「二次会やる派?やらない派?」先輩カップルのリアル事情
会場も決まって、あとは着々と結婚式の準備を進めるのみ! ふと「二次会どうしようかな?」と考えはじめた花嫁のために、今どきの二次会事情について調べてみました。「みんな、どんな二次会をしているの?」の疑問を、最新データと先輩実例でご紹介します!
リアルカップルの二次会事情。実施率の全国平均は「約50%」
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、全国の二次会事情はグラフのとおり。また二次会を実施しなかったカップルに対してその理由を尋ねたところ、「呼びたいゲストは結婚式に招待したので必要を感じなかったから」が44%でもっとも高く、次いで「準備が面倒だったから」が27%、「遠方からの招待ゲストが多かったから」が25%という結果に。3位の理由については、前年度よりも増加傾向にあり、さまざまな地域からの招待ゲストが増えている傾向が見えてきました。
気になる内容は? スタイルは徐々に多様化、カジュアル化している様子!
気になるパーティの内容はというと、先輩花嫁へのアンケートによると顔触れは「友人をメイン」に、同級生、職場の同僚など、気心の知れた人たちを招待。スタイルとしては、「友人とは二次会からが本番!」という声に代表されるようなにぎやかな従来型のほか、対照的にゲームなどの演出は盛り込まず、「披露宴よりももっとゆっくり親しい人たちと時間を過ごせる場」として、会話や触れ合いを中心にしたというカップルが目立ちました。また時間帯は夜に限らず、「明るい時間からお酒もお茶も飲めるカフェ」で行ったなんていうカップルも。二次会を実施した理由としては、「結婚式に呼べなかった方へのお披露目のため」というもの以外にも、「式にも招待したゲストとの時間」や「結婚式の一日を長く楽しみたかったから」などの声が挙げられました。
ここからはそんなさまざまなタイプの見られる二次会の今どき事情について、先輩カップルの実例をデータとともにご紹介します!
【タイプ1】披露宴と同じ会場だから移動不要
式に招待できなかったゲストも招き、にぎやかに
「ふたりとも同じ職場。収容人数の都合で同僚全員を招待できなかったため、結婚式と同じ会場でカジュアルな二次会を開くことに。披露宴会場の華やかな雰囲気はそのままに、親や親族がいないので堅苦しさは一切なし。景品付きの新郎新婦クイズなどはじけた余興も取り入れながら、楽しい時間を過ごすことができました。披露宴の時間が押してもゲストを待たせずに済むし、自分たちの移動もラク。午後から披露宴、夕方からの二次会だったので、ライトアップされたロマンチックな雰囲気も味わえて良かった。同じ会場で披露宴とはまったく違う楽しみ方ができる二次会、おすすめです」(美香さん)
【会場】披露宴会場と同じバンケット
【招待ゲスト】50名
(結婚式から参加した友人+職場の同僚+学生時代の友人)
【内容】余興などを中心に
【タイプ2】レストランで式に招待できなかった友人たちと
会話メインのアットホームなパーティを
「結婚式の招待客のほとんどが親族になってしまったので、式後に実施した二次会には友人をたくさん招待しました。みんなとリラックスして過ごしたかったので、自然光の入るアットホームなレストランを貸し切りに。プログラムはゲスト参加型にこだわり、定番のビンゴゲームのほか、みんなに新郎の似顔絵を描いてもらい一番を決める『似顔絵対決ゲーム』を取り入れて大盛り上がりパーティに。自由にゲストと話したり、写真を撮ったり、自由に過ごしました。披露宴はどうしても親族や会社の上司に気を使ってしまいますが、二次会は友人や後輩だけ。感謝の気持ちを伝えながら、思い切りはっちゃけて楽しめてよかったです」(詩歩さん)
【会場】カジュアルレストラン
【招待ゲスト】約60名
(結婚式から参加した友人+職場の同僚、後輩)
【内容】ゲスト参加型のゲームや会話を中心に
【タイプ3】会場隣接のバーで式に出席してくれた友人たちと
私服でゆっくりとおしゃべりを楽しめる、カジュアルな二次会を
「結婚式だけでは、せっかく来てくれた友人と話す時間が足りないと思い、披露宴終了後、会場隣接のバーでカジュアルな二次会を開くことに。参加者は結婚式に招待した友人ゲストとごく親しい会社関係者のみ。花嫁花婿姿は結婚式で披露済みなので、私はシンプルなパーティドレス、彼は私物のオーダーメイドスーツに着替えてリラックス。ゲームはビンゴだけにして、新郎新婦がひとりずつ分かれて自由にいろんな卓を回っておしゃべりを楽しみました。自分の言葉でしっかり感謝を伝えながら、大好きな友人たちとたっぷり話せて大満足です」(S.Oさん)
【会場】披露宴会場隣接のバー
【招待ゲスト】75名
(結婚式から参加した友人と職場関係者、新婦弟2人)
【内容】ビンゴのほか、会話を中心に
From 編集部
今どきの二次会は結婚式の幸せな時間をより長くリラックスして楽しめる!
結婚式のフォーマル度が下がってきた今、それでもカジュアルな二次会を実施するカップルの多くは、これまでのスタイル同様、気心の知れた仲間とより親密な時間を過ごしたいと考えているという実情が見えてきました。先輩花嫁の一人からは、「お互いの友人と話すきっかけにもなり、交流が持てた。リラックスしたなかでみんなと話せて楽しかった!」なんて声も。そして「二次会のおかげで結婚式の幸せをより長く満喫できた」という幸せいっぱいの報告も。だから、迷っているならやってみるのが正解! ふたりらしい二次会、考えてみませんか?
取材・文/笠原恭子 イラスト/徳丸ゆう 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータ・コメントは「ゼクシィ結婚トレンド調査2018(全国推計値)」および2018年11月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー41人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2019年1月時点のものです
- 二次会
- 打ち合わせ開始期
- カジュアル
- ワイワイ
- アットホーム感
- スッキリしたい
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