デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.95 くすみカラーのリングピロー
旬なウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんのDIY連載。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイデアが満載です!
ラクちん手縫いでぷっくり可愛い♪
【くすみカラーのリングピロー】
【製作時間】30分 【材料費】約700円
ベロアって、どうしてこんなに可愛いのかしら。眺めているだけでキュンキュンします。そんな魅力的な素材を使ったリングピローの提案! ポイントは角を落としたコロンと可愛い形。ぷくっとしたこの愛らしさは、縫い目が不揃いになる手縫いだからこそ出るもの。好みのスモーキーカラーのベロアで、世界に一つだけのリングピローを作り上げて。
用意する物
<材料>
●好みの色のベロア生地
(18cm角が2枚とれるサイズ)
●好みのリボン 約30cm
●手芸綿 適量
●型紙に使う折り紙(or 15cm角の紙)1枚
<道具>
●色鉛筆(鉛筆でもOK)
●はさみ
●針&糸
●待ち針
[1]リングピローの形を下書きする
折り紙を四つ折りにして、角を落として丸みのある正方形にカット。それを型紙にして、布に下書きをします(布は表同士を内側にして、下書きは裏側にします)。
[2]下書きに沿ってチクチク手縫い
布がずれないように待ち針で四隅を留めたら、下書きに沿って周りをチクチク。
[3]綿を入れる場所まで縫ったらOK
綿を入れる口を4cmほど残して、チクチク縫いは一旦終了。待ち針を外して布を裏返します。
[4]綿をぎゅうぎゅうに詰める
コロンとした形の方が可愛いので、綿を多めに詰めていきます。詰め終わったら手縫いで入り口を閉じます(縫い目がなるべく目立たないように頑張って!)。
[5]真ん中におへそを作る
ぎゅっとくぼませるように、真ん中をひと縫い(強めに縫った方が深いくぼみができて可愛いです)。糸はそのままで、次はリボンを縫います。
[6]リボンを留めたら完成!
大人っぽく片側だけのちょう結びに形を整えたら、ぎゅっと縫い付けてフィニッシュ。
MAKI’S VOICE
色のバリエーションが豊富なベロアから、今回は大人っぽいスモーキーカラーの生地をチョイス。ポップな印象にしたいなら、ショッキングピンクの生地を選んだり、リボンを蛍光ピンクorイエローにするのもオススメです。円でもなくスクエアでもない、ハンドメイドならではのチャーミングなフォルム。中に乾燥したラベンダーを入れて、式後はサシェにするのもGOODアイデア!
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
構成/磯部 彩 制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 演出・アイテム
- アイテム検討期
- スモーキー
- ハンドメイド