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ゲスト104人に聞いた!「どっちかって言ったらどっちがいい?」[演出編]

お色直し、フラワーシャワー、余興など、さまざまな演出を盛り込める結婚式。あれこれ迷うのは楽しいけれど、どれを選べばいいのかわからなくなることも。そこで、結婚式に出席経験のある20代から50代の男女に「どっちかって言ったらどっちがいい?」を大調査。今回は[演出編]を紹介するので参考にして。

ゲストに質問「どっちかって言ったらどっちがいい?」

【1】お色直し「あり」 と お色直し「なし」

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まずはお色直しについて。お色直し「あり」と「なし」、どっちかって言ったらどっちがいいか聞いてみたところ、8割以上と圧倒的多数の人が「あり」がいいと回答。その理由を聞くと、次のような声が挙がってきました。

●お色直し「あり」派
・次はどんなドレス? 和装?などとワクワクするし、その間にトイレに行ったりできる(埼玉県・女性・50歳)

・新郎新婦が高砂席にいる間は、料理をいただく時間がない。いない時間もあった方が、料理もほかのゲストとの会話もゆっくり楽しめる(山口県・女性・25歳)
・自分にとってはどっちでもいいが、新郎新婦にも休憩時間は必要だろうと思うので(千葉県・男性・45歳)

●お色直し「なし」派
・せっかくいい感じで披露宴が進んでいるのに、主役が不在になるのは時間がとてももったいない。会場もザワザワして緩んだ感じになる(京都府・男性・56歳)

・時間を持て余す感じが苦手(大阪府・女性・32歳)

年代・性別による特徴としては、女性からは「どんな衣裳か楽しみ」という声が多く挙がったこと。さらに20代の女性からは「ほかのゲストとの会話を楽しみたい」という声もたくさん。新婦の友人グループで同じテーブルを囲み、友人たちと会話をすることも、結婚式の楽しみの一つにもなっているようです。

【2】フラワーシャワー と バルーンリリース

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挙式後の新郎新婦にゲストが花びらをかけてお祝いする「フラワーシャワー」は、教会式挙式の後の定番演出。7割近いゲストが、フラワーシャワーを選びました。

一方、新郎新婦とゲストが一斉に風船を飛ばす「バルーンリリース」は、可能な会場が多くはないものの、人気の演出となってきています。

●フラワーシャワー派
・間近でふたりを見て、ひと言「おめでとう」と声を掛けられるのは良い思い出になる(宮崎県・女性・27歳)

・何度もやっていて、スタッフの説明がなくても勝手がわかる。安心して参加できるから(埼玉県・女性・47歳)

●バルーンリリース派
・ゲストから新郎新婦へではなく、みんなでタイミングを合わせて同じことをするので、一体感を感じられる(広島県・男性・37歳)

・フラワーシャワーはどこでもできるけど、バルーンリリースはなかなかできるところがないので、できるとうれしい(山口県・女性・25歳)

・写真映えすると思う。花びらだと髪の毛に付いてしまったり、主役まで届かない人が出てしまう(北海道・女性・28歳)

男女とも、フラワーシャワーは「何度もやったことがあり安心」という声が40代・50代に多く、バルーンリリースは「やったことがないのでやりたい」という声が20代・30代に多くなる傾向が見られました。

【3】ゲストのドレスコード「あり」と「なし」

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ゲストが着る服装について「平服で」「何か赤いものを身に着けて」などと格やルールを指定する「ドレスコード」。「あり」と「なし」どちらがいいかは、4:6となかなかの勝負になりました。

●ゲストのドレスコード「なし」派
・自分の持っていないものを指定されると、買わないといけなくなるから(香川県・女性・29歳)

・指定されない方が、みんなの個性が出て面白い(神奈川県・男性・34歳)

・指定されると面倒。年齢的にもう結婚式への出席が多くなく、着回しできるものしか持ちたくないので、余計な負担になる(宮崎県・女性・51歳)

●ゲストのドレスコード「あり」派
・ドレスコードなしだと着ていくものに迷うため(愛知県・男性・35歳)

・「黒以外で」という指定があったときは、ゲストの服が色とりどりできれいだった(兵庫県・女性・34歳)

・みんなで揃えると一体感があって写真映えする。仲が良い人ならいいと思う(神奈川県・女性・28歳)

ドレスコードの有無によって何を着るか迷うかどうかについては、「あった方が迷わない」「ない方が迷わない」と、年代・性別を問わず意見が真っ二つ。

ただ、「指定されたものがなかった場合、用意するのが負担」という回答の多さで「なし」に軍配が上がりました。特に結婚式への出席経験がまだ少ない20代、もはや少なくなった50代において、その負担は大きく感じられるようです。

【4】余興・演出盛りだくさんの披露宴 と 歓談メインのパーティ

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「余興・演出盛りだくさんの披露宴」か「歓談メインのパーティ」かは、わずかに前者が多かったものの、意見がほぼ半々という結果に。

●余興・演出盛りだくさんの披露宴派
・写真を撮るタイミングが多くていい。新郎新婦との会話は二次会でもできるので、披露宴は特別感があった方がいい(北海道・女性・28歳)

・振り返ってみると余興で盛り上がった結婚式の方が記憶によく残っている(島根県・女性・29歳)

・知らない方々と同席になる場合もあるので、歓談メインだと間が持たない(埼玉県・女性・47歳)

●歓談メインのパーティ派
・お色直し2回、余興盛りだくさんの披露宴に行ったが、全体的にせわしなく、写真を撮ったり会話をしたりする時間がなかった。しかも、余興担当になった人は、食事もゆっくりできない(奈良県・女性・26歳)

・昔は演出いっぱいの盛り上がりも好きだったけど、年齢を重ねて、ゆったりと会話を楽しめるパーティもいいなと思う(埼玉県・女性・36歳)

・知らない人の余興が多いと、何をしに来てるのかわからなくなる(京都府・男性・56歳)

年齢にかかわらず言えるのは、知り合いの多くない中で招待したゲストは「余興・演出多め」を、友人グループで招待したゲストは「歓談多め」を好む傾向にあるといえそう。また「どちらもバランス良くがベスト」という声もたくさん挙がりました。

まだある! どっちかって言ったらどっち?

ほかにも調査したところ、このような結果となりました。

●ゲスト参加型の演出「あり」44.2%
 ゲスト参加型の演出「なし」55.8%

→ 例えばお色直しのドレスの色当てクイズなど、ゲスト参加型の演出は「みんなで一体となって盛り上がれる」という意見のほか、年代が上がるほど「面倒」という声も見受けられました。

●ブーケトス「あり」56.7%
 ブーケトス「なし」43.3%

→ 花嫁が後ろ向きでブーケを放り投げ、キャッチした人が次に結婚できるとされるブーケトス。これは男性には「興味がない」という声も多く、女性の場合、「自分もキャッチしたい」「自分が結婚しているからつまらない」「未婚だけど取りに行きたくない」などと自分の状況によってさまざまな意見が見られました。

From 編集部

ふたりらしさで選べばどれも正解! みんなの感想を参考に

アンケートを取ってみると、全員が「こっちがいい」というものはなく、どっちを選んでも正解。ここで集めたゲストのコメントを参考にして、ふたりのウエディングによりマッチしそうなもの、ふたりのゲストに喜ばれそうなものを選びたいですね。

取材・文/前川ミチコ イラスト/本田佳世
*記事内のデータならびにコメントは2018年6月に結婚式に出席したことのある20~50代男女104人が回答したマクロミル調査によるものです
*掲載されている情報は2018年8月時点のものです

  • 結婚準備全体
  • 挙式演出
  • 入場演出
  • 宴中の余興・盛り上げ演出
  • 中座中演出
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