【超ビギナー専用】花嫁の手作り『フォトジェニック』IDEA ~JUNE Lesson2~
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。アイテム自体はフォトジェニックなのに、作り方はとっても簡単! しかも、材料の揃え方から、不器用編集者が実際に作ってみてわかったポイントまでお教えします。これを見れば誰でも素敵なWEDDING ITEMが完成すること間違いなし。
6月のテーマ:Something Blue
結婚式の日に青いものを身に着けた花嫁は幸せになると言われている「Something Blue」。ブルーにはスモーキーカラーをチョイスし、ゴールドを差し色で入れて、ゲスト卓を大人な雰囲気でコーディネート。ゲストが席に着いた途端、普通の式とは違ったスタイリングにワクワクが止まらなくなるはず。
Lesson2:リボン付きキラキラフォトプロ
フォトラウンドに大活躍するフォトプロップスも、テーマのサムシングブルーに合わせれば、後から写真を見返したときに統一感が出る。キラキラのゴールドペーパーやリボンを使うことで、ただ紙に印刷したフォトプロップスとは一味違った印象に。
用意するもの
<材料>
●文字を印刷した普通紙 縦9cm×横29cm
●ラメペーパー(ゴールド)縦10cm×横30cm
(画材店やホームセンターのスクラップブッキングコーナーなどで販売)
●色画用紙(ブルー)縦8cm×横26cm
(画材店や文房具店などで販売)
●サテンリボン(ブルー2枚 薄いブルー1枚)それぞれ幅3.5cm×長さ6cm
(手芸用品店などで販売)
●真ちゅう線 25cm
(もしくは太めのゴールドワイヤー。ホームセンターのクラフトコーナーなどで販売)
<道具>
●スプレーのり
(画材店や文房具店などで販売)
●カーボン紙
●はさみ
●裁ちばさみ
●ボールペン
●セロハンテープ
●テープのり
[1]色画用紙に文字を写し取る
ブルーの色画用紙を一番下に置き、その上にカーボン紙を置く。その上に文字を印刷した紙を裏返して置き、透けている文字をボールペンでなぞる。下書きの文字が細い場合は少し太くなるようにオーバー気味になぞるのがおススメ。細くなりすぎると、後から切るのが大変になるし、フォトプロップスとして写真に写したときに文字が見えづらくなる。
[2]色画用紙を写し取った線に沿って切る
[1]で写し取った線に合わせて、はさみで切り抜く。仕上がりにも影響してくるので、時間をかけて丁寧にはさみを動かして。
[3]ラメペーパーに貼り付けて、周りを切る
文字が切り抜けたら、裏返しにしてスプレーのりを付け、ラメペーパーの真ん中に貼り付ける。ラメペーパーが1cm~1.5cmくらい残るように文字の周りを切っていく。
[4]文字の中の部分を切って、貼り付ける
余ったラメペーパーに、文字の中の部分を写し取って、はさみでカット。切ったものにテープのりを付けて、フォトプロップスに貼り付ける。
[5]リボンを斜めにカットし、裏側に貼り付ける
サテンリボンの1枚は右斜め上に、他2枚は右斜め下に、裁ちばさみを使ってカットする。フォトプロップスを裏向きにして、3枚のリボンをずらしながら重ねる。真ん中が薄いブルーになるようにするとバランスが良くなる。位置が決まったら、リボンの上部をセロハンテープで留める。
[6]真ちゅう線を貼り付ける
紙の上から出ないように真ちゅう線を置いて、セロハンテープで2カ所を留めれば完成。紙に対して、真ちゅう線が少し斜めになるように置くと、こなれた感じが出る。
細かい部分を切るときは別方向からはさみを入れて
はさみで細かい部分を切るときは、一方向からいこうとするのではなく、切りやすいところまで切って、別方向からはさみを入れるようにすると、無理なくきれいに切れました。また、使い古したはさみだと、切れ味が悪くなっていることもあるので、新しくすることも検討してみて。by編集者みーぬ
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
構成・文/齊藤亜由美 制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/五十嵐 洋 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2019年5月時点のものです
- 演出・アイテム
- アイテム検討期
- スタイル提案
- もてなし
- メタリック
- ブルー
- グリーン
- ハンドメイド