普段使いしやすいのに華やか＊結婚指輪に“ダイヤ付き”はいかが？

なんと約78％の花嫁が「ダイヤ付き結婚指輪」をセレクト！

「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」によると、78.0％の花嫁が「ダイヤ付き結婚指輪」を選んでいるという驚きのデータが！　日常使いをする結婚指輪のデザインとして、多くの花嫁がダイヤ付きを選んでいるという現状が見えてきました。これほどまでに花嫁を惹きつけるダイヤ付き結婚指輪。その魅力をデザイン別に注目してみました。

パッと見はシンプルな結婚指輪。よくよく見てみると、一粒ダイヤがキラリと輝くのが、“1石タイプ”のセッティング。普段使いにぴったりなデザインでありつつ、ふとした瞬間にさりげなくダイヤが輝く、指先を華やかに彩ってくれる、花嫁ごころをくすぐる一本。

先輩花嫁VOICE

デザインはシンプルが好みだけど、オリジナル感が欲しかったので一粒ダイヤが埋め込まれた結婚指輪を選びました。ポイントになるけれど、引っ掛かりもなく快適に着けられるデザインで選んでよかったです！（なつみさん）

それぞれの石が過去・現在・未来を意味すると言われるスリーストーン。そんな婚約指輪で人気のデザインを、結婚指輪でも楽しめるのがこのタイプ。Vカットやウエーブブラインとの相性もよく、手元が上品で洗練されたイメージに。

先輩花嫁VOICE

婚約指輪は普段着けないのでもらわず、代わりにオートクチュールで作ってもらった結婚指輪にダイヤを付けました。手元が華やかになるし、見るたびに幸せな気持ちになります♪　ダイヤが付いていて不具合を感じたことは特にないですが、職場によっては華美すぎるデザインだとアウトの可能性も。さりげなくダイヤを入れる程度がいいと思います（さくらさん）

小粒の石が敷き詰められている「パヴェ」などのデザインが、多石タイプ。中央だけに石をセッティングしたり、アームに隙間なく石を敷き詰めたデザインは、日常的に使いやすくも気品ある洗練されたデザインが魅力的。

先輩花嫁VOICE

華やかなデザインのものが理想で、小さなダイヤ7粒で作ったストライプラインが2本入ったデザインを選びました。日常で邪魔になることもなく、結婚式などの華やかな場ではキラキラして手元が華やかになりとても気に入っています。結婚指輪は毎日着ける人も多いと思うので、自分が気に入って見るたびテンションが上がるものに出合えると、着けるのがより楽しくなると思いますよ（奈緒子さん）

ハーフエタニティリングは、指輪の半周に宝石が留められたもの。手の甲から見ればフルエタニティリングのように見えるほど、華やかなダイヤモンドの輝きを堪能できるのがポイント。シチュエーションに合わせて上下をくるりと変え、ダイヤなし側を表にすれば、シンプルリングとして楽しめるのもうれしい。

先輩花嫁VOICE

少し輝きがあるものが好みだったので、リングの半分（上部）にメレダイヤが付いたリングを選びました。「少し派手かな？」とも思いましたが、まったくそんなことはなく指先を見るたびに気分が上がります！　仕事中など、輝きを抑えたいときは逆に着けられるという汎用性もお気に入り。ダイヤはやはり女性にとって特別なものだなと思います。ダイヤ付き、おすすめです♪（Hareさん）

フルエタニティとは、指輪の全周に同じサイズの石が並べられているタイプ。華やかな雰囲気たっぷりなのに、ダイヤが地金に埋め込まれたフラットなデザインだから、ファッション感覚で楽しめつつ、指になじみやすいのが魅力。また最近人気の細身タイプなら、たっぷりのダイヤでもゴージャスすぎない輝きが楽しめる。

from １級ジュエリーコーディネーター・岡本さん

■選び方のコツ

「結婚後の長い日常には仕事、家事、育児などさまざまなシーンがあります。職業、ライフスタイル、ファッションに合わせてどのように着けていきたいのかを考えてダイヤの入り方を選びましょう。例えば職業的に華美なデザインを日常使いすることがむずかしい場合は１石タイプを。普段は着けられず、休日用として楽しむといった場合はエタニティのような華やかなタイプを選ぶといいですね。また歳を重ねるとダイヤの輝きやボリュームに慣れる傾向が。長い目で見ると、もろもろの条件をクリアしつつ石の数で悩んだら多い方を、石のサイズで悩んだら大きい方を、石の質で悩んだら質の高い方を選ぶと後悔が少ないようです」

■石付き結婚指輪の特徴

「ダイヤをはじめ多くの石付き結婚指輪は、埋め込みや彫留めなど留め方に工夫がされていて引っかかりにくくできています。また日常使いをするための指輪であるため、地金部分が薄すぎたり華奢すぎたりしないように、耐久性も考慮して作られているものが多いようです」

■日常使いするにあたっての注意点

「ダイヤ付きは華やかで魅力的ですが、石の数が多くなるほど地金部分は薄くなるため変形しやすくなります。指輪の歪みによっては石が落ちることもあるので、特にエタニティリングのようなタイプは、家事や育児、入浴、スポーツなどの際には外すものと考えて。また時々クリーニングをして、ダイヤの輝きを取り戻しましょう。使い方を正しく知っていれば、どの結婚指輪もコンディション良く、長く身に着けられますよ」

Profile

岡本有紀子 一般社団法人日本ジュエリー協会認定　１級ジュエリーコーディネーター

2016年ジュエリーと消費者をつなぐジュエリー販売の最高難度資格「ジュエリーコーディネーター（ＪＣ）検定１級」取得。
一般社団法人日本真珠振興会認定　シニアアドバイサー、パーソナルジュエラー

取材・文／細井彩絵　撮影／上野 敦　スタイリング／中山久子　イラスト／山本あゆみ　D／ロンディーネ　構成／松隈草子（編集部）
※記事内のデータ・コメントは2019年4月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー58人が回答したアンケートおよび「ゼクシィ結婚トレンド調査2023（全国推計値）」によるものです
※掲載されている情報は2019年6月時点のものです

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