「その会場決定、ちょっと待って!」気にしておきたい5つのこと
「会場を契約するときには気にならなかったけど、後でじわじわ気になって困ること」ってあるんです。先輩花嫁たちの体験談から、決定後に困らないように対策をご紹介します。
【ちょっと待って!】やりたいこと、ちゃんとできる?
憧れていた装飾や演出、友人にお願いしようと思っていた演奏や余興など、「できるはず」と思い込んでいたら、有料でかなりお金がかかったり、その会場ではそもそも実現不可能だったりで、ショックを受けた先輩花嫁も! やりたい装飾や演出、余興がある場合は、会場を決定する前に「これはできますか? お金はいくらかかりますか?」と具体的に確認しておこう。
自分たちでガーデンの装飾が一切不可でした。オプションのフォトブースが1個5万円なんて……。(えりぃさん)
披露宴で親族がピアノ演奏をしてくれる予定だったのに、グランドピアノの搬入が不可とのことで諦めました。(ちかさん)
「白ベースなので装飾は何でも合いますよ!」とアドバイスされ決定した白亜の会場。でも、私の理想だったウッドやグリーンのイメージとはどうしてもテイストが合わず……。やはり無理があったかな。(a.comさん)
【ちょっと待って!】その見積りで大丈夫?
見積りの合計額を見て、「これなら予算内だね」と契約! 待って、待って、本当にその見積りの内容で、ふたりのイメージしている結婚式はできる? 必要なものは全部入っている? 特に指定していないと低価格の料理コースや装花、撮影プランになっていたり、オプションなどが全く入っていないというのはよく聞く話。決定後に何十万円もアップ!なんて事態にならないよう、契約前に見積りの項目を一つ一つチェックして。
前撮りプランが5万円と聞いてお得だと思っていたが、写真はスタジオ写真1枚のみで、データやアルバムはなし……。結局、データとアルバム、ホテル内のロケ撮影ありのプランに変更して13万円かかりました。(みわさん)
最初に出してもらった見積書を見るだけでは式のイメージが湧かず、こんなものかなと思っていました。その見積りの内容だと、装花や装飾のクオリティーが低いことが後で判明。実際の内容を写真で見せてもらうなど、イメージとのギャップを埋めておくことが重要でした。(みっつさん)
【ちょっと待って!】着たいドレスは着られる?
会場内のショップや提携店のドレスの品揃えはチェックした? 好きなデザインがなかったり、種類が少なかったり、試着の予約が取れなかったりして、着たい衣裳の夢が叶わないのは悲し過ぎる! 会場決定前に、どんなドレスショップがあるか確認して、下見やホームページなどで衣裳の種類も確認しよう。
ドレスの数が少なかった。当然たくさん扱っているだろうという思い込みは危険です。(めぐみさん)
土日のドレスの試着予約がなかなか取れず時間がかかった上、ドレスの数も少なかった。新郎衣裳の数も少なくて、ちゃんと確認しておけばよかったです。(ありささん)
そんなにおしゃれにこだわりがなかったので、提携の2ショップでいいと思って決めました。いざ試着すると、しっくりこなくてどれも違う感じがしたり、たくさんあるように見えて自分の式の日に自分に合うサイズはもう借りられなかったりして、気持ちが揺れ動きました。(霄さん)
【ちょっと待って!】希望のものは持ち込みできる?
持ち込みについては、「じわじわ困った」証言が多数。持ち込みOKと聞いて契約したけれど実際には持ち込み料が高すぎて断念したエピソードや、決まりや制限が多すぎて実際には持ち込みできなかった話など、やりたかったこと・取り入れたかったアイテムを諦める結果に。決定後だともう条件は変えられないので、持ち込みしたい人は、持ち込み料、手順、ルールなどを詳しく聞き、納得してから会場を決定しよう。
引出物の持ち込み料がかかるのは確認していたけれど、1種類ごとにかかることを後で知りました。持ち込み料は、細かいところまで確認しておくべき!(MIさん)
ビデオやカメラは高額なので、外注にしようと思っていましたが、いざ聞いてみると、会場専属のフォトグラファーでないと入れないところや撮れない場面があって、制約が多く、結局会場で注文しました。(かほりさん)
決定前にアイテムの持ち込み料のことはかなり細かく聞いたつもりでした。しかし、打ち合わせが進むにつれて、持ち込み料はかからないが「設置費」や「撤収費」がかかることが分かってびっくり。(まりめっこさん)
【ちょっと待って!】打ち合わせはスムーズにできる?
何度かプランナーとの打ち合わせを重ねて、結婚式の内容を決めていく。仕事で多忙、会場が遠方など、打ち合わせに行くのが難しい場合は、決定前に「どのように打ち合わせをしていくか」ちゃんと話し合っておこう。契約後に「対応が難しい」「時間を合わせられない」と言われてしまうと、不安な気持ちで準備を進めることになる。
なかなか打ち合わせの予定が合わず困った。打ち合わせスケジュールについてはどれくらい融通が利くのか、確認しておいてもよかったかな。(はむちゃんさん)
地元での結婚式で、あまり打ち合わせに行けないとお話ししたところ、スカイプでも対応できるとのこと。ありがたい!と思っていたのですが、結局スカイプでの打ち合わせは行われず、行けるときも1時間半くらいしかお話しできなかったので本当に進んでいくのかモヤモヤしていました。(ぽてぽてさん)
From 編集部
後で困らぬよう、「ちょっと待って!」と考えてみて
会場決定前は、素敵なところばかりに目が行くけれど、衣裳や持ち込み料、見積りの内容、今後の進め方についてもきちんと確認しておくことが大事。気になることや「あれ?」と感じたことは放っておかず、しっかり条件を確認して会場を決めよう。
文/竹本紗梨 イラスト/タテノカズヒロ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年8月時点のものです
※記事内のコメントは、2018年5月に実施した「Raicoゼクシィコミュニティ」アンケートおよび、2018年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー82人が回答したアンケートによります
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