デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.91 透けるプラ板のオシャレ席札
旬なウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんのDIY連載。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイデアが満載です!
スケルトン&タッセルが今っぽい!
【プラ板で作るオシャレ席札】
【製作時間】30分 【材料費】300円/6枚
プラ板、懐かしーい!という方も多いのでは? そう、オーブントースターに入れるとぎゅーっと縮む透明シートです。大人になってやってみると、これが想像以上に面白い&なかなかの仕上がりに。タッセルも付ければしゃれ感も上々♪ 昔を思い出しながら、ぜひDIYしてみて。
用意する物
<材料>※以下席札6枚分
●プラ板 1枚
(写真はA4サイズ。厚さ0.4mmのものがおすすめ)
●丸カン大(写真は直径20mm)6個
●丸カン小(写真は直径7mm)6個
●小さめのタッセル 6個
●コピー用紙 1~2枚
<道具>
●金色の油性ペン
●はさみ
●穴開けパンチ
●オーブントースター
●アルミホイル
●分厚い本
●ペンチ
[1]ゲストの名前を印刷する
ゲストの名前をA4用紙に大きめに印刷します。好みの書体でOKですが、この後にペンで文字をなぞるので、ペンの太さと同じぐらいの書体が作業しやすいです。(写真は細めのゴシック体とExmouthという筆記体です)
[2]金色のペンで文字をなぞる
印刷したゲスト名を下に敷いて、プラ板に名前をなぞっていきます。後でカットしやすいように、名前ごとに間隔を空けるのがポイント。
[3]好みの形にはさみでカット
名前ごとにはさみでカットします。プラ板はゆがんで固まることもあるので、真っすぐの四角より、楕円(だえん)やフラッグ形、多角形などがおすすめ! 名前の長さに合わせてカットしやすい形に仕上げたら、穴開けパンチで端に穴を開けます。
[4]いよいよトースターで加熱!!
プラ板がくっつかないようくしゃっとさせたアルミホイルをトースターに入れ、その上にプラ板を置いて加熱スタート(加熱温度や加熱時間は、プラ板の表記を参照)。中をよーく見て、熱で縮んでいくプラ板が動かなくなったら取り出します。(焦って途中で取り出さないように要注意!)
[5]本に挟んで固まるまで待つ
オーブントースターから取り出したら(やけどに注意!)すぐに分厚い本に挟み、冷めるまで放置。本のインクが付くといけないので、間にコピー用紙を挟んでおくと安心です。
[6]丸カン&タッセルを付けて完成
プラ板に小さい丸カンを通し、タッセルと大きな丸カンを入れ、ペンチで口を閉じたら完成です。
【How to use】
エスコートカード風にデコレーション!
テーブルごとにスタンドに並べて、ゲストに自分の席札を探してもらうのも一つのお楽しみに。色とりどりに並ぶタッセルで写真映えも期待大♪
MAKI’S VOICE
懐かしのプラ板を使ったオシャレな席札。失敗しないコツは次の3つです!
<1:なるべく厚めのプラ板を選ぶ>
仕上がりに厚みが出ることで高級感が違います。
<2:加熱は焦らず>
加熱中「もう絶対失敗する!」と焦るほどプラ板はしなったりよれたりしますが、最後はちゃんと均等にまっすぐ縮みます。だから、動かなくなるまでじっと我慢。とはいえ加熱しすぎると、今度は溶けすぎてアルミホイルに付くので、動かなくなったらすぐ取り出してくださいね。
<3:ミニタッセルはプラス一工夫>
100均で売っているタッセルの結び目に違う色の糸を巻くと、ぐっと見栄えがUP。余力がある人はぜひお試しを!
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
構成/磯部 彩 制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2019年7月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
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