【サプライズ好きな花嫁さんへ】セカンドミートって知ってる?
“ファーストミート”の他に“セカンドミート”という演出があることを知っていますか? セカンドミートは、お色直しの時のカラードレス姿を花婿に初めて見せる演出のこと。ドレスの色はもちろん、どんなデザインやブランドなのかも内緒だから、彼にサプライズをしたい人は要チェック! セカンドミートだから残せる素敵な写真にも注目してくださいね。
インパクトを重視した
“和装でのセカンドミート”SNAP
モダンな和装で彼の驚きのワンシーンをキャッチ!
「セカンドミートを絶対にしたくて、最初から衣裳選びは別々に行っていました。和装に着替えて、彼が先に背を向けてスタンバイ、私は目をつむって、背中合わせで立って同時に振り返るという設定でした。依頼をしたフォトグラファーさんには絶大な信頼を寄せていたので、写真の構図などはあえてお任せに。彼の予想外だったゴールドの和装とヘアスタイル、ピアスを選んだので、それに驚いているリアルな表情の写真がお気に入り! 会場のスタッフの皆さんもかなり警戒してくれて、衣裳の保管や着替えの手順など配慮してくれました。でも実は、一番気をつけるべきはスマートフォンのカメラロール。衣裳合わせの写真が見えそうになる事があり、当日まで緊張感がありました(笑)」(A.Fさん)
〈DATA〉
●場所 お色直し後、入場予定の会場前のテラスで
●方法 お互いに秘密だったので、「同時に振り向く」スタイル
●かかった時間 3分程度
●実施の連絡をした人 会場のプランナー、ドレスショップの担当者、カメラマン
撮影:Ayako.photography (http://ayako-bridal.jp)
ふたりだけの楽しい思い出に
“サプライズなセカンドミート”SNAP
彼への「ドレス色当てクイズ」♪控え室の前でドレスを披露!
「カラードレスを選んでいた時、彼は忙しくほぼひとりでドレス選びへ。 最終的に「赤」「黄色」の2つのドレスで悩み、その時点までは彼に相談していました。でも彼の希望は「絶対に赤!」、私は「黄色のほうがよい」とお互いに譲らず(笑)、じゃあセカンドミートで発表しようと決定。ファーストミートも実施しましたが、セカンドミートはドレスの色だけでなく髪型やメイクもウエディングドレスよりも個性的になるから「なんて言ってもらえるかなあ」と彼に会うまでソワソワ! サプライズをするつもりが、私自身もワクワク感を楽しめました。彼は『自分が推していた赤のドレスでホッとした(笑)』と言ってくれていました!」 (A.Kさん)
〈DATA〉
●場所 控え室の前で
●方法 それぞれの控え室が別で隣の部屋だったので、フォトグラファーの掛け声を合図にお互いの部屋の扉を開けて、廊下に出た
●かかった時間 3分程度
●実施の連絡をした人 会場のプランナー
取材協力:ザ・マティルタスイート/株式会社ライフローラ(03-6447-1694)
プランナーと確認。
セカンドミートを成功させる4つのPOINT
【POINT1】彼に“何が秘密なのか”伝えておく
セカンドミートをしたいと思ったら、まずは彼に「カラードレスの色をサプライズにしたい」と相談を。彼は試着に付いてくるのもNGなので、その点を了承してもらって。また、どんなカラードレスでもふたりのリンクコーデ感を出せるように、花婿のタキシードはベースカラーがグレー・白・黒からセレクトしてもらうようお願いを。
【POINT2】会場側にセカンドミートができるか確認しよう
セカンドミートを行う場合はパーティの進行にも関わってくるので、挙式の約6~3カ月前には担当プランナーに相談を。また、当日カラードレスが花婿に見えないように、ブライズルームではない場所に保管をするのかも検討しよう。花嫁が着替えている間、花婿がどこで待機するべきかプランナーと打ち合わせをしておくとさらにGOOD!
【POINT3】どんなシーンでセカンドミートをするか決めよう
セカンドミートをするのは“お色直しの入場前”なので、ふたりきりで行うならパーティ会場の扉の前や、ブライズルーム、会場のガーデンなどがおすすめ。また、先に彼がお色直し入場をして、ゲストと彼が“カラードレスの色当てクイズ”をする演出にしてもOK! 花嫁が入場して花婿とメイン卓に並んだときに、前方の友人にカラードレスの色に合わせたクラッカーやコンフェッティを投げてもらうと、華やかで楽しい演出に。
【POINT4】フォトグラファーに撮影ポイントを伝えよう
フォトグラファーとの事前打ち合わせでも、セカンドミートを行う旨を伝えて、どんなショットが良いのか、イメージ写真を用意しておくと伝わりやすい。また、セカンドミートをするときはフォトグラファーに声掛けをお願いして、楽しいムードづくりを手伝ってもらって。例えば「ではご対面です!3、2、1どうぞ!」など、元気よく仕切ってもらえると◎。
From 編集部
ふたりの思い出を増やせるおすすめ演出!
こだわって選んだ衣裳に、さらに演出をプラスすることでふたりの思い出が増えるセカンドミート。ドレスじゃなくても、和装で実施するのも日本らしくて楽しい! 写真に残しても絵になるから、お色直しを考えている人はぜひ取り入れてみて。
荒井さやかさん
Coco style WEDDING 代表
フリーランスウエディングプランナー
ウエディングプランナーとして、北海道札幌市内の結婚式会場に4年半勤務し、2011年に独立。ホテル、専門式場、レストランの他、公園や学校、自宅などさまざまな場所でふたりらしい結婚式を叶えるフリーランスのプランナーとして活躍中。
http://www.ccsw.jp/
取材・文/細井彩絵 イラスト/南 夏希 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2019年2月時点のものです
- 挙式半年前
- 挙式・披露宴
- ドレス・衣裳
- 演出・アイテム
- 写真・ビデオ
- 式イメージ収集期
- 憧れ・夢
- ワイワイ