ゲストの「おいしかった!」を叶える会場選び“味だけじゃない”ポイント5
おいしいお料理で、結婚式に来てくれたゲストに感謝を込めておもてなししたい花嫁さん、どんな会場を選べばゲストに「おいしい」って思ってもらえる? 先輩花嫁&ゲストたちの証言から、味だけじゃない本当に「おいしい会場」選びのポイントを伝授します。
ゲストの「おいしい!」はどこからやってくる?
「おいしい」から来る幸せって、食べた瞬間だけじゃない。料理が運ばれてきた瞬間、目で見て「おいしそう!」。食べて「おいしい!」。そして他のゲストとの会話や、式後に「すごくおいしい結婚式だった」と家族や友人に話すことで、すてきな思い出が心に刻まれるんです。だから味以外にも、ゲストが話したくなるポイントをプラスすることが大事。
先輩花嫁の「おいしい会場」の選び方、参考にしてみて。
【ポイント1】一度は行ってみたい評判の名店で「おいしかった!」
「一度行ってみたかったホテルやレストランに結婚式で行けるなんて!」と、ゲストのテンションもアップ。おいしい料理と上質なサービス、すてきな内装で非日常を味わえて「いい結婚式だった~」と幸せな気持ちになってもらおう。料理にこだわるなら、評判の名店も候補に入れて下見に出掛けて。
<From Bride>
舌の肥えたゲストが多かったので、歴史ある会場の本格フレンチを選び、世界のVIPに提供された料理と同じ「牛フィレ肉のパイ包み焼き プリンスアルベール」を出してもらいました。(くるみ9さん)
<From Guest>
想像以上に料理がおいしかった!(新婦伯母・M.Kさん)
<From Guest>
料理にあれだけ凝っているのは驚いた。式にはたくさん出席しているけれど一番良い食事でした。(新婦妹・Y.Fさん)
<From Bride>
和食を出したかったので、有名な老舗の料亭が入っているホテルを選びました。夫婦で意見や希望を出し、シェフに試作してもらい決定した料理も好評でうれしかったです。(meron01さん)
<From Guest>
なかなか普段食べられない有名なお店の料理で、おいしくて見た目にもすてきでした。食べやすいよう工夫があり年配の方にも大好評でしたよ。(新婦友人・ももさん)
<From Guest>
ガーデンがあっておしゃれな会場なのに、和食が食べられるなんて意外だしおいしくて感動!(新郎友人・N.Tさん)
【ポイント2】五感を刺激する演出で「おいしかった!」
料理も演出の一つ。燃え上がる炎やシェフの技術、肉の焼ける音や、鼻をくすぐる香り、出来たての食感や、感動的な味覚は、もはやエンターテインメント。ゲストの印象に深く残るので、オープンキッチンや料理の演出がある会場は、ブライダルフェアでぜひ体験しておきたい。
<From Bride>
フランベ演出ができると聞き、オープンキッチンの付いている披露宴会場を選びました。(なつみさん)
<From Guest>
火が上がったのが見えた瞬間、皆さんの声と拍手で会場全体がさらに温かい雰囲気になったと思います。(新婦友人・ひろさん)
<From Guest>
一番遠くの席でしたが、炎の迫力はとてもよく伝わって来ました! ほかのゲストも、おぉー!!と驚いていたのを覚えています。お料理はどれもとてもおいしくて、一口一口が幸せでした。(新婦妹・みさきさん)
<From Bride>
オープンキッチンがある会場は、都内のホテルでほとんどなかったので決め手になりました。(chocoさん)
<From Guest>
乾杯と同時にサイドのカーテンと後ろのオープンキッチンが開きびっくりしました。いきなり光が入って明るくなり、景色と素敵なキッチンがいっぺんに現れてテンションが上がりました(新婦友人・みーさん)
<From Guest>
オープンキッチンから次々と温かい料理が運ばれてきて、ワクワクしました。最初にウニが乗ったお皿が運ばれ、後から一人一人オマールエビのスープがかけられて、冷たいウニと温かいスープが最高でした(新婦友人・まーさん)
【ポイント3】会場の看板となる名物料理で「おいしかった!」
料理長やシェフのお得意スペシャリテ。「これを食べただけでも来たかいあり!」な一品でゲストの満足度は一気にアップ。「おいしくて特別な料理でゲストをおもてなししたい」というふたりの気持ちが伝わる。名物料理があるホテルやレストランをチェックしてみて。
<From Bride>
ホテルの「伊勢エビのパイ包み焼き」がとても有名だったので、迷わずお出ししました。(りなさん)
<From Guest>
伊勢エビはもちろん、包んであるパイまでおいしくて、いつもは小食なのに全部食べてしまいました。(新郎母方祖母・I.Nさん)
<From Guest>
名物のお料理というだけあって、伊勢エビがゴロゴロたくさん入っていて、とってもおいしかったです!(新婦友人・さおりさん)
<From Bride>
ローストビーフが有名だったので絶対に外せなかったです。また、目の前でカッティングのサービスもあって中座中のイベントの一つになりました。(れいこさん)
<From Guest>
目の前でローストビーフのカッティングサービスがあり、非常に盛り上がりました!(新郎友人・あつしさん)
<From Guest>
おいしすぎて、私の結婚式でも料理にこだわりたい!と思いました(笑)。(新婦友人・かすみさん)
【ポイント4】地産料理で地元ならではの味が「おいしかった!」
遠方から来てくれたゲストには、その土地の味は何よりうれしいおもてなし。地元ゲストにとっても、自分たちの住んでいる場所の魅力を再発見する機会に。地元の食材、料理にこだわっている会場で、ふたりが育った場所・ゆかりの地の美点を伝えよう。
<From Bride>
会場が京都だったため、京野菜を使ったお料理を選びました。(ゆいさん)
<From Guest>
お料理の見た目がきれいで、野菜の素材の良さがわかった! すごくおいしかった。(新婦友人・Aさん)
全部おいしかったけど、特にスープがすごくおいしくてびっくりした!(新婦友人・Yさん)
<From Bride>
今は他県で働いていますが、ふたりの出身が神奈川県のため、鎌倉野菜を使った料理で地元への愛を表現!(好未さん)
<From Guest>
地元の野菜をおしゃれな感じで食べられてよかった。おいしかったです! (新婦母・みさこさん)
<From Guest>
地元の鎌倉野菜がお肉に寄り添い、優しさを感じる一品でした。(新婦妹・あづささん)
【ポイント5】ふたりの歴史を表現してくれる対応力で「おいしかった!」
思い出の料理をゲストに食べてもらいたい、という希望があるなら、会場の対応力にかかってくる。オリジナルメニューやレシピの再現は可能か、使いたい食材を仕入れてくれるかなど、会場見学に行ったときに詳しく相談してみて。オリジナル料理でふたりの歴史を知ってもらえば、ゲストとの仲がもっと深まる。
<From Bride>
ふたりが出会ったアイルランドの料理をコース料理の中で提供してくれる会場を探しました。メインディッシュにはアイリッシュ料理のジャックポテトを添えて、シェフからお料理の説明をしていただきました。(hanaさん)
<From Guest>
おふたりの出会いにこだわった料理ということで、あまりなじみがないものでしたが、とても親しみやすい料理でした。当日は余興を任されており緊張していましたが、メイン料理の少し酸味のあるソースが食欲をそそり、最後までおいしくいただくことができました。(新郎友人・あくっちゃんさん)
<From Guest>
ふたりの大切な場所であるアイルランドにちなんだお料理はもちろん、ギネスビールもあり、こだわりがたくさん詰まったコーディネートに、テーブルが盛り上がりました!(新婦友人・クロさん)
<From Bride>
レシピを式場に渡し、両家母の思い出の味(新郎母の混ぜご飯、新婦母の卵焼き)を再現してもらい、新婦親族ゆかりの地・山梨のほうとうを夫婦膳として出しました。(いつかさん)
<From Guest>
母の作る卵焼きの独特な味が確かに再現されていて、とても懐かしく感じました。これぞ母の味! また食べたいな~。(新婦弟・昭浩さん)
<From Guest>
両家母親の思い出の味に、心がじんわりと切なくなりました。ふたりの思い出の母の味と、新婦が育ってきた山梨の味を堪能し、気持ちもおなかもとてもいっぱいになりました。(新婦友人・あゆみさん)
From 編集部
味だけじゃない、ふたりらしい「おいしい会場」を見つけて
大切なゲストをふたりらしくおもてなししたい。それなら「おいしい」にこだわって会場を選んでみてはいかが? こだわりの一皿をお出ししたり、料理の演出で盛り上げたり、結婚式のテーマを料理で表現したりして、料理を通して最高の結婚式を叶えて。5つのポイントを参考に、ふたりに合った「おいしい」会場を見つけよう!
取材・文/竹本紗梨 イラスト/タケウチアツシ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年8月時点のものです
※記事内のコメントは2018年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー89人が回答したアンケートによります
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