「お義母さん」と呼ぶタイミングが分からない! みんなどうした?
結婚が決まって彼の親御さんと話す機会が増えたものの、なかなか「お義父さん(おとうさん)、お義母さん(おかあさん)」と呼べず……。みんなは一体いつから、どんなきっかけで呼び名を変えたの?! 卒花さんに、それぞれの体験を聞いてみました。
お義父さん、お義母さんって呼んでる人の割合は?
呼んでいる人は7割以上! タイミングは結婚前からが多数派
結婚2年以内の卒花さん200人にリサーチしたところ、「お義父さん・お義母さんと呼んでいる」と答えた人は73.5%。「お義父さんだけ」(2%)、「お義母さんだけ」(4.5%)を含めると、80%の人が呼んでいる結果に。残りは「別の呼び方」が8.5%、「その他(はっきり呼んでいないを含む)」が11.5%。
呼び始めた時期は、「結婚が決まった頃から」が23.9%と多数。「その他」(26.4%)の理由としては「付き合っているときから呼んでいた」が多い結果に。
【いつからお義父さん・お義母さんって呼んだ?】
結婚が決まった頃から ・・・23.9%
婚約食事会を機に ・・・10.4%
婚約後、式までの間に ・・・1.2%
結婚式の日から ・・・8%
式後初めて実家に行ったときから・・・11.1%
何度も会っているうちに自然と ・・・19%
その他 ・・・26.4%
(お義父さん・お義母さんと呼んでいる人163人の内訳/単一回答)
【キッカケ1】結婚が決まった頃から呼び方をお義父さん、お義母さんへ
結婚が決まってから結婚式までの間に、約35%の人が呼び名を変更。実家にあいさつに行ったときから変えた人もいれば、婚約食事会を境に変えた人も。息子の彼女という立場から、正式な結婚相手に格上げされた段階で、彼の親としてもWelcomeな雰囲気に。
結婚準備中に変えました!
実家に結婚のあいさつに行った際に泊まったので、その頃から呼び名を変えました。お義母さんからは交際中から「〇〇ちゃん」と呼ばれていて、フレンドリーに接してもらっていたので、私も壁を作らないようにしました。初めて口に出したときは少し気恥ずかしかったけれど、すんなり受け入れてもらえた気がします。(S.Oさん)
彼の親御さんは、お義父さんのみ。婚約食事会を機に「おとうさん」と呼ぶように。義父は口数が少ないのですが、お酒が入ると彼の幼い頃の話や地元の歴史の話をしてくれます。会話が楽しくて、私も自然と「おとうさん」と呼んでいた気がします。呼び方を変えてみて「これが嫁になるってことか~」とちょっと感慨深かったです。(ぴぴさん)
結婚のあいさつに行った時点で親御さんの方から「〇〇ちゃん」とあだ名で呼んでもらっていました。先に向こうから呼び名を変えてもらったので、私も自然と「おとうさん、おかあさん」と呼べるようになり、楽でした。最初に呼んだのはドレスの試着に一緒に行った時。ドレスについてお義母さんへ「おかあさんはどう思います?」と自然と口から出ていました。(まっちさん)
【キッカケ2】結婚式の日から“本当の親子”として呼び名を変えた
結婚式の日を境に、彼の親御さんとも正式に義理の親子の関係に。呼び名を変えるには、お互いに切り替えやすいタイミング。花嫁の手紙で、お義父さん・お義母さんに「今日からおとうさんおかあさんと呼ばせてください」と伝えるのも手。
式の日から切り替えました!
義父が両家代表あいさつの際、私が家族の一員になってくれたことに感謝しているとみんなの前で言ってくれました。その時ようやく正式な家族になれた気がして、その日から自然と呼べるようになりました。最初に呼ぶときは緊張しましたが、おふたりともいつも通りの穏やかな感じで会話が続いたので、これで良かったんだと安心しました。(りなさん)
花嫁の手紙で「今日からお義父さん、お義母さんと呼ばせてください」と言い、その日を境に変えました。それまで呼び名を変えるタイミングが分からずにいたので、結婚式という正式なタイミングで変えようと思いました。私自身は最初ぎこちない感じがありましたが、周りは特別な反応もなく、徐々に慣れました。(もりちゃんさん)
【キッカケ3】結婚後、実家に行った時からサラッと変更
結婚式の次に狙い目なのは、実家に行った時。新しい家族の中でいつまでもお客さん扱いにならないよう、お義母さんへ「おかあさん~♪」と呼び名を変えて、自分から距離を縮めに行ってみて。
実家に行った時から変えました!
以前は「〇〇さん(彼)のおとうさま、おかあさま」と呼んでおり、この呼び方だと仰々しいのかなと悩んでいました。ご本人が希望する呼び名にした方がいいと思い、実家に行った際に義母に「何とお呼びすればよろしいですか?」と聞いてみました。義母からはさっぱりと「お義母さん(おかあさん)」でいいと言われたので、ホッとしました。(Yuiさん)
夫の兄夫婦が遠方に住んでいるので、実家に来た時に家族で集まって食事をしました。その時義姉がお義母さんの手伝いをしていたので、「おかあさん、私も手伝います!」という流れでサラッと呼び名を変えました。急に呼び名を変えるのは違和感があったけど、家族になったという実感が湧きました。(YSさん)
【キッカケ4】結婚後、何度も話すうちに自然とお義父さん、お義母さんへ
結婚式が終わっても、距離が離れていたり、会う機会が少ないとなかなかお互いの距離が縮まらないもの。そんなときは急がずに、お互い自然に接しられるようになってから、お義母さん(おかあさん)・お義父さん(おとうさん)と呼び名を変えればOK。
自然と呼び名が変わりました
式後も彼の親御さんとは遠方のため会う機会が少なく、あまり打ち解けていなかったこともあり「おかあさん」と言うタイミングが分からずあいまいにしていました。いきなり面と向かって呼ぶのは照れくさかったので、一番最初はお義母さんへLINEで「おかあさん」と呼び掛けて送ってみました。どう思われるかなと心配していましたが、何も変わらず普通に返事がきました。(emikaさん)
【呼んでいない派】別の呼び方にすることで親近感UP!
彼の親のことを「お義父さん、お義母さん」ではない呼び方で呼んでいる人は、8.5%。中には「おかあさんと呼ばれたくない」という親御さんも。まだうまく呼べていない人は、何と呼ばれるのがうれしいのか、ヒアリングしてみて。
別の呼び名で呼んでます!
彼のあだ名が「たけさん」なので、「たけさんパパ、たけさんママ」と呼んでいます。付き合っている頃からこの呼び方でした。家族と話している中で、どちらの両親のことか分からなくならないのが良い点です。こう呼ぶことで、彼の親との距離が早く縮まったと感じています。(若奈さん)
彼とは学生時代からの付き合い。その頃から「おとうさん、おかあさんは堅いので名前で呼んでほしい」と言われて、ずっと下の名前で「〇〇さん」と呼んでいます。夫も私の親のことを「さん」付けで呼んでいます。お互い下の名前で呼び合うことで、義父義母との仲も深まった気がします。(shioriさん)
お義父さん、お義母さんとのお付き合いについて、こちらもCHECK!
From 編集部
お義父さん、お義母さんを始め、お互いが気持ちよい呼び名を見つけて
「お義父さん、お義母さん」と呼ばなきゃいけないのに呼べないと悩まず、相手との関係性によって呼べるタイミングを見計らえばOK。もちろん、別の呼び方にするのもアリ! いつまでも「あの~」とごまかさず、お互いが気持ちのよい呼び方を見つけよう。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/香川尚子
※掲載されている情報は2018年10月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2018年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー98人が回答したアンケートおよび102人が回答したマクロミル調査によるものです
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