ゼクシィ夜の★相談室[48]いつか彼を男として見られなくなる日が来る……?
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
いつか、彼を男として見られなくなってしまう日が来るのかも……と不安です
周りの先輩夫婦を見ていると、すでに男と女ではなくなっている人たちが結構いて、昔はラブラブだったのに何をきっかけに変わっちゃうの? いつか私も彼を男として見られなくなっちゃうのかなぁ……とちょっと不安になっています。彼をずっと異性として好きでいるために、今から何かできることってありますか?(サヤカさん/アルバイト・結婚3カ月)
教えてOliviA先生!
相手を“性的な魅力がある異性”として見続けられるかどうかがカギ
どんなに今がラブラブでも、長く一緒にいて同じ家に生活し続けると、だんだんとお互いを性的な目で見られなくなっていくもの。男と女として認識し続けるためには、今の段階から“意識して”行動していくことが大事になってきます。
POINT.1 自宅で男女を意識するのはハードル高め。まずは外へ出よう
いくらずっと男と女でいたい!と思っても、家でもちゃんとした格好をするとか、だらだらしちゃダメなんて決めるのは、ハードルが高すぎて続かないので注意。
実際、一緒に住み始めると、家の中でお互い異性としていいところを見せるのは難しいんですよね。そもそも家は楽ちんでリラックスできる場所。部屋着姿や、ぼさぼさの髪を見られてしまうのもしょうがない。だから男女をしっかり意識するなら、家の外へ出ましょう。
少しきれいな格好で買い物に出るだけでちょっと特別感。できれば家から一緒に出ず、たまにはどこかで待ち合わせをするとさらに男女のデート感がアップするからオススメ。
POINT.2 他のカップルと一緒に遊んでみる
さらにオススメなのはダブルデート。付き合いたてのカップルや、新婚夫婦と一緒に遊んでみると、自分たちもあんな時期があったねと思い出して、刺激を受けやすいんです。「ああいうのうらやましいなぁ」と思うこともあれば、「こういうところは彼の方がいいな」と改めて夫の良さを実感できたりもします。
ダブルデートって大人になるとあんまりしないと思いますが、カップル同士で遊ぶのもたまにはいいですよ。女子同士で遊ぶと、どうしても夫の愚痴が出ちゃったりすると思うので、ダブルデートはオススメなんです。子どもができても、たまには子どもを交えずにカップル同士で遊ぶと、新鮮な気持ちが取り戻せると思いますよ。
POINT.3 身だしなみは大事、美容室帰りのデートでお互いにほれ直す
男として見るためには、やっぱり彼の見た目を整えておくのも大事。無頓着な彼なら、自分と一緒のタイミングで美容室に行くのもオススメです。
髪を切りに行くときってある程度ちゃんとした格好で行きますし、髪型が決まるとカッコよく見えるので、彼のイケメン度もUP。さらに自分もきれいになってテンションも上がっているので、そのまま外でご飯を食べたり、お買い物したりすればデート気分。
プロの手で身ぎれいになった彼を見ると、改めて「あ、なんかカッコいいな」ってきっと見直すと思いますよ。月1、2カ月に1回でもいいので、同じタイミングで髪を切りに行く。それだけで少し男女を意識できる特別な時間が演出できるはずです。
POINT.4 服装がキマるとそれだけでカッコいい
やっぱり、だらしない服装や、好みじゃないファッションだと魅力的な男性として見づらいので、ダサいままでほっとかずに、ファッションもブラッシュアップを。
うちの場合は、夫が服に無頓着であんまりオシャレじゃないので、服や小物は私が選ぶようになりました。昔は、ダサいところも可愛いって思ってましたけど(笑)。自分の夫ってやっぱりカッコよくいてほしいですし、何かダサめだなって思いながら生活してるのはやっぱりちょっと嫌ですよね……。「こういう格好でデートしてほしいな~」って言いながら、各アイテムを買い替えるタイミングで、1つずつ私好みのアイテムを増やしていきました。
やっぱり見た目って大事! もちろんお金はかけなくてもいいし、ファストブランドで十分。体形に合うシンプルなものを着るだけで、カッコよくなってちゃんとしますからね。好きでい続けるためには、ある程度の服装の見栄えも大事なんです。
POINT.5 相手の呼び方に注意
男女の関係でい続ける上で、一番気を付けるべきタイミングは出産後。「パパ」「ママ」って呼びあってしまうと、どうしても異性としての男女の関係ではなくなりがちですよね。
もちろん子どもの前では、パパママでいてもいいのですが、子どもと一緒にいるふたりと、夫婦のふたりをしっかり分けられるといいですね。例えば「Hのときはちゃんと名前で呼び合おうね」「ふたりのときは、恋人同士の頃の呼び方にしよう」と男女の部分も大事にしてほしいと思います。
ずっとセックスレスにならない夫婦ってみんな、子どもができても男女の仲をすごく大事にしてるんです。子どもを預けて、ふたりっきりの時間をつくっているからこそ、男女を意識し続けられるんだろうなって思います。
今はまだ子どもがいない方が多いと思いますが、「結婚して子どもができても夫婦でいようね」「ふたりの時間も大事にしたいね」と今のうちから意思表示をしておくだけで、お互い異性を意識できる関係が続きやすくなると思います。
From 編集部
大事なのは意識して行動すること
日々一緒に生活しているとどうしても忘れがちな、彼の男の部分や、良いところ、カッコいい姿は今回の各ポイントを意識して行動することで、再確認できるはず。もちろん彼からも異性として意識してもらうために、自分自身の身だしなみや服装にも気を付けたいですね。
OliviA ラブライフアドバイザー
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、ラブライフ向上のための情報発信やスクール運営を行う。懇切丁寧で分かりやすい指導が好評で、幅広い年齢層に支持されている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2019年4月時点のものです
(※)データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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