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マリッジブルーの原因&対策は?卒花の体験談【臨床心理士アドバイス付き】

大好きな彼との結婚が決まってうれしい!……はずなのに、結婚式や新生活の準備が始まるにつれ、ちょっぴり不安を感じたり、疑問に思ったりといったモヤモヤを抱えてしまう人も少なくないみたい。これっていわゆる「マリッジブルー」なの? 何が原因なの? 解消する方法はあるの? 臨床心理士の石割美奈子先生に聞きました。

<臨床心理士>石割美奈子 先生

【えむ心理研究室 室長】訪問心理支援、家庭教師カウンセラー、スポーツメンタルコーチ、心理学関連記事の執筆・監修などを行う。
監修者写真

マリッジブルーは誰でもなる可能性があるんです。解消するためのヒントがあるから大丈夫ですよ!

マリッジブルーとは? どんな人がなりやすいの?

「マリッジブルー」という言葉は自体はよく聞くけれど、具体的にどういう状態になったらマリッジブルーなの? 臨床心理士の石割美奈子先生によると、「あ、この結婚に対する不安感、きついなと思ったら、マリッジブルー」。学術的には疾患ではないので、自分でそう感じるかどうかがポイントなのだそう。「いちずな人、一つのことに悩みやすい人、変化することを楽しみではなく不安と感じやすい人などがなりやすいといえます」

マリッジブルーはどのくらいの人が経験してる?

Q. 結婚が決まったあと、なんとなく不安になったことはありますか?

マリッジブルーイラスト

ゼクシィが先輩花嫁に実施したアンケート調査によると、「結婚が決まって幸せなはずなのに、不安になったり、イライラしたり、辛くなったなどの経験はありますか?」という質問に対し、「ある」と答えた人は85人中52人。

ただし今回の質問では、「ちょっと不安になっただけでも『ある』と答える人もいれば、ちょっとだから『ない』と答える人もいるでしょう」と石割先生。また、先述のように、マリッジブルーかどうかは自己判断。よって、これを「マリッジブルー」と解釈する人もいれば、そうでない人もいるといえそうです。

マリッジブルーの原因&対策

ひと口にマリッジブルーと言っても、その原因はさまざま。ここでは、特に多いといわれる3つの原因ごとに、先輩花嫁の体験談と、石割先生による解消方法を紹介します。

【原因1】結婚後の生活に対する不安

マリッジブルーのイラスト

マリッジブルーは、結婚後の生活に対する不安感が原因となることがあります。例えば、
・彼の家族との同居がうまくいくか不安
・結婚してから経済的にやっていけるか不安
・彼と嗜好品が違うので同居後が不安
など「物理的」な不安。今後の生活に予測がつかなければ、誰でも不安になります。

先輩花嫁の体験談

花嫁イラスト

【一人暮らしもしたことなかった私が家事……】
一人暮らしをしたことがなかったので、きちんと家事ができるか、小さな家でひとりの時間がなくなるのではと不安でした。家事については、いざ生活が始まるとなんとか。特に不安だった料理も、彼がおいしいと言ってくれて不安はなくなりました。ひとりの時間は、共働きで意外とひとりの時間も多くて、むしろ寂しいと思うほどです。(あやかさん)

花嫁イラスト

【結婚したら、私のお金はふたりのお金……?】
結婚後、お財布を一緒にするかどうかという話になり、彼が自分の口座にふたりの収入をまとめることを提案してきて、それを聞いたらとてつもなく不安に襲われました。自分の自由にできるお金が手元になくなると、こんなに不安になるんだと思いました。(瑠璃さん)

花嫁イラスト

【長男の嫁、は責任重大……?】
彼が5人兄弟で姪っ子も2人いるので、いきなり大家族の中に入れるか、ちょっと不安に感じたことがあります。しかも長男の嫁なので、将来いろいろ大変そうです。(えりさん)

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【経済的な不安からけんかに……】
結婚が決まってから、彼が転職のために仕事を辞めましたが、なかなか次が決まらず……。無職の期間が長く、経済的な不安が強まってけんかも何度かしましたが、しっかり不安を口に出すことは大事だと思いました。(ベリーさん)

花嫁イラスト

【価値観が違って決まらない……】
家探しで不安になりました。彼は交通の利便性を最重視して、ボロボロでも事故物件でも気にしない。私は清潔さと環境重視。意見がまったく合わず「そんなのいちいち気にしてたら家が決まらない!」と言われて私が泣き、不動産会社の方が仲裁に入るほどモメることに。今後の生活に対して、自分の覚悟が足りないのかと不安になりました。(ひとみさん)

先生からのアドバイス!

これまで進学や引っ越しなど、環境の変化によるストレスを大きく感じたことがある人は、結婚による環境の変化に、自分が耐えられるかなという不安に陥りやすい傾向があります。彼にも不安を打ち明けることで、具体的な対策を練ることができるかもしれません。

また、これを機に環境の変化に強くなろうというポジティブな考えを持つことも大事。例えば「知らない土地で友達はできるかな」「仕事は見つかるかな」など、まだ起こっていないこと、かつ自分でなんとかできそうなことへの不安なら、思い切って飛び込んでみよう!と発想の転換を。

【原因2】結婚相手との関係性に対する不安

マリッジブルーイラスト

結婚相手との関係性に対する不安が原因で起こるマリッジブルーもあります。例えば、
・彼とちゃんと話し合って家庭を築いていけるか不安
・彼はキレやすいから不安
・彼と一緒にいると落ち着かなくなることがあるから不安
など、彼の性格や行動、ふたりになるとしばしば起きてしまうことなどが不安要因になっていることが多いです。

先輩花嫁の体験談

女性イラスト

【初めはそこが可愛いと思ってたのに……】
付き合っているときの彼は、優しくて一生懸命悩んでいる部分が可愛いと思っていましたが、結婚準備を進める中で、優柔不断で言葉が出にくい面が目立つようになり、忍耐強く接しないといけないことにイライラ。(つぐみさん)

女性イラスト

【彼の言い方がきつい……】
彼は言い方がきつくて傷つくことも多かったので、将来的に大丈夫かなと心配になりました。その都度、今の言い方はきついと注意して、理解してもらうようにしました。(ベリーさん)

女性イラスト

【上司と部下、結婚したらどうなるの……?】
職場結婚だった私たち。上司と部下だったので、夫婦としてうまくやっていけるのか、そして周りとの関係性の変化も不安になりました。(ししまるさん)

先生からのアドバイス!

彼との関係性に対する不安は、相手との相互作用なので、相手の性格による部分もあるけれど、できれば結婚前に、不安を解消する働き掛けをしてみるというのも一案です。

ただ、相手の尊厳を傷つけないように言うこと。例えば相手がおしゃべりで、たまにならいいけれど毎日はちょっと……と思うなら、「楽しませてくれるのはうれしいけど、今日は静かに過ごしたいな」などと言ってみては。

マリッジブルーのときは大きな問題のように捉えがち。ひとりきりで悩むのは禁物です。個人差はありますが、ひとりで悩んでいると何事もネガティブにとらえやすくなります。

彼と膝をつき合わせて話すことも大事ですが、家族や友人、同僚、先輩など、複数の人に相談すると、視野が広がって楽になることが多いですよ。また、専門家に相談すると、現状や関係性をより冷静に客観視できるようになり、活路が見いだせる可能性が高いです。

【原因3】悲観的な考えからくる不安

マリッジブルーイラスト

悲観的な考えから不安感が強まるマリッジブルーもあります。例えば、
・しばしば結婚後の生活についてネガティブな想像をする
・「こんな自分が幸せになっていいのか」と考える
・結婚が決まってから自分の悪い面ばかりが目に付く
など、もともと持っている(と思い込んでいる)悲観的な面が強調されるのが原因です。

先輩花嫁の体験談

女性イラスト

【親戚が少なくて寂しい……】
彼には親戚がたくさんいるけど、私には父と妹だけ。その寂しさから、何度も結婚式をやめたいと悩みました。(ゆうこさん)

女性イラスト

【本当に私でいいのかな……?】
もともとネガティブな性格なので、うまくやっていけるのか自信がなく、相手にとって本当に自分でいいのか不安に感じていました。(asaさん)

女性イラスト

【ネガティブな想像ばかりしてしまう……】
幸せだなと思う反面、自分の考えがネガティブな想像を繰り返してしまいました。彼に不安に思っていることを話し、それでも不安が拭えないときもありましたが、彼がいつも向き合ってくれたことで少しずつ不安がなくなっていきました。(nakaさん)

先生からのアドバイス!

ネガティブな考えに陥る人が思い悩んでいることの中には、本当はそうではないことも。「つらい思いを、誰かに察してほしいだけなのでは?」「そんな必要ないのに、誰かと比較して自分のほうが不幸せだと思い込んでいるだけなのでは?」と冷静に自己分析してみることも大事です。

一方で、自己分析のしすぎも禁物。ネガティブな気持ちのときは、考え事がどんどん悪い方へと行ってしまいます。「悲観的な自分とはサヨナラだ!」くらいの気持ちで、思い切ってクヨクヨ悩みを打ち消し、ポジティブさ全開で新生活に飛び込んでみたほうが良い結果になることも多いですよ。

名字が変わることへの抵抗もマリッジブルー?

マリッジブルーイラスト

今回のアンケートで目立ったのが、名字が変わることに寂しさや抵抗を感じるという声。石割先生によると、こういった不安以外の感情が、マリッジブルーにつながることもあるのだそう。

女性の名字が変わるのが当然という世の中に対し、疑問や抵抗を感じる人は意外と多い。実際、職場では旧姓を通す人、婚姻届を出さない事実婚などを選択するケースも。時代とともに、悩みの内容や傾向は変わってきているようです。

アンケートを見ると「時間がたったらまぁいっかと思えた」「新しい名字を使っているうちに慣れた」という声もたくさんありました。

先輩花嫁の体験談

女性イラスト

今までの自分や、親とのつながりがなくなってしまう気がしました。(まんげつさん)

女性イラスト

女性の名字が変わることが当然のような世間と彼に対して急に腹が立ってきました。彼に婿に入ってほしいなどの希望はまったくなかったのですが、「私の名字になるのは?」と聞いたら「絶対やだー(笑)」と言われたことに不快感を覚えて、自分の名字でなくなるのが急に嫌でたまらなくなった時期がありました。が、時間がたつとそれも解消。たぶんマリッジブルーだったんだと思います。(つばきさん)

From 編集部

多少の不安や不満はあって当然! ひとりで抱え込まないで

マリッジブルーの体験談とアドバイス、自分のケースに似たものはありましたか? 不安や不満の程度は人それぞれですが「彼と一緒なら何も心配ない!と思うより、そのほうが自然。環境が大きく変わるのだから、多少の不安や不満があるのは当然です」と石割先生。また、マリッジブルーは女性だけのものではなく、男性にもあります。ひとりで抱えず、時には周囲に打ち明けて、心を軽くして結婚準備を進めてくださいね。

監修者写真
Profile

石割美奈子 えむ心理研究室 室長
(臨床心理士)

経歴:
東京国際大学大学院臨床心理学研究科博士課程前期修了(心理学修士) 

プロフィール詳細:
訪問心理支援。家庭教師カウンセラー。スポーツメンタルコーチ。心理学関連記事の執筆・監修。

結婚前のカップル、結婚後の夫婦関係・家族関係などに関する訪問支援やオンライン相談を行う。個人カウンセリングの他、対人関係上の相互作用を重視し、家族(親子)のコンサルティング、学校や職場での人間関係改善のためのコミュニケーショントレーニング等を積極的に取り入れている。

取材・文/前川ミチコ イラスト/沼田光太郎 監修/石割美奈子(えむ心理研究室) 構成/紺矢里菜(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2019年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー85人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2019年11月時点のものです

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