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お金・常識
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会場によって違う!結婚式費用の支払いタイミングと支払い方

結婚式の費用は多くの人にとって大きな金額。その支払い方は会場によって異なるから、事前の確認がポイント。会場以外への支払いも合わせると、出費のスケジュールがより複雑に。まずは基本のパターンを頭に入れて、卒花の支払い実例をチェックしてみよう。

知ってた? 結婚式費用の支払いタイミングは主に4回!

支払い1

結婚式に関係する支払いは、会場への支払いの他にも外部で購入するアイテムやビューティ関係の出費などさまざまなものがある。
その支払いタイミングは、大まかに分けると4回。

【1回目】結婚式会場と本契約するとき
→ここでは10万~30万円程度を支払うことが多い。現金または振り込みが多く、カード払いできる会場は少なめ。契約=現金がいると考えておこう。

【2回目】ドレス、ウエディングアイテム、ギフト、エステ、ネイルなど会場以外のショップで購入するとき
→結婚式の準備を進めていくうちに、外部で手配したいものが出てくる。外部で購入するとその都度支払いが生じるので、ご祝儀払いにはできない。ふたりの貯蓄額の範囲内で支払えるように注意を。

【3回目】手作りアイテムを作るための材料を購入するとき
→手作りをしない人には生じない費用だが、準備途中で節約と思い出を兼ねてDIYをする人が多い。時間と労力、予算の費用対効果を考えつつ、検討して。

【4回目】パーティの費用を会場に支払うとき
→これが一番大きな額。式の数週間前に払う会場もあれば、後日でも大丈夫な会場も。前払いの場合は、現金を用意しておく必要がある。

会場によって支払いパターンは違う! カードが使えるかどうかもポイント

支払い2

結婚式費用の会場への支払い方法は、会場ごとに事前に決められている。交渉で変更できる場合は少ないので、本契約前に確認しておくのが正解。主な支払い方のバリエーションは、以下の通り。

【パターンA】式数週間前に最終見積りの金額を支払う
【パターンB】式前に半額、式後に半額を支払う
【パターンC】式後に確定金額全額を支払う

支払い方と共に重要なのが、「クレジットカードで支払いができるか」ということ。クレジットカードが使用できるのなら、どのパターンでも式当日にゲストから頂いたご祝儀を支払いに充てることができる。クレジットカード払いだと、ポイント還元が受けられるのもメリット。
支払いが「銀行振り込み」または「現金」の場合は、【パターンA】と【パターンB】で式前にまとまった額の現金が必要に。もしふたりの貯蓄額が足りないというときには、親へ一時的に援助をお願いするなど、工面の仕方を考えて。

卒花の結婚式費用の支払いタイミングをCHECK!

結婚式費用の支払い方が異なる4人の花嫁の支払いスケジュールを、徹底解剖! お金の出入りのタイミングや支払い方の工夫を参考にして。

【Mariさんの場合】全ての費用をカード払いにしてポイントGET!

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<Mariさんの支払いスケジュール>

【1回目】式半年前 本契約金30万円(カード払い)
【2回目】式2カ月前 エステ、ネイル、まつげエクステ代合計15万円(カード払い)
【3回目】式3週間前 結婚式費用340万円(カード払い)
【4回目】式後 親族のホテル代と精算金15万円(カード払い)

会場見学時に「カード払いができるか」を確認したMariさん。本契約金は10万前後と思っていたら、30万円だったので少し戸惑ったそう。ドレスやギフトなどほとんどを会場で手配したため、費用を会場の総額にまとめられた。他に支払ったのは、メッセージカード代や髪飾りなど6000円程度。

支払い方、ココがポイント!

花嫁1

私の場合は、カードで支払いができる会場だったので、ポイントがたくさんたまってよかったです。カードで支払うなら、事前に限度額の引き上げをカード会社に連絡しておくと安心です。カード会社はすぐに電話がつながらない場合もあるので、余裕を持って準備しておくことをお勧めします!(Mariさん)

【ほなみさんの場合】式の前後で費用の半額ずつを現金振り込み!

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<ほなみさんの支払いスケジュール>

【1回目】式数カ月前 本契約金20万円(現金払い)
【2回目】式数カ月前 席次表&席札、アクセサリー、ウエルカムボード、小物代 合計4万3000円(カード払い)
【3回目】式2週間前 結婚式費用245万円(現金払い)
【4回目】式2週間~前日 美容院、ネイル、シェービング代 合計5万円(カード払い) 
【5回目】式当日 お車代10万円(現金払い)
【6回目】式数日後 結婚式費用245万円(銀行振り込み)

会場見学時に契約することになり、急きょ契約金を現金で支払ったほなみさん。結婚式費用はご祝儀払いをしたかったので、契約時に支払い方法を確認。クレジットカード払いができない会場だったが、手数料を上乗せして払えば後日払いが選べるプランがあり、式費用の半額はそのプランを利用した。

支払い方、ココがポイント!

花嫁2

会場見学したその日に手付金を払うことになるとは考えていなかったので、少し焦りました。見学後に契約することもあるので、見学前に必要な現金を確保して行った方が良いと思います。またご祝儀払いにするなら、契約前に後日払いが可能か確認しておくのがお勧めです。(ほなみさん)

【ガロさんの場合】式1週間後に式費用全額を銀行振り込みで支払い!

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<ガロさんの支払いスケジュール>

【1回目】式7カ月前 本契約金5万円(カード払い)
【2回目】式4カ月前 衣裳予約金5万円(現金払い)
【3回目】式4カ月前~1カ月前 プチギフト、招待状、ブライダルインナー、親ギフト、プロフィールムービー代 合計6万5000円(カード払い)
【4回目】式10日前 シェービング&ネイル、席次表代 合計2万3000円(カード払い)
【5回目】当日 お車代10万円(現金払い)
【6回目】式1週間後 203万円(銀行振り込み)

式費用が式後払いだということを契約時に説明されたガロさん。式の後にご祝儀をまとめて振り込みをする必要があり、集計するのが大変だったそう。上記の他にも切手代3000円、子供用のお菓子1000円、DIYの材料費1000円など、少額ながら式のための出費が発生した。

支払い方、ココがポイント!

花嫁3

式の費用は銀行振り込みしか選択できず、振込手数料の負担は自分たちの方でした。最初はそこまで考えていなかったのですが、いざ振り込むとなると高額だったので、振込手数料がかからない方法を調べてから振り込みました。(ガロさん)

【まりもさんの場合】式費用を分割して3度にわたり銀行振り込み!

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<まりもさんの支払いスケジュール>

【1回目】式10カ月前 本契約金5万円(カード払い)
【2回目】式4カ月前 結婚式費用30万円(銀行振り込み)
【3回目】式4カ月前~3日前 エステ15万円(現金またはカード払い)
【4回目】式2カ月前 和装ブーケ2万円(現金払い)
【5回目】式1カ月半前 結婚式費用244万円(銀行振り込み)
【6回目】式1カ月前 お礼のクオカード4万円(現金払い)
【7回目】式3週間前 結婚式費用222万円(銀行振り込み)
【8回目】式2週間前 DIYの材料費&装飾2万円(現金払い)

契約金5万円は、手持ちがないと伝えたところカード払いで対応してもらった。支払いが3回に分かれることを聞いたのは、1回目の打ち合わせのとき。見積り額を分割して、その都度銀行振り込みで支払った。式直前になり、DIYを思い立ち、材料費がプラスに。

支払い方、ココがポイント!

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カードが使えない会場で式費用を振り込む場合、平日に銀行窓口に行く必要があることも。仕事がある人は、平日休みを取らないといけないかもしれません。見学や契約の段階で支払いのスケジュールを事前に確認しておけば、予定が立てやすいと思います。(まりもさん)

From 編集部

契約時に支払い方を確認して、予算立てを

式費用の支払い方は会場によって異なるので、できれば契約時に確認しておこう。会場以外への支払いもさまざまに発生するから、予算に余裕を持っておくのが大事。そのためにまずは、ふたり合わせた貯蓄額を計算しておいて。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/徳丸ゆう
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年8月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー80人が回答したアンケートによるものです

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