【3分で診断】骨格で分かる! 似合うウエディングドレスのデザインって?
ドレス探し目前でワクワクしている皆さんに助言! 人にはそれぞれ、生まれ持った骨格の特徴があるって知ってた? 骨格タイプによって「似合う」「似合わない」ドレスのデザインはおのずと決まってくるもの。ショップへ行く前にまずはセルフチェックしてみて!
あなたは
「STRAIGHT(ストレート)」タイプ
ハリのある肌をもつ 肉感的なグラマラスボディ
“ボン、キュッ、ボン”とメリハリのある骨格。全体的に程よい筋肉があり、胸やおしりは丸く立体的で、肌の弾力も十分。体のラインを拾いにくい直線(ストレート)的なファッションが似合う。ウエスト位置はやや高め。首の長さと首から肩、胸から腰の距離はやや短め。手足は小さく、厚みがあるので関節が目立たない。
「STRAIGHT」さんにおすすめのドレスライン
メリハリボディのストレートタイプに最適なのは「Aライン」のビスチェタイプ。上半身はコンパクトに包み込み、ウエストはキュッ。そこから裾までなだらかに広がるスカートが下半身の肉感をカバーしてくれる。逆に注意したいのが「エンパイアライン」。胸下の切り返しが、上半身を一層短くむちっと見せてしまうことに。
「STRAIGHT」さんにおすすめのスリーブデザイン
ビスチェで堂々露出するのが一番すっきり見えるけれど、袖にデザイン性が欲しいなら、脇の延長線上に袖がくる「ノースリーブ」か、「長袖」で手首まで覆ってしまうかがおすすめ。気を付けたいのは、肉感的な肩や腕を、中途半端な袖で分断しないこと。特に二の腕の一番太い部分が強調される「フレンチスリーブ」は要注意。
「STRAIGHT」さんのベストな一着はコレ!
【Aライン×ノースリーブ】
ミニマムトップスと程よいボリュームスカートが、体のメリハリをより美しく引き立ててくれる。ノースリーブは肩のラインがまっすぐのものが◎。
あなたは
「WAVE(ウェーブ)」タイプ
第一印象は“きゃしゃ”。 しなやかな曲線美ボディ
薄くほっそり、優美なカービーラインも併せ持つフェミニンな骨格。胸元は厚みがなくバスト位置も低め。さらにヒップもやや平面的で、横から見ると特に体の薄さが際立つ。鎖骨や背中周りには骨の存在が感じられ、手の平や足の甲も薄め。首がほっそり長いのも特徴。肌質はふんわり柔らか。筋肉よりも脂肪が多い印象を受ける。
「WAVE」さんにおすすめのドレスライン
ボディのきゃしゃさをカバーする「プリンセスライン」がイチ押し。ソフトチュールなど空気をたっぷりはらむ素材は、ボリュームいっぱいなのに軽やかで、幸福感に満たされた表情を高めてくれる。逆に避けるべきは「スレンダーライン」。シルエットが一直線なので、体の薄さが際立ち貧弱な印象になってしまう。
「WAVE」さんにおすすめのスリーブデザイン
肩回りが細く小さいので、どんなスリーブデザインもお似合い。特に「フレンチスリーブ」は、上半身に華やぎをもたらす優秀デザイン。肩を美しく覆うオフショルダーなどもおすすめ。強いて言えば「長袖」の素材選びだけ気をつけて。シンプルでぴったり密着するものだと腕の細さが目立つので、立体感のある生地や装飾を選ぼう。
「WAVE」さんのベストな一着はコレ!
【プリンセスライン×フレンチスリーブ】
たっぷり膨らませたボリュームスカートと肩回りの装飾で、きゃしゃな体のラインをカバーしつつ、主役らしい存在感をぐっと高めてくれる。
あなたは
「NATURAL(ナチュラル)」タイプ
体のフレームが際立つ スタイリッシュボディ
いわゆるモデル体形。筋肉も脂肪も少なめで、肉感よりも骨や節の形の美しさが感じられる骨格。肩、鎖骨、肩甲骨、腰骨、手のくるぶしなど体のフレームがしっかり出ているので、どんな服もクールに着こなせる。逆にいうと、すとんと少年らしい体形ともいえるので、かわいい系ファッションがしっくりこないことも。
「NATURAL」さんにおすすめのドレスライン
凹凸がなくすらりとしているので、基本的には何を着てもOK。特におすすめなのはシンプルな「スレンダーライン」。肩やデコルテの骨が太く大きめなので、細身のドレスを本当にかっこよく着こなせるはず。Aラインやプリンセスラインを選ぶときは、ふわふわ甘めなボリュームより、重厚なドレープ使いのほうがなじみやすい。
NATURALさんにおすすめのスリーブデザイン
鎖骨や肩の骨が美しく際立つ「ノースリーブ」がおすすめ。逆に「アメリカンスリーブ」は、がっしりした肩回りがあらわになってしまう。「フレンチスリーブ」も骨張ってかわいらしさ半減。スリーブ以外のデザインなら、胸元や背中がざっくり開いた“肌見せトップス”をヘルシーに着こなせる骨格なので、ぜひチャレンジしてみて。
「NATURAL」さんのベストな一着はコレ!
【スレンダーライン×ノースリーブ】
優雅なドレープ感のあるスレンダーラインと、洗練されたノースリーブで大人の余裕を醸して。装飾は大ぶりのビジュー使いがかっこいい。
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From 編集部
運命ドレスは「似合う」から導こう。
「好き」と「似合う」は必ずしも一致しないけれど、「似合う」が分かっていれば、その選択肢の中から「好き」を選ぶことは可能。自分の骨格を見極めるところから始めて、思いもよらなかった運命の一着に出会おう。
二神弓子
株式会社アイシービー代表取締役社長。
一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事。
骨格診断メソッドを確立したパイオニアとして多方面で活躍中。花嫁におすすめの近著は『骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール』(西東社)
取材・文/伊藤佳代子 イラスト/murayoko D/ロンディーネ 編集/可児愛美(編集部)
※掲載されている情報は2018年9月時点のものです
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