おしゃれ花嫁が取り入れた【ビンテージ】【アンティーク】装飾 SNAP7

【ウエルカムスペース】
●1枚目／ディスプレーのようにしたくて写真は厳選し、色もモノクロで統一。1920、30年代当時のニュースペーパーや便箋を敷いたのもこだわり
●2枚目／チケット風にデザインしたエスコートカードは裏にメッセージを書いて、チョコレートに挿して
●3枚目／ウエルカムボードはテーマを伝えてオーダー。前撮りで使用したドライのブーケと動物のスカルをさりげなく

【ゲスト卓】
●1枚目／メインになったのは華やかなオーストリッチの羽根。ガラスボトルに自作のラベルを貼って、映画の禁酒法時代のウイスキーボトルを表現。デンファレの花も映画で使用されていたもの
●2枚目／トレーシングぺーパーにゴールドで書いたメニュー表。中にはLEDライト
●3枚目／1920年代のニュースペーパーをイメージした自作のブライダル新聞をセット

【ウエルカムスペース】
●写真1、2枚目／ニューヨークのモノクロ写真と自ら集めた額縁をメインにあしらったスペースにはテーマカラーのグリーンもたっぷり。床にラフに置いた大きなフレームのバランスも絶妙
●写真3枚目／1920年代のNYを舞台にした映画『華麗なるギャツビー』のイメージも取り入れたwedding_ehさん。ヒロインのデイジーを彷彿とさせるシューズは卒花さんから譲り受けたもの

【二次会メイン席】
NYの夜景のようなイルミネーションや自作（！）のマーキーライトが印象的なスペース。ウエルカムスペースでも登場したゴールドフレームや手作りのフラッグを装飾。プロカント風の鳥かごやレースをあしらって、アンティーク感をアップ

【セレモニーアイテム】
洋画などで見るブライダルカーに憧れていたwedding_ehさん。リングボーイを務めるよちよち歩きのおいが乗るレトロなオープンカーをブライダルカーに見立てて装飾し、思いを実現

【ウエルカムスペース1】
ウエルカムスペースは昔の女優さんの楽屋をイメージし、コツコツ集めたお気に入りのビンテージアイテムやセルフ前撮りの写真パネル、前撮りで使った衣裳などを飾って自分らしさも表現

【ウエルカムスペース2】
●写真1、2枚目／「ベル・エポック期のパリといえばパリ万博！」というイメージがあったので、エッフェル塔や観覧車や気球など、パリ万博を彷彿とさせるアイテムを装飾。中でもお気に入りのエスコートカードのコーナー。観覧車やマーキーライトを配置して、見た人がワクワクするようなスペースに
●写真3枚目／映り込んだグリーンが美しいミラーのウエルカムボード

【メイン席】
会場の壁紙やカーテンの色合いに溶け込むよう、装花はブルー、シルバーグリーン、ホワイトを基調に。香水瓶をイメージした自作の花器もアクセントに。キャンドルもわざと溶かしてアンティーク感を演出した

【ウエルカムスペース】
●写真1枚目／白雪姫の話に出てきそうな大きなミラーウエルカムボードが印象的。クラシカルな鏡に自らカリグラフィーで文字を描いて
●写真2枚目／親友が作ってくれたドライのブーケや前撮りの写真をラフに飾って

【ゲスト卓】
●写真1枚目／装飾は森の中をイメージし、切り株やグリーン、ローズマリーなどをベースに、キャンドルをたっぷりあしらってロマンチックに。テーブルナンバーのフレームや、かぼちゃなど、合わせた小物はアンティーク感のあるものに
●写真2枚目／席札のメッセージ代わりに置いた手紙。封筒の文字もカリグラフィーで手描きして、クラシカルな装飾の一部に

【ウエルカムスペース】
南国の植物やふたりで拾ってきた流木を大胆に飾るとともに、キャンドルや地球儀などのレトロな小物と併せて、17~18世紀の欧米のコロニアルな印象も

【メイン席】
●1枚目／秋らしいパンパスグラスをアーチ状にあしらって、ドライにしたエアープランツとヤシの葉、プロテアなどの南国の植物を装飾。「海が好きなふたりらしいのに、色鮮やかじゃなくアンティークでリッチな印象が素敵！」とゲストにも好評
●2枚目／ウエルカムサインは彼のお手製。一枚一枚、木の色やフォントも変えてリアルな雰囲気に

【ウエルカムスペース】
●1枚目／手作りの木製ボードには大好きなパームフラワー（天然素材でつくった花）を使用。会場の至るところに装飾して、統一感を演出
●2枚目／前撮り写真を飾ったのは名づけて“ウエディングブランコ”。海辺の会場だったので、流木のような枝を使ってDIY
●3枚目／ゲストのイメージに合わせて一つ一つドライフラワーを選び、お手製のタグやシールをあしらったエスコートボトル。アンティークの楽譜や丸太と併せて装飾

【フォトブース】
会場のドアや椅子などを上手に利用して、自分でいちからデザインしたフォトブース。フェイクケーキや「Best day ever」のタペストリーなど、完成度の高いDIYアイテムがレトロでふたりらしい空間作りの決め手に

【ウエルカムスペース】
多くのアイテムは彼の実家にあったものを彼母がリメイクしてくれたそう。そこに手書きのフラッグなどをプラスし、小物は全てプロカントやアンティークモチーフのものをセレクト。季節が秋だったので松ぼっくりや実物の植物を入れることで、よりレトロ感がアップした

From 編集部

ストーリー性のある世界観を形に

アンティークやビンテージは、年代に幅があり、国や時代によってテイストが異なります。今回紹介した実例では、漠然と「アンティーク」「ビンテージ」という設定だけでなく、時代や国、さらには映画や装飾様式などを決められていたことが印象的でした。アイテム選びや会場とのイメージの共有もスムーズになるので、ぜひ、参考にして、あなただけの物語を考えてみてくださいね。