[見学前にチェック!]会場選び満足度100%の花嫁がやったこと
アンケートで「会場選びに100%満足!」と答えた卒花さんに、見学時の工夫点をヒアリング。卒花さんの体験から浮かび上がったのは、【実物チェック】【多方面から比較】【ゲスト目線】【他の人の意見】の4つのキーワード。会場選びを成功させたいなら、卒花さんからのアドバイスを参考にしてみて。
会場選び成功のキーワード1【実物チェック】
【case1】お金を払ってでも当日と同じメニューを試食!
恭子さんは、試食ができるフェアを選んで、4軒見学。デザートのみ、前菜のみという所もあったものの、全て会場の味を確かめた。そのうち1軒は後日、一人7000円支払って、彼とふたりで披露宴と同じメニューを試食。
「味と量を確かめたくて本番と同じコースを試食しました。プリフィクスだったので、それぞれ別のメニューをオーダー。一品追加しようか迷っていましたが、パンがおいしくて十分満足できる量でした」(恭子さん)
後輩花嫁さんへ伝えたい!
【試食は一皿ではなく、コースで!】
味のバランスや料理のボリュームは、コースで試食しないと分かりませんでした。まずはフェアで一皿いただいて味を確かめ、その後にコースを試すと間違いないと思います。(恭子さん)
【case2】実際の披露宴のセッティングを見て、臨場感を確認!
100人規模の披露宴を予定していたゆいさん。土日にまとめて6軒の会場を回った。2軒は「これから披露宴が行われる会場をご覧になられますか?」と勧められて、実際のコーディネートを見せてもらった。
「タブレットなどで見たイメージと違い、広い会場での装花のボリューム感やテーブルウエアの雰囲気を確かめられました。実物を参考にして、高砂席の装花をランクアップしたり、ゲスト卓はシンプルなコーディネートにしたりと、アレンジしました」(ゆいさん)
後輩花嫁さんに伝えたい!
【セッティングが見たいなら土日に!】
披露宴が行われる土日に行くと、実際のセッティングを見せてもらえることもあります。画像や動画を見るのと、実物を見るのとでは感じが違うので、スタッフさんに聞いてみるといいですよ!(ゆいさん)
会場選び成功のキーワード2【多方面から比較】
【case3】同じ会場にフェアの日と何もない日の2回行ってみた!
明日美さんは最初に見た会場にひと目ぼれしたものの、「本当にここで良いか」確信を持ちたいと、フェアのない日にもう一度来場。
「由緒あるホテルだったので大丈夫とは思ったのですが、友人の結婚式の時にスタッフの接客態度が残念だなと思ったことがあったので、再確認のために行ってみました。結果的に普段も丁寧な接客ということが分かり、安心できました」(明日美さん)
後輩花嫁さんに伝えたい!
【空いている時間帯がお勧め】
2回目は比較的空いていそうな時間帯に行きました。おかげで撮影イメージも相談でき、会場選択の決め手に。スタッフさんとゆっくり話したことで、会場の良さを改めて確認できました。(明日美さん)
【case4】見積りを普通Ver.と豪華Ver.の2通り出してもらった
「見積りより結婚式費用がかさんで、後で支払いに困るのは嫌だと思い、会場見学時に普通Ver.と豪華Ver.の2通りの見積りをお願いしました」(とろろもちさん)
食事やゲストへのおもてなし部分は削らないという考えの下、食事&おもてなしはハイランクで設定し、その他の部分を節約した場合と平均的な金額の場合の2通りで見積りを出してもらった。
後輩花嫁さんに伝えたい!
【削りたくない項目を決めて見積りを】
自分たちが何を重視したいかを決めてから見積りを作ってもらうと安心です。1軒目の会場で2通りの見積りをもらったことで相場が分かって、2軒目以降の見積りの判断材料にもできました。(とろろもちさん)
会場選び成功のキーワード3【ゲスト目線】
【case5】トイレやロビー、フロントスタッフの対応をチェック!
ゲストの多くが年配で、会場の使いやすさを重視したそらさん。駅からのアクセスの良さ、会場内の移動のしやすさ、トイレの広さ、エレベーターの近さなど、しっかり見て回った。フロントスタッフにトイレの場所を聞いてみて、応対の丁寧さも確認。
「自分もホテルで働いていたことがあり、友人たちも何度も結婚式に出席したことがある人ばかりだったので、スタッフの態度が大事でした。1軒目の応対が素晴らしくて、理想の会場に出合えました」(そらさん)
後輩花嫁さんに伝えたい!
【ゲストに失礼がないかという視点で確認】
結婚式当日は、自分たちに代わってスタッフがゲストをもてなすので、応対の丁寧さは大事だと思います。会場見学時は自分たちがゲストの立場なので、しっかりチェックできる良い機会に。(そらさん)
【case6】ゲストの身になって、会場から駅まで歩いてみた!
ゆりさんは、スマホを手に駅から会場まで、実際に何分かかるかを計測。年配者や子どもゲストの身になって、エスカレーターやエレベーターの位置、起伏がないか、迷いやすくないかなども確認した。
「会場のホームページに『駅から徒歩数分! 地下道で直接アクセス!』と書いてあり、本当に雨にぬれずに行けるか気になって、自分たちで歩いてみました。本当にアクセス抜群で、打ち合わせの際も便利でした」(ゆりさん)
後輩花嫁さんに伝えたい!
【ゲストの負担の少なさも重要】
会場は「駅から近くて分かりやすかった」とゲストから好評でした。きれいな洋服にヒール靴のゲストが多いと思うので、アクセスの良さもおもてなしの一つに。車で来たいゲストのために、駐車場の有無や料金も確認を。(ゆりさん)
会場選び成功のキーワード4【他の人の意見】
【case7】親に気になる会場を見に行ってもらい、感想を聞いた!
東京都内の会場を7軒見学したMariさん。
「気軽な気持ちで『素敵な場所だったから、お茶に行ってみたら?』と親に声を掛けたら、翌週すぐに行ってくれました。訪問後『階段が少なくて歩きやすかった』『アクセスが良かった』『お庭の花が良かった』など感想を教えてもらい、自分とは注目ポイントが違うと気付きました」(Mariさん)
その後は会場の気に入っている部分をあえて伝えず、親目線で計4軒見てもらった。
後輩花嫁さんに伝えたい!
【親世代の意見を取り入れて】
結婚式は自分より社会経験の長いゲストが多いです。自分が良いと思っても、年配の世代には気になる部分があることも。親のお墨付きをもらえると、安心できますよ。(Mariさん)
【case8】インスタで気になる会場で式を挙げた卒花さんに質問してみた
「ハワイでの海外ウエディングだったので情報が少なく、プロデュース会社に相談。Instagramで希望のチャペルで挙げた卒花さんの写真を見るといいと教えてもらい、早速チェックしました」(YUIさん)
実際の式の写真や動画から、日の差し込み具合や景色の見え方などを参考にして、より理想に近い雰囲気だったチャペルに決定。その後も似合うドレスの雰囲気やお勧めのフォトスポット、ブーケの手配先など、さまざまな情報を教えてもらった。
後輩花嫁さんに伝えたい!
【卒花さんは心強い味方!】
私はInstagramを通じて卒花さんとやり取りするようになり、アクセサリーをお譲りしてもらいました。海外ウエディングは行ったことのない場所で式を挙げるので不安が多く、卒花さんの体験談はとても役に立ちます!(YUIさん)
From 編集部
譲れないポイントを冷静にチェックして
会場選びの満足度100%を目指すなら、「どこもステキ~!」と酔いしれすぎず、「ここは譲れない!」というポイントを決めて冷静な目で見比べることが大事。卒花さんのテクニックを参考に、納得の会場選びを。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/つぼゆり
※掲載されている情報は2018年11月時点のものです
※記事内のコメントは、2018年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー93人が回答したアンケートによるものです
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