【卒花実例】海外ロケフォト「いくらでどんな写真撮った?」
国内では撮れないようなステキな写真を残せる海外ロケーションフォト。おしゃれなロケフォトを撮った花嫁さんたちに、いくらかかったか詳しく取材。「憧れの海外ロケフォト、この金額で撮影できました!」
先輩花嫁に直撃!
「ロケーションフォトにかかった費用の総額は?」
ロケフォトの平均金額は20万8000円。さまざまなオプション付き撮影プランでお金をかけたり、現地で自己手配することで金額を抑えたりと、撮影へのこだわりが強いからこそ価格帯が大きく分かれる結果に。価格帯別にどんな撮影だったのか5組の実例をご紹介します。
※現地までの交通費は含まれていません
出典:「ゼクシィ海外ウエディング調査2017(全国推計値)」
Case1:10万円台
モルディブ/日中からサンセットまで約500枚の写真を撮影
<費用の内訳>
総額 約10万円(US$850+税金+サービス料)
納品データ:588カット(撮影全カット分)、アルバム:1冊(20ページ)
※衣裳、ブーケ、その他小物は自前、ヘアメイクはセルフメイク
<撮影スケジュール>
14:00~15:30 島内のいろいろな場所で撮影
15:30~16:30 休憩
16:30~17:00 リゾートホテルの特別な計らいでプランに入っていなかった海上のステージで撮影
17:00~18:00 サンセット撮影
1枚目:撮りたいイメージを日本で検索して、そのポーズも入れてもらいながら撮影
2枚目:どこで撮っても、モルディブの青い海・青い空がとてもきれいで大満足!
花嫁’s comment
「現地で泊まるリゾートホテルの公式ホームページを見て直接メールを送り、フォトグラファーの手配を依頼しました。マネージャーより、現地フォトグラファーを手配していただける返事と、撮影プラン3つとオプションの提案と料金などが送付されてきたので、その中から撮影プランを選択しました。ドレスは結婚式で買い取りしていたため、そのドレスを持っていきました。
結婚式で使用した造花で、クラッチバッグ風のブーケを作成。ブーケ以外の小物はロケフォトのためには作成せず、花冠やアクセサリーは結婚式でも使用したものを使用し、髪型を変えることで雰囲気を変えて撮影することができました。」(山田かえさん)
Case2:20万円台
ハワイ/友人たちと一緒にリムジンでビーチ・ダウンタウンへ!
<費用の内訳>
総額 約20万円($1,730.00+ハワイ州税4.712%別途)
(スペシャルプラン$690+ダウンタウン追加$560+11名乗りリムジン$260+ダウンタウン撮影リムジン延長料$130+同行者アテンド$90)
納品データ: 100カット(撮影は260カット)、アルバム:なし
衣裳、ブーケ、その他小物、ヘアメイク、送迎リムジンは、全てプランに含む
<撮影スケジュール>
12:30 ウエディングサロン集合、衣裳フィッティング
13:30 ヘアメイク開始
14:40 サロン出発
15:00 撮影スタート(ビーチ→ダウンタウン)
17:00 ウエディングサロンへ戻って着替え。撮影費の精算をして解散
1枚目:友人達にブライズメイドドレスを着てもらい、リムジンでビーチとダウンタウンへ
2枚目:撮影小物も持ち込み、ダウンタウンで楽しく撮影
花嫁’s comment
「インターネットで「ハワイ ウエディングフォト」といろいろ調べて、最もドレスがかわいいなと思ったウエディング手配会社にしました。インスタグラムを見ながらイメージを膨らませて撮影依頼書を作成し、事前に送付していたので、当日の撮影もスムーズ。国内と現地にサロンがあり、衣裳は当日現地サロンで選ぶ形でした。ステキなドレスが多く迷ってしまい、5~6着試着して決定しました!」(ぱるるさん)
Case3:30万円台
ロンドン&アマルフィ/2カ国の観光名所をバックにロケーションフォト
<費用の内訳>
総額 約30万円
○アマルフィ: 約25万円(撮影料+税率+移動費)
納品データ:400カット(撮影全カット分)、アルバム:なし
○ロンドン:約5万円(撮影料+税率+移動費)
納品データ:200カット(撮影全カット分)、アルバム:なし
※どちらも衣裳、ブーケ、その他小物は自前、ヘアメイクはセルフメイク
<撮影スケジュール>
○アマルフィ:
10:00 撮影スタート
ホテル内→アマルフィ大聖堂→港周辺で撮影
船に乗り船上撮影→ポジターノに移動して数カ所で撮影
15:00 撮影終了
○ロンドン
8:00 撮影スタート
ホテル内→市内5、6カ所を、1日かけて撮影
1枚目:灼熱(しゃくねつ)のポジターノで。街並みが美しい!
2枚目:お天気に恵まれ、晴天でのロケーションフォトがお気に入り
3枚目:ロンドンでもアマルフィでも観光名所を背景に、その国らしさを大事にした
花嫁’s comment
「ロンドンでは、現地在住の日本人フォトグラファーに直接コンタクトを取り、撮影を依頼しました。ドレスは、ネットで安いものを買って自分でアレンジ。ブーケはお花屋さんの友人に作ってもらいました。アマルフィの撮影はツアー会社に依頼。ドレスは挙式用にオーダーしたものを着ました。」(marippeマリッペさん)
Case4:30万円台
パリ/憧れの地で叶えたハネムーン&フォトツアー
<費用の内訳>
総額 2660ユーロ
日本円にして約346,000円 ※2018年7月現在の為替レートで計算
(ヘアメイク400ユーロ、アテンド280ユーロ、フォトグラファー1人目990ユーロ、フォトグラファー2人目550ユーロ、送迎380ユーロ、ブーケ60ユーロ)
納品データ:150カット(撮影全カット分)アルバム:なし
<撮影スケジュール>
3:45 部屋に来てもらいヘアメイク道具の準備
4:00~6:00 ヘアメイク、ドレスに着替え
6:30 ホテル出発
7:00~11:00 フォトツアー
※日の出7:04 エッフェル塔(シャイヨー宮側)、凱旋門、セーヌ河など
11:00~11:30 ホテル内撮影
20:00~21:00 ヘアメイクのお直し、ドレスお着替え
21:00~23:00 フォトツアー
※日の入20:39、ライトアップ開始21:09 ルーヴル美術館、エッフェル塔など
1枚目:パリの名所を撮影してもらえるようにお願い
2枚目:朝焼けなど撮影時間にもこだわった
花嫁’s comment
「インスタグラムを見て、パリでドレスを着てフォトツアーをしている先輩花嫁さんに憧れて、ハネムーンでパリへ行き撮影することを決めました。同じメイクさん(パリで活動されている日本人の方)を紹介してもらい、メイクさんにカメラマンさんやタクシーなどを手配していただきました。パリでしか撮れない写真を残したかったので、パリの名所を中心に撮影。朝と夜で2回に分けカメラマンさんも変えて、朝は朝焼け、夜は夜景をバックに撮影をお願いしました。」(Sheさん)
Case5:60万円台
ハワイ/街中、ビーチ、ホテルの3か所で、丸1日密着のフォトツアー
<費用の内訳>
総額 63万円
(撮影プラン 60万9500円、ハクレイ 1万7000円)
※1日密着撮影プランのため、挙式前・挙式中撮影、ロケーション撮影、アフターパーティでの撮影、全てを含む金額
納品データ:434カット(撮影全カット分)、アルバム:1冊(30ページ、40カット)、贈答用ミニアルバム2冊
衣裳、ブーケ、その他小物、ヘアメイク、送迎リムジンは、全てプランに含む
<撮影スケジュール>
7:00 ホテルの部屋でメイクスタート
8:00 ホテルの部屋で撮影(お支度、ファーストミート)
9:00 ホテル前撮影、リムジンで移動
9:30 ダウンタウン撮影
10:30 アラモアナビーチ撮影
11:30 ホテル帰着、スタイルチェンジ
12:00 ホテル内撮影
12:30 挙式
13:00 ガーデンにて撮影
13:30 スタイルチェンジ
14:00 アフターパーティ
1枚目:ワイキキの街中で楽しそうに歩いている姿を
2枚目:ビーチにて。サッシュリボンやピアスなどの小物は自分で調達
3枚目:モアナサーフライダーのクラシカルな雰囲気の中で撮影
花嫁’s comment
「手配会社に依頼して、ハワイ挙式のオプションとして1日密着のフォトツアーを追加。挙式中の撮影に加え、街中、ビーチ、ホテル内の3カ所でロケーション撮影。それぞれ違った雰囲気で撮ってもらいました。フォトグラファーやヘアメイクは、全て手配会社にお任せでしたが、一日一緒に過ごしたおかげで仲良くなり、自然な笑顔がたくさん残せました。」(aiさん)
From 編集部
花嫁のこだわりが詰まったロケーションフォト。プランに全部含まれていて準備が楽なケースもあれば、フォトグラファーと直接交渉して衣裳や小物も自己手配するケースも。準備自体を楽しんだり、手間を省いたり、選択はさまざま。ふたりにぴったりな撮影を見つけて、ステキな写真を残そう!
取材・文/竹本紗梨 イラスト/本田佳世 構成/寺崎彩乃(編集部)
※記事内のコメントは2018年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー67人が回答したアンケートの結果に基づくものです
※掲載されている情報は2018年7月現在のものです
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