲気を大きく左右すると言っても過言じゃない会場装花。さらにゲストに気持ちよく食事を楽しんでもらうために欠かせないのがテーブルコーディネート。今回は、ふたりの希望をきちんと伝え、素敵に仕上げてもらうための「打ち合わせのポイント」を探ってみました。先輩花嫁の体験談もぜひご参考に。

失敗しない打ち合わせのポイントはこの5つ!

プランナーさんと装花の打ち合わせをするカップル
打ち合わせ時に準備しておくと良いもの

【ポイント1】イメージしている装花や装飾があれば、参考画像や資料を用意する
■言葉だけでは伝わりにくいもの。担当者とイメージを共有するためにも画像の用意を。ゼクシィアプリをはじめ、装花のサイトやSNSの花嫁実例などを検索し、思い描くイメージに近いものを打ち合わせまでにそろえておこう。

【ポイント2】イメージが固まっていない場合は、好きな色や雰囲気を考えておく
■イメージがなかなか湧かないという人は、好みの色や雰囲気(ナチュラル、シックなど)を伝えよう。そこからフローリストさんが希望に沿って提案してくれるはず。

【ポイント3】式のテーマや衣裳の色など、ふたりの情報をなるべくたくさん伝える
■結婚式のテーマやドレスの色・形も装花やテーブルコーディネートを考える上での重要なファクター。ドレスは試着時の写真を持参して。

【ポイント4】「好みではない花材・色・雰囲気」もきちんと伝える
■好きな雰囲気だけでなく、使ってほしくない花材や避けたい色・雰囲気も一緒に伝えておくと安心。こちらも担当者とのイメージのズレを防ぐため、画像などを用意しておこう。

【ポイント5】予算の上限を伝えた上で、どこまで希望を叶えられるか相談する
■忘れてはいけないのが予算の提示。「この金額内に収めてほしい」という上限を伝えておけば、その範囲内でできる限り希望に近いものを提案してもらえる。

ここからは先輩花嫁の打ち合わせ体験談をご紹介!

【Case1】外国のガーデンウエディングのイメージで(鈴木若菜さん)

410350さんの顔写真

「キャンプ」がテーマのガーデンウエディング。会場装花の打ち合わせには、SNSで集めたイメージ画像を持参しました!

新郎新婦のソファ席
長テーブルのゲスト卓

<会場装花・テーブルコーディネートの打ち合わせ>
[いつ?]式の約1カ月前
[誰と?]会場のプランナー、SNSで探したフラワーショップ

<最初に思い描いていたイメージ>
「ガーデンウエディングで、テーマは“キャンプ”。ふたりの希望は緑や流木などで全体をナチュラルにまとめることでしたが、それだけでは物足りないので、ブーケの色と合わせて紫のお花を加えたいと考えていました」

<打ち合わせで相談したこと>
「私たちの場合は式のテーマが固まっていたため、装花や装飾のイメージは当初の予定からほぼ変わっていません。ただ打ち合わせの際にはイメージしている雰囲気がきちんと伝わるよう、参考になる写真を持参しました。写真共有SNSで“wedding decorations”と検索し、海外の素敵なガーデンウエディングの画像をピックアップしておきました」

【1枚目】流木でアーチを作った新郎新婦のソファ席
【2枚目】ゲストの長テーブル。ふたりと愛犬のプロフィールをテーブルマットに

キャンプをイメージしたナチュラルな空間&装飾が完成!

色みを抑えたナチュラルな会場装花で、ゲストがキャンプ気分を楽しめる空間が完成。テントを張った外国風のガーデンウエディングです。ちなみに卓上には、テーブルクロス代わりに自分たちのプロフィールを印刷したマットを敷きました。

【Case2】グリーン&キャンドルで温かみのある卓上に(みらいさん)

409700さんの顔写真

お花を使うのは高砂席のみ。ゲスト卓はグリーン&キャンドルを中心に飾り付け。希望がきちんと伝わるよう、画像と自前のイラストを持参しました。

リボン装飾を施した高砂席
キャンドルとグリーンでまとめたゲスト卓
細かく書き込んだ装花のオーダー書

<会場装花の打ち合わせ>
[いつ?]式の約1カ月前
[誰と?]会場のプランナー、提携店のフローリスト

<テーブルコーディネートの打ち合わせ>
なし(会場にお任せ)

<最初に思い描いていたイメージ>
「式のコンセプトはフェス。夫婦で毎年参加しているフェスの夜の世界観が好きだったことや、ナイトウエディングということもあり、会場装花や装飾で何とか実現したいと思っていました。また、外国映画の会食シーンに出てくるような長テーブルにも憧れていました(※のちに人数分のテーブルがないことが分かり断念)」

<打ち合わせで相談したこと>
「参考画像と一緒に、この部分はこうしてほしいというオーダー内容を細かく書き込んだイラストを用意。色みも頼む側と受ける側にギャップが生まれないよう、“深緑ではなく明るい黄緑系で”など具体的に依頼。高砂席の後ろには手作りのリボン装飾を施したかったので、装花の打ち合わせ時に制作イメージの写真を見せ、プランナーさんにリボンを掛けるスペースの高さや横幅などを測ってもらいました。
もう一つ大事なのは“これだけは避けたい”というアレンジ例。かわいらしいお花がたくさん盛られている雰囲気は式のイメージに合わないので、最初に伝えておきました」

【1枚目】背後を華やかな手作りリボンで飾り付けた高砂席
【2枚目】キャンドル×グリーンでまとめたゲスト卓
【3枚目】具体的なオーダー内容を書き込んだイラスト

リボンとキャンドルが主役。夜のフェスをイメージした空間が完成!

高砂席の後ろには、手作りのカラフルなリボンを掛けて華やかに。メイン卓の装花にはバラを用いましたが、かっちりし過ぎないよう一重咲きのものを使ってもらいました。
ゲスト卓はグリーン+キャンドルのみなので、カラフルなキャンドルホルダーを用意。テーブルナンバーはフェスのテントサイトの区画をイメージしてDIYしました。

【Case3】ふたりが好きな色を一つずつ取り入れて(苔さん)

413001さんの顔写真

イメージが固まらない段階での打ち合わせでしたが、フローリストさんがふたりの好きな色や雰囲気をヒアリングしながら一緒に考えてくれました。

ナチュラルな雰囲気の高砂席
ふたりの好きな色の花を盛り込んだ卓上装花

<会場装花の打ち合わせ>
[いつ?]式の約1カ月半前
[誰と?]提携店のフローリスト

<テーブルコーディネートの打ち合わせ>
[いつ?]式の約1カ月半前
[誰と?]提携店のフローリスト

<最初に思い描いていたイメージ>
「会場装花はあまりしっかりとしたイメージを持っていなかったため、最初からフローリストさんにお任せするつもりでした。予算内に収まるよう、持ち込みアイテムを自由に飾れる受付などは自分たちで装飾しようと思っていました」

<打ち合わせで相談したこと・提案されたこと>
「いくつかある会場提携のお花屋さんの中から、ドライフラワー専門店をセレクト。基本的にはフローリストさんにお任せでしたが、新郎が好きな黄色と新婦が好きな青色をそれぞれ取り入れてアレンジしてもらうことに。最初、大きなプラントをたくさん置き、緑に囲まれた会場装飾を提案されましたが、こちらは予算が合わずに断念しました」

【1枚目】ナチュラルな雰囲気にまとめた高砂席
【2枚目】ふたりの好きな色を一色ずつ盛り込んだ卓上装花

流木や木の実をあしらったナチュラルな装飾が完成!

ふたりが好きな黄色と青をベースにしたお花の周りに、シラカバの流木や洋書、クルミなどの木の実をあしらったナチュラルな会場装花。想像以上の仕上がりに満足しています。テーブルクロスは装花を目立たせるため、追加料金なしのシンプルな白を選びました。

【Case4】色打ち掛けに合わせた華やかな赤でアレンジ(rumiさん)

404750さんの顔写真

当初イメージしていた色合いとは違ったけれど、何度か打ち合わせを経て、最終的に衣裳や式の雰囲気に一番しっくりくる形を提案してもらいました。

真っ赤な卓上装花1
真っ赤な卓上装花2

<会場装花の打ち合わせ>
[いつ?]式の約2カ月前
[誰と?]会場のプランナー・フローリスト

<テーブルコーディネートの打ち合わせ>
[いつ?]式の約2カ月前(3回目の装花の打ち合わせの際に)
[誰と?]会場のプランナー・フローリスト

<最初に思い描いていたイメージ>
「当初は好きなピンクや白系のお花でまとめたいと思っていました。テーブルコーディネートについては、会場で決められたプランをベースに、クロスの色や食器などをアレンジする予定でした」

<打ち合わせで相談したこと・提案されたこと>
「こちらのオーダーを伝えたものの、いまひとつ決め手に欠ける気がして迷っていたら、全く違うイメージを提案してくれました。まずフローリストさんから尋ねられたのはお色直しの衣裳の色です。さらにふたりが初めて見に行った映画の世界観など、さまざまな話をしながらイメージを膨らませ、最終的に勧められたのが“赤をベースにした会場装花”でした。基本カラーが決まった後は、タブレットで参考画像をたくさん見せてもらい、具体的に話を詰めていきました」

【1枚目・2枚目】色打ち掛けの赤と映画のワンシーンからヒントを得た卓上装花

ドラマチックで華やかな「赤の世界」が完成!

真っ赤なバラとシャクヤクの花でドラマチックな卓上が完成。赤色が引き立つよう、テーブルコーディネートは反対色のグリーンでまとめました。グリーン部分は単色ではなくグラデーションになるようおしゃれにアレンジ。さらにケーキ周りにも赤いバラの花びらと葉っぱをあしらって、全体にまとまりを持たせました。

From 編集部

迷ったら、プロの提案を素直に受け入れることも大事

理想の装花やテーブルコーディネートを叶えるために、入念な準備や打ち合わせが必要なのはもちろんだけど、どうしても迷ってしまったら担当者の提案にじっくり耳を傾けてみて。相手は数々の装花・装飾を手掛けてきたその道のプロ。ふたりが思い付かない貴重なアドバイスがきっともらえるはず!

構成・文/南 慈子 イラスト/別府麻衣
※掲載されている情報は2020年1月時点のものです
※記事内のコメントは2019年12月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー89人が回答したアンケートによるものです

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