ゼクシィ夜の★相談室[40] 平日は忙しいからHしたくないんです……

フルタイムで働く会社員です。毎日仕事が忙しく、残業も多いので平日の夜はなかなかゆっくりできません。疲れているのもあって、平日にHするのがちょっと億劫に……。したくないわけではないのですが、こういう場合って何かいい対処法はありますか？（ミナコさん／会社員・結婚1年目）

時間がないからと、適当にささっとHを済まそうとすると、女性は濡れないし、気持ちも高まらず、満足度が下がります。そうなると「しなくてもいいっか」という気持ちになり、セックスレスに繋がりやすくなるんです。

だからこそ時間が取れないなら、平日はHしないと決めてしまうのもあり！　その分、別の方法で深め合う方法を考えればいいんです。　今回は２つのプランを提案しますので、ふたりの状況に合わせてどっちが自分たちにハマりそうか考えてみて。

1回のHにかける時間が取れないなら「1週間丸々かけて前戯から挿入まで完了する」と考えてみるプランです。

例えば……
月曜：ハグ
火曜：キス
水曜：ディープキス
木曜：抱き合って寝る
金曜：着衣で触り合いっこ
土曜：裸で触り合いっこ
日曜：挿入

1週間かけて段階的に進んでいくイメージですね。今日のハグは次の日のキス予告、次の日は……と焦らされながら、次の日を迎え、週末はゆっくり繋がる。金曜日に向かって前戯して土日は朝からHといろいろなパターンが考えられます。

皆さん射精までいくのが、SEXって思いがちなんですが、途中までで終わったって全然OK！　「平日だと最後までするのはちょっと億劫」っていう気持ちも分かります。男性だって、終わった後シャワー浴びるのちょっと面倒だな、とか今日は眠たいなという時もあると思うので、平日は緩やかに週末に向けての前戯をすると思って、高め合っていくこのプランはおすすめです。

ふたりともお休みの日なら、朝からスタート！　朝はキスから始めて、昼間イチャイチャ、夜に合体と1日かけてイチャイチャしていくパターン。

おうちでのHでももちろんいいけれど、ちょっとスペシャル感を出すなら、貸し切りのできる日帰り温泉やスパで一緒にお風呂に入り、裸をちら見せできるお出掛けがおすすめ。そうすると普通のデートが前戯のようになって、夜も盛り上がれます。「ここじゃできないから続きはおうちでね☆」と焦らし効果も抜群！　帰りにお酒やデリを買って、あとはゆったりとHを堪能してください。

ゆっくりHの際におすすめの前戯テクは、ズバリ裏面に注目すること。皆さん、普段の愛撫って表面（唇、胸・性器）が中心になっていませんか？　ゆったりするHなら、愛撫のポイントになる場所は裏面の首筋や背中、仙骨（お尻の割れ目の上部）、ひざの裏etc.この辺りは男女問わずゾクゾクポイントなので、なでたりキスしたりと、お互いいつもよりゆっくり触り合いっこしてみて。

今回挙げたプランは、彼にきちんと提案しないと成り立ちません。「平日の夜はゆっくりした時間が取れないから、こういうふうにしてみない？」とまずは彼に伝えること。

その上で、プランAの場合は（男性だったらつい最後までしたくなってしまうので）「1週間かけて、ちょっとずつしていこうね」。プランBの場合なら「週末はゆっくりする時間があるから、イチャイチャ多めにしようね」「時間かけてしようね」と提案するのが大事ですよ。

Profile

OliviA ラブライフアドバイザー／夫婦コミュニケーションアドバイザー／アロマセラピスト

「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、ラブライフ向上のための情報発信やスクール運営を行う。懇切丁寧で分かりやすい指導が好評で、幅広い年齢層に支持されている。

構成・文／滝 紀子　イラスト／mio.matsumoto
※掲載されている情報は2018年12月時点のものです
(※)データ出典：日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013

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