【式直前・当日】花嫁のありがち「うっかり」ランキング3
結婚式を迎えるフワフワとした高揚感と、準備に追われる忙しさが相まって、やるはずがない「うっかり」が続出! 挙式直前までに、あるいは挙式当日に大慌てした「うっかりランキング」を発表します。先輩花嫁アドバイスにもしっかり耳を傾けて。
うっかりランキング1位【ゲストへの心配り忘れ】
先輩花嫁とゲストにリサーチしたところ、「ゲストへの心配り」を忘れていたケースが一番多かった。遠方から参列する人へのお車代や宿泊先の手配、お礼など基本的なものから、親へのフォロー、天候の急変による対応不足までいろいろ。
【実際にあった! ゲストが困惑した心配り忘れ】
・お車代がもらえず、チケットを自分で購入した。(ゲスト)
・お車代が1人分足りなくて、新券がなく大慌て。(花嫁)
・宿泊先が分からず、参列者から聞いた。(ゲスト)
・受付係・二次会幹事へのお礼を渡しそびれた。(花嫁)
・私のうっかりで、授乳中の友人にアルコールが提供されるところだった……。(花嫁)
・母のネイルをしてあげるのを忘れていた。(花嫁)
・台風の影響で挙式を決行するのか否か、連絡がなくて困った。(ゲスト)etc.……
花嫁のきっちりアドバイス
自分の準備に追われがちですが、「ゲストあっての結婚式」であることを忘れないって大事だなと思います。(アメリさん)
当日のスケジュールは、親と共有しておくといいですよ。会場での動きを把握してもらっておくと、親族が迷うことも少なくなると思います。(まなさん)
意外と直前になって妊娠していることが分かる友人が多いので、すぐに気遣いの対応ができるよう心の準備をしておくことも大事。(EMIさん)
編集部アドバイス
“ゲストへの心配り忘れ”は、絶対に避けたいポイント。やるべきことをひとりで抱えずに、彼や親と共有して、定期的に漏れはないか話してみて。プランナーに「ゲストへの配慮で漏れがちなことってありますか?」とリサーチしたり、結婚式の参列経験が多い友人の話を聞くのもお勧め。
うっかりランキング2位【ダンドリ忘れ】
ふたりの会場入り時間や、式から披露宴の流れを把握しておけばOKと思いきや! 意外な落とし穴に気付いた頃には、時すでに遅しってことも。装花をゲストにプレゼントするダンドリ、大量に持ち込んだDIYアイテムを持ち帰るダンドリなど、実は大事な舞台裏のダンドリ忘れが続出。
【実際にあった! 予想外の展開を招いたダンドリ忘れ】
・海外からのゲストに電話番号を伝えていたが、当日は出られるはずもなく。遅刻をしつつなんとか自力で来てもらった……。(花嫁)
・挙式から参列してほしいことを伝え漏らしていて、披露宴から参列した人が。(花嫁)
・ウエルカムスペースのレイアウトを写真にして、プランナーさんに指示すれば良かった……。(花嫁)
・お祝いやDIYアイテムなど持ち帰る物が多くてふたりでは対応できず、親に車で送ってもらった。(花嫁)
・アイテム類は翌日ピックアップ、と勝手に思い込んでいたが当日持ち帰りだった。二次会前に車に詰め込むのが大変だった。(花嫁)
・アイテム運搬用に車入りしたが、1日止めておける駐車場探しが大変だった。(花嫁)
・子どもゲストへのプレゼントを用意したが、誰にどれを渡すのか分からなくなってしまった。(花嫁)
・処分していい物、持ち帰る物を分けていなかったので全アイテムを持ち帰ることに。(花嫁)
・サプライズでもらったホールケーキを忘れて、翌日食べに行った。(花嫁)etc.……
花嫁のきっちりアドバイス
何度か当日の流れをイメージしつつ、必要なことをメモしておく。(松下幸里さん)
「何を」「いつまでに」「誰に」のToDoリストを作成。彼と共同でダブルチェックすれば、漏れ知らず、慌て知らず。(M.Kさん)
持ち込む物が多いなら、「どの段ボール、どのかばんに何を入れたか」メモを。前日に預けるアイテムは段ボール、当日に預けるアイテムはかばんなど振り分けするのもお勧め。(岡野 綾さん)
編集部アドバイス
挙式当日は、新郎新婦は主役。ゲストを会場まで電話やメールで誘導するなど、当日の裏方的なサポートはできないと認識しておこう。また持ち込みアイテムの種類や数の管理、破棄してもらうのか持ち帰るのか、運搬方法をどうするのかなど、しっかり計画して。
うっかりランキング3位【大事な物忘れ】
指輪や花嫁の手紙など結婚式の見せ場となる大事なアイテムを忘れた人もいれば、事前のヘアカラーやプランナーとの写真撮影などうっかりやり残して後悔した人も。二次会のお釣りの準備忘れに大慌てした人も意外に多かった。
【実際にあった! 意外にあるある、大事な物忘れ】
・サムシングフォーにずっと憧れていたのに、取り入れるのを忘れた。(花嫁)
・ヘアカラーをしておくのを忘れてプリンに。(花嫁)
・婚約指輪を着ける予定だったのに忘れた。(複数の花嫁)
・ウエルカムスピーチや謝辞で話す内容を考えていなかった。(花婿)
・花嫁の手紙を書くのを忘れていて、移動中に書いた。(花嫁)
・ハンカチを忘れた。(複数の花嫁)
・席札が1枚足りなかった。(花嫁)
・新郎の靴下や肌着を忘れた。(複数の花嫁)
・携帯を控室に忘れて、自分の携帯で一枚も撮ってない。(花嫁)
・プランナーさんとのショットが一枚もない。(花嫁)
・二次会のお釣りを用意していなくて慌てた。(複数の花嫁)etc.……
花嫁のきっちりアドバイス
席札や席札立ては多めに用意しておくと安心。(ゆいさん)
ハンドメイドした物があるなら、補修道具も大切な持ち物。グルーガンを忘れないで。(くまくまさん)
カメラやムービーで撮ってもらいたいものをリクエストしたなら、直前に責任者に再確認した方が安心。私たちは全員でのチャペル写真を忘れられてしまったので……。(かほりさん)
編集部アドバイス
必要な物リストを式の1カ月前くらいから作成し、後から思い付いたらその都度、情報を追加して更新。用意をしたらチェックを付ける、会場に持ち込んだらチェックを付ける、を忘れないで。
From 編集部
イメトレでうっかりゼロに!
ウエディングの表舞台の流れ、裏舞台の流れを事前に何度もイメージして、必要な物は必ずメモをすること。彼と一緒に行えば、安心度も高まります。
構成・文/千谷文子 イラスト/トーマス・オン・デマンド
※掲載されている情報は2019年3月時点のものです
※記事内のコメントは、2019年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー83人と、2年以内に結婚式に参列したゲスト105人が回答したマクロミル調査によるものです
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