《アニマルフェイクファーのウエルカムボード》【超ビギナー専用】花嫁の手作り『フォトジェニック』IDEA~DECEMBER Lesson1~
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。アイテム自体はフォトジェニックなのに、作り方はとっても簡単! しかも、材料の揃え方から、不器用編集者が実際に作ってみてわかったポイントまでお教えします。これを見れば誰でも素敵なWEDDING ITEMが完成すること間違いなし。
12月のテーマ:Forest Animal
動物好きのふたりはアニマルモチーフを使った手作りで印象的なウエディングシーンを作って。シックなカラーリングとシュールな表情の動物たちを選べば、子どもっぽくならずにおしゃれなアイテムが実現。
Lesson1:アニマルフェイクファーのウエルカムボード
動物柄プリントのフェイクファーを使ってシンプルながら印象的なウエルカムボードに。同じ手順でサイズを変えて作ったものを並べて壁に掛ければ、おしゃれなインテリアのようなウエルカムスペースにも。壁に掛けられないときは、テーブルに並べるだけでも可愛い。
用意するもの
<材料>
●木のフレーム 縦45cm×横33.5cm
(雑貨店、インテリアショップなどで販売)
●スチロール板 縦42cm×横29.7cm
(フレームの内寸に合わせる。100円ショップ、ホームセンターなどで販売)
●ドライフラワー レモンリーフ 5~6本
(ホームセンター、花材店などで販売)
●鹿柄のフェイクファー 縦42cm×横29.7cm(スチロール板に合わせる)
(手芸店、ホームセンターなどで販売)
●アイアンアルファベットパーツ 高さ8cm前後のもの
(ホームセンター、雑貨店などで販売)
●ワイヤー (あれば茶色紙巻き)
(ホームセンター、雑貨店などで販売)
<道具>
●ニッパー
●目打ち
●木工用接着剤
●強力接着剤
[1]スチロール板にフェイクファーを貼る
スチロール板の片面に木工用接着剤を均等になるように塗る。まずたっぷりの量を板に満遍なくのせ、段ボールや厚紙などをへらのように使って平らに延ばし、フェイクファーを貼る。できれば1日置いて接着剤が十分乾いてから次の工程へ。
[2]ドライフラワーの束を作る
レモンリーフを2~3本ずつ束ねて根元をワイヤーでくくる。茶色い紙巻きのものを使うとワイヤーが目立たなくて良いが、最終的に葉で隠すようにするので、ない場合はどんなワイヤーでもOK。長すぎる茎はカットする。
[3]ボードにドライフラワーを付ける
[1]で作った板をフレームにはめ込み、上辺に近い所に2カ所、目打ちで穴を開ける(上から2cm、両端から13cmの位置)。穴にワイヤーを通し、[2]のドライフラワーの束を葉が外側を向くように左右それぞれの穴に固定する。4~5回巻き付けるように締めて、フレームの裏でねじるように留めると良い。
[4]茎の部分を葉で隠す
左右の茎が重なる部分には、葉に木工用接着剤を付けて隠すように貼る。
[5]アイアンアルファベットを貼る
強力接着剤を使って、フェイクファーにアルファベットを貼っていく。初めにバランスを見るために置いてみて、位置が決まったら一つずつ強力接着剤を付けて元の位置に戻すように貼っていくときれいに仕上がる。
葉っぱと文字のバランスを先に確認するべし!
先にアルファベットを貼ってしまったら、思ったよりもボードの上が葉っぱで隠れて文字の上の方が見えなくなってしまいました......。ボリュームや位置に注意して先に葉っぱを固定してから、空いたスペースにアルファベットのパーツを並べて、ボード全体のバランスを見るのがよさそうです。
by編集者みーぬ
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
構成/齊藤亜由美 文・制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/角田明子(イメージ)、新井裕加(手順)
※掲載されている情報は2019年11月時点のものです
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