「これ作ったの!?」が叶う“プロ見え”花嫁DIY~基本<飾る>~
DIYに興味アリ、でも自信がない初心者さんに贈る“プロ見え”花嫁DIY第2弾! <書く>をマスターしたら、次は<飾る>テクニック。プロが作ったような仕上がりが叶う、おしゃれに飾るためのワザをご紹介します。
基本1.<貼って飾る>をプロ見え!
大→中→小の貼る順番ルールを守って理想どおりの仕上がりに
大きさや長さがバラバラなものを組み合わせて<貼って飾る>ときに使える簡単プロ見えテクが、「貼る順番ルール」。ルールはただ、装飾アイテムを大きさや長さ別に大中小に分け、大きい&長いものから順番に貼っていくだけ! このルールを守るだけでバランスのいい仕上がりが叶うんです。貼るだけでなく、置いたり、並べたりなどの装飾タイミングにも使える、万能ルール! よりこなれたおしゃれ感をプラスするなら、バランスをアシンメトリー(非対称)にしてみても◎。
<WAY of 貼って飾る>
1.ペンチやはさみを使って長さを整えたアーティフィシャルフラワーのなかから、もっとも大きく、長いグリーンをサイズ順にグルーガンでボードに貼り付ける
2.続いて大きさ、長さともに中サイズのお花を貼る
3.もっとも小さく、短い小サイズの小花や小さいグリーンを貼って完成!
【NG例】貼る順番を守らずに飾ってみると……
<まとまりがなく手作り感満載の残念な仕上がりに>
貼る順番をまったく考慮せずに適当に飾ってみると……。このようになんとなくあか抜けない、ぼんやりとした仕上がりに。貼る順番ルール、大切です!
使い分けて正解!<貼って飾る>をきれいに仕上げる道具ラインナップ
100円ショップなどでも購入可能で、DIY初心者さんにも扱いやすい道具が増えている今。貼るための道具も素材別に使い分けたい。ぜひ手に入れて試してみて!
●グルーガン
→ ビーズやボタン、スパンコールなど点で貼る素材に
●デコパージュ液
→ ペーパーナプキンやエコバッグ、薄手の素材に
基本2.<塗って飾る>をプロ見え!
塗料の重ね塗り+ムラ塗りで思いどおりの雰囲気に
ナチュラルな雰囲気を楽しめる木素材。木の質感を生かしつつ、ニスやペンキなどの塗料を使って上手に雰囲気を出したい場合は「重ね塗り+ムラ塗り」が正解。特におすすめの塗料は、ニス。ペンキは慣れてないとどうしてもベッタリしてしまうけれど、ニスならその心配はなし。ムラが逆にいい味になってくれるし、上から重ねてやり直すことも可能です。DIY中級者なら、ニスよりも深みが楽しめるワックスを使ってみても。
<WAY of 塗って飾る>
1.ニスをボード全体に塗って一度塗り。乾く前に多めに筆にとったニスをポンポンと点のように数カ所にランダムに置く
2.多めに取って置いたニスの輪郭を、乾いた別の筆を使ってぼかしてムラ塗りをする。好みの濃さまで重ね塗りを繰り返して完成!
基本3.<結んで飾る>をプロ見え!
正しいちょうちょう結びでアイテムの見映えをアップ
何かとウエディングアイデムで出番の多い、リボンやひもを使った<結んで飾る>。その基本となるちょうちょう結びを上手にすることで、プロ見えするアイテムに! プチギフトなどたくさん同じものが並ぶときには、きれいなちょうちょう結びが全体の見映えもUPさせてくれます♪
<WAY of ちょうちょう結び>
1.タグを通したリボンを、左側を手前にして一度結ぶ
2.左側のリボンで輪を作る。作った輪を右側に倒す
3.右手のリボンを左手の輪の上から手前に持っていき、裏側の左手の輪との間にくぐらせる
4.右手のリボンで2つ目の輪を作り、左右の輪を外側に引っ張りキュッと結んで完成!
先端の処理やプラス加工で<結んで飾る>がもっとおしゃれにプロ見え!
リボンを使って飾る場合は先端のほつれを処理したり、くるくるカールさせるなどの加工をすることでさらにおしゃれ見えするものに。サテンや透け感のある素材なら、切り口をライターで軽くあぶって飛び出たほつれをきれいに。リボンのくるくるカールは結び目から先端に向けて、はさみの背を当てギュッと手前に引っ張ることで簡単にできます。ゆっくり引っ張ると大きなカール、早いと細かいカールに。ぜひ取り入れてみて!
From 編集部
<飾る>が上手にできるとDIYの幅が広がる、もっと自分らしく作れる!
DIYアイテムが素人っぽくなってしまう原因の一つは、<書く>と<飾る>の基本のコツがきちんと取り入れられていないから。ぜひどちらのテクもマスターして、世界に一つだけのオリジナルウエディングアイテムを叶えてみて♪
取材・文/竹本紗梨 撮影/上野 敦 スタイリング/板井麻里奈 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2019年3月時点のものです
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