“Not かわいすぎ”が旬！ おしゃれ花冠キーワード#５
“花冠”ってどんなイメージを持っていますか？「お花をたくさん使ったキュートなスタイル」と思っている人に朗報！ シックな色みや花の種類、素材の選び方のコツをつかんだ、大人にも似合うおしゃれな花冠の花嫁もいるんです。そんな素敵な花冠姿を叶えた先輩花嫁とスタイリストさんのアドバイスを参考に、好みの花冠をイメージしてみて。
「＃スモーキーカラー」が鍵になるアンティークな花冠
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くすんだピンクやグリーンなどシックな色合いの花を集めると、アンティーク感があって大人っぽいムードの花冠に。野花を摘んできたようなラフなナチュラル感がポイント。
「ヘアメイクさんが、当日即興で花冠を作ってくれました。くすんだグレーのドレスだということだけ伝えると、ドレスの雰囲気に合うブルー系のお花を持ってきてくれて、つるの葉をメインにしたシックな花冠に。全体が同じトーンでまとめられて、アンティーク風のドレスの雰囲気にもマッチしていました」（natsuki0708さん）
From スタイリスト
スモーキーカラーでまとまった花冠は、リラックス感漂うアンティーク系のドレスにベストマッチ。さらにモード系のドレスやエッジの効いたドレスとの相性も◎。 作り込みすぎないラフな仕上がりがポイントに。カラードレスを大人っぽく見せたい人にもおすすめのカラーリングです。
「＃ボタニカル」なグリーンをメインに作るナチュラルな花冠
グリーンをメインにすると、ドレスの存在感を引き立てるナチュラルな花冠に。上品な雰囲気のドレスだけでなく、シフォン素材などラフ感のあるドレスにもフィット。
「ユーカリの造花をメインにした花冠を親戚に作ってもらい、ハワイに持参して前撮りで使用しました。理想通りのさりげなく華やかなヘッドアクセサリーで、グリーンが目立つように淡い色みの小花やベリーを少し入れて、バランスを調整。後ろから見たときに花冠が浮かないよう、ダウンヘアにして撮影をしました」（浴まゆさん）
From スタイリスト
グリーンの花冠は、リゾート系のドレスにマッチするから、シフォンなどスカートが軽やかな生地を選ぶとよりおしゃれに。ビーチウエディングなら海の青に映えるユーカリの緑を主役に、ガーデン挙式ならベリー系の小さな葉や小花を入れるとかわいい！
「＃カスミソウOnly」のホワイト×グリーンで作る爽やかな花冠
ホワイトとグリーンの２色で作った花冠は、開放的なガーデンにも似合う爽やかな印象。カスミソウなど小さめの白い花を選べば、華やかさと大人っぽさが両立！
「パーティ入場時に花冠でイメージチェンジ。大ぶりのピアスもポイントだったので、一緒に着けてもゴチャっとしないカスミソウをセレクト。会場をグリーンと白で装飾したので、カスミソウの花冠がよくなじんで統一感も出せました。カジュアルでオシャレ感もある花冠が私らしいとゲストから褒めてもらえて感激！」（meyouweddingさん）
From スタイリスト
カスミソウはいつの時代も根強い人気、タイムレスな花材。ブーケも冠とテンションを合わせて、グリーンとホワイトで作るとさらにクリーンなイメージに。大きめの花冠は、深めにかぶると頭でっかちに見えず、好バランス。新郎のブートニアも色みを合わせて、さりげなくリンクコーデにしてもGOOD。
「＃アーティフィシャルフラワー」で作る上品華やかDIY花冠
市販で気に入ったものがなければ、アーティフィシャルフラワー（造花）で花冠をDIYしても◎。前撮りでも使えて式後にも大切に保管できるのが嬉しい。
「当日は上品なイメージのドレスに青・紫系の花冠を。なるべく小花を使って子どもっぽくならないように意識しました。前撮りでも、小花柄のドレスに合わせて白のワントーンの花冠をハンドメイド。ドレスのガーリーな雰囲気に合わせつつ、差し色のゴールドとパールで甘すぎないデザインがお気に入り」（hanaさん）
From スタイリスト
アーティフィシャルフラワーは、扱いやすく、季節を問わず好きな花材を使えるのがポイント。発色の良いアーティフィシャルフラワーに、くすんだ色味のプリザーブドフラワーをミックスすると、落ち着きのある洗練された雰囲気になります。
「＃シャーベットカラー」で可憐に華やぐプリザーブドフラワー花冠
保存環境が良ければ、半永久的にそのままの状態を楽しめるプリザーブドフラワー。まるで生花のようにみずみずしく、繊細な仕上がりをキープできるのが嬉しい。
「将来子どもが生まれたら同じ花冠を着けた写真を撮りたくて、プリザーブドフラワーに。黄色のドレスに合わせたので、ふんわりした黄色をメインに、白と緑をミックスさせました。野花のように小さな花びらを集めて、ナチュラルな雰囲気で仕上げてもらったのがポイント！ 挙式3カ月前にオーダーして、１カ月前に受け取りました」（yumiさん）
From スタイリスト
花材とドレスの色を統一するのがおしゃれに見える一番のポイント。ピンクやイエローなど暖色系の色みでまとめるとかわいらしいドレスにもマッチ。花冠の結び目を、肌なじみのいいピンクリボンであしらえば全体のクオリティもアップ。
From 編集部
あなた好みの花冠は見つかった？
かわいいだけじゃなく、シックで大人っぽい雰囲気などいろいろなバリエーションがある花冠は、どんどんおしゃれに進化中！ 先輩花嫁のように「私にぴったり」と思える、素敵な花冠を探してみてね。
川島ゆき スタイリスト
ゼクシィでおなじみの人気スタイリスト。ウエディング関係のスタイリングをはじめ、ファッション誌やキッズ誌、広告など、幅広い分野で活躍中。
取材・文／細井彩絵 イラスト／南 夏希 構成／可児愛美（編集部）
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです
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