[先輩花嫁に調査] 海外ウエディングのゲスト、誰を呼んだ？

親、兄弟姉妹、親友……本当に親しい人だけをご招待

親と兄弟姉妹など、家族だけを招いたカップルが多い。3位は27.3％で親友。友人・知人ではなく「親友」と思っている大事な人を、家族に加えて招待しているケースが多かった。次いで、祖父・祖母、おじ・おば、おい・めいと親族が続く。海外婚は、家族と親友、親しい親族のみで、職場関係や疎遠になった友人などを招待しない人が多いのが特徴的。

【先輩花嫁case1】ハワイ／両家の家族とそれぞれの親友を招待

〇ゲスト：22人
新郎側 :父、母、叔父、叔母、姉、姉の夫、兄、親友3人、親友夫妻+2歳の子ども、犬
新婦側：父、母、上の妹、妹の夫、下の妹、親友4人

「新婦家族は、家族でのハワイ旅行が初めてだったので、旅行の一環！という雰囲気で盛り上がりました。祖父母も招待しましたが、90歳を超えているので体力的な問題と飛行機が怖いというので不参加でした。

ゲストの旅費は、新郎の父母、叔父叔母は2カ月の長期滞在のため、それぞれ自費でコンドミニアムに宿泊。姉はハワイ在住。兄は急きょ来られることになったため、自費でした。新婦家族は新婦父が全額ホテル代、交通費を負担。親友たちには、それぞれ負担してもらいました」（渡邊裕美さん）

【先輩花嫁case2】バリ島／家族や親友、親友家族など合計25人を招待

〇ゲスト：25人
新郎側：母、姉、姉の子ども2人、親友5人
新婦側：父、母、弟、親友11人、親友の夫1人、親友の子ども1人

「両親はほかの親族も呼びたいので、日本でやってほしそうでしたが、実際に式を挙げた後は、ゲスト同士の距離が近く私の友人ともたくさん話せて、満足していました。親友たちは、仕事があって参加が難しいかも……という人が多かったけれど、なんとか調整してくれて、海外旅行を楽しんでもらえました。

ゲストの旅費は、家族分はふたりで負担して約50万円。友人には自己負担してもらい、ご祝儀を辞退しました」（松岡裕里子さん）

【先輩花嫁case3】ハワイ／両家の家族だけで挙式

〇ゲスト：11人
新郎側：父、母、姉、弟、妹、祖母
新婦側：父、母、祖父、祖母、叔母

「祖父母はハワイへの長時間のフライトを心配していたけれど、結婚式をとても楽しみにして体調を整えて元気に参加してくれました。ゲストみんなに楽しんでもらえて、両家で素敵な思い出ができてよかったです。
ゲストの旅費は、両家の父母に負担してもらいました」（ふみかさん）

招待されると嬉しいのは、兄弟姉妹、親友、いとこ、友人、おじ・おば……と家族や親しい友人、親族だった。兄弟姉妹や親族だと「家族で海外旅行をするきっかけになって嬉しい」というコメントが多い。職場関係や元の職場の同僚、最近付き合いが少ない友人などは2割以下だった。「なかなか行く機会もないし、海外婚は魅力的」と、ある程度親しい人なら嬉しいという回答も目立った。

海外挙式ゲストの本音

親友の海外挙式なら、絶対に楽しいし、一緒に参加する友人と旅行気分も味わえる！（33歳／女性）

親族の晴れ舞台に立ち会えるのは、素晴らしいと思うから。（41歳／男性）

結婚式に呼ばれるということは大切に思ってくれているということなので、誰に誘われても嬉しい。（24歳／女性）

家族、親族、親友と回答した人は少なく、職場の同僚・先輩・後輩、元職場の同僚・先輩・後輩に票が集まった。「個人的なお付き合いはないので」「それほど近い関係ではない」「親しくないのに、お金や時間がかかるので負担が大きい」など、プライベートでそれほど親しくない人から招待されると困惑する様子。ただ、「声を掛けられたら困る・気が進まない人はいない」は22.3％で、「海外に行くきっかけになる」と歓迎している人も。

実際に海外挙式に出席したゲストの満足度は84.5％！　海外に招かれるほど親しい人の結婚式で、非日常を味わえて、とても楽しい時間を過ごせたという結果に。「どちらとも言えない」と回答した人は「海外は楽しかったがお金がかかった」「休みを取るのが大変だった」など、結婚式への参列自体に問題があるのではなく、旅行の費用や手間についてのコメントがほとんどだった。

構成・文／竹本紗梨　イラスト／itabamoe
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです
※記事内のデータおよびコメントは、2018年5月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー15人が回答したアンケートと、過去4年以内に海外挙式をした花嫁100人・過去2年以内に海外挙式に出席したゲスト100人が回答したマクロミル調査によるものです

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